グラスが欲しいと思ったら、まずは「スコープ」をのぞいてみよう
丸みのある草花モチーフが可愛い。イッタラの名作「フローラ」
普段使いにぴったりな23cl
マウスブローで作られる薄手のガラスは、軽やかながら薄すぎて不安な感じもしない“程よい”厚み。表面の植物柄もデコボコしていて手触りがよく、手に取るたびにほっこりとした気持ちになります。普段使いになら、少し小ぶりの23clを。ビールやお水、ジュースなどを飲むのにちょうどいいサイズです。
一工夫したい飲み物には少し大きめの36clを
飲み物に氷や果物を入れる場合やカクテルを作る時などには、少し大きめの36clがオススメ。このグラスで飲むお酒は楽しい気分でいただけそうですね。
スコープ別注カラー「セリビアオレンジ」も素敵
こちらは2015年に発売されたスコープ別注の新色「セビリアオレンジ」の23clタンブラー。ふわりとした淡い色味が、やさしい温かみを感させてくれます。
円筒状だからグラスというだけでなく、
背の高いボウルと思う事も出来ない事もない。
すると、ベトナムのチェーのように
デザートとドリンクの間のような物に使って
みたくなる。36clサイズは用途も広いので、
持ってはいるけど使っていないのなら、
使い方のイメージを少し広げてみよう。
スティック野菜、グリッシーニ、ポッキー。
ペーパーナプキンや手巻き寿司の海苔を
巻いて立てる!ってのも良かったですよ。
ゴクゴク飲める大きめサイズ♪ デザインハウスストックホルムの「Timo」グラス
飲み口から少し下の部分が緩やかに膨らんでいて、シンプルながら洗練された印象を受けるTimoグラス。この緩やかなカーブのおかげで、持ちやすさも抜群。ちょっと大きめサイズなので、8分目程度に飲み物をいれた状態で250mlくらいの容量。ごくごく飲みたい時にはピッタリのグラスです。
温かい飲み物もOKな耐熱仕様
Timoグラスは耐熱ガラス製なので、温かい飲み物もOK! 製造時に通常より50%も長い冷却過程を経ているため、非常に耐久性が高く頑強で、急激な温度変化にも耐えることが出来ます。
読書や仕事のお供にもピッタリなんです
たっぷり入る大きめグラスだから、「何度もおかわりを取りに行く」なんて手間も減りますよね。あまり席を立たずに集中したい時にはちょうどいいサイズです。
仕事してる時とか、
本を読んでる時とか
極力立ち上がりたくない時、
注ぎ足すのが面倒な時に超便利。
ようは普段使いには
もってこいって事ですね。
お客さんが来た時なんかは
カップ&ソーサーで
コーヒーを出すんだけど
普段はマグで飲んじゃうじゃないですか。
そんなマグの立ち位置の
グラス版とでもいいましょうか。
小振りな方がオシャレなんだけど
普段はTimoグラスにたっぷりドーンです。
気取ってないのに特別感がある♪ イッタラの脚付グラス「レンピ」
普段使いのシンプルなグラスに短いステムが付いて、少しだけ特別な雰囲気がプラスされた扱いやすいグラス。イッタラの「レンピ」は、そんな“気取っていない、だけどちょっぴりスペシャル”な感じのするグラスです。
どんなシーンにもマッチする使い勝手の良さ
上品な雰囲気はありながらも、ビールやジュース、水など何とでも合ってしまうのが「レンピ」の不思議なところ。また屋外での食事にもとってもマッチするんです。レンピを片手にピクニックすれば、さらに気分も盛り上がりそう♪
パフェ用のグラスとしても大活躍
ドリンク用のグラスとしても使い勝手のいい「レンピ」ですが、実は「パフェグラス」としても人気なんです。上部のガラスが全体的に薄くなっていることで、中に入れた食材がどの位置にあっても綺麗に見え、パフェ専用のグラスかと思うくらい素敵に盛り付けられます。
スタッキングできるので収納にも便利です
ステムのあるグラスですが、スタッキングができるのも高ポイント。重ねて収納できるので、スペースの節約になります。重ねて姿も素敵なので、オープンな棚に置いてあってもオシャレですよね。
来客用のグラスにすれば
気どってはいないのに
普段使いのグラスで出てきた感はなく
出された方も気分がいいでしょう。
その際は是非、ストローを用意して
おきたい所です。
普段使い、自宅でのちょっとした
特別な日のテーブル
そして気合の入り過ぎない
リラックスしたおもてなしまで
幅広いレンジで活躍してくれる
便利なグラスです。
ぽってりとした厚みに暖かみを感じる。スクルーフの「ベルマン」
鉛を使わないカリクリスタルを材料に、一つ一つハンドメイドで作られているスクルーフのベルマンシリーズ。クリスタルなのにキンと固く冷たい口当たりではなく、少し軽く、ボテッとしていて、どこか優しく暖かみが感じられるグラスです。
小さめサイズがちょうどいい「ウィスキー」
かなり小ぶりなサイズのグラス「ウィスキー」。名前の通りウイスキーを飲むのにも勿論良いのですが、水飲みグラス、タンブラーとしても重宝します。控え目で上品な大きさので、“ちょっと使い”にちょうど良いサイズです。
万能選手の「タンブラー」
氷を入れてカクテルを作ったりするような飲み物にも十分活用できる容量があり、かといって大き過ぎる事もない絶妙なバランス。一つで何もかもカバーし、便利に使うのならこの「タンブラー」がオススメです。丈夫で割れにくいのも嬉しい。
僕の仕事は、このお店を運営する事だから
これまで数多くのグラスを使ってきたわけ
だけれど、2015年2月現在、
グラスの中から、どれか一つ選ぶとなれば、
きっと、このベルマンを選ぶ。
かなり前の話、師範と仰ぐ人が
「このグラスと出会い、
もうグラスは作らなくていいと思った。」
なんて事を言うもんだから、その影響が
色濃くでてしまっているのかもしれない。
なんでだろうか、不思議なぐらいに
僕はこのグラスを、いつも選んでしまう。
手にしっくりくる使い心地の良さ、その
独特な手触りが気に入っているんだろう。
オブジェのように美しい、アーキテクメイドの「スプリング」
シドニーの「オペラハウス」で有名な建築家、ヨン・ウッツォンがデザインした個性的なフォルムのグラス「スプリング」。まるでオブジェのようにユニークな造詣は、マウスブロウによって一つひとつハンドメイドで生み出されています。
デザインだけでなく、扱いやすさも魅力の一つ
この独特の形と薄さはワインとも相性◎ 特徴的なフォルムながら意外と扱いやすく、ステム付きのワイングラスなどよりも後片付けが楽なため、普段使いのワイングラスとして愛用している方も多いのだとか。
空間を魅せるためのグラス
“グラスの中の空間”を大切に考えるウッツォン。そんな彼がデザインしたというだけあって、このスプリングもグラスの中に広がる“空間”を楽しめるグラスです。
1949年 研究旅行でニューヨークを訪れたヨン・ウッツォンは
フランク・ロイド・ライトに会いました。
グループディスカッションの最中にライトが空のグラスを持ち上げ
『 このグラスで最も大切なことは何か? 』
と尋ねた時、ウッツォンはこう答えました。
『グラスで最も重要なこととは、その中の空間です。』
このストーリーと名前を聞いているからだと思いますが
このグラスで透明の水を飲むと
山の泉から湧水を汲み上げたような
透明感溢れる空間がグラスの中に広がり
とっても清々しい気分で水を飲むことができます。
大袈裟な表現でなくて。
中の空間を最も大切にしたグラス。まさに!
思わず触れたくなる薄さ。グラフの 「オウン グラス オールドファッション」
電球吹きの職人さんによる「宙吹き」という技術によって生み出される、厚さ約0.9ミリの薄く軽いグラス。飲み物の味をよりストレートに感じられる口当たりなので、普段飲み慣れた飲み物でもいつもとは違った味わいに感じることができます。
写真のように、東屋さんの小皿や茶托と
合わせて使ってみたのがすごくよかったです。
名前はオールドファッションですが、
日本茶の方がしっくりくる気がします。
お気に入りのグラスで毎日をもっと楽しく心地よく
グラスなんてどれも同じ。そう言ってしまっては、ちょっと味気ないですよね。みんなでワイワイやる時や、一人でゆったり寛ぎたい時、それぞれのシーンに似合って、あなたにしっくりくるグラスが必ずあるはずです。毎日のワンシーンがちょっと心地よく、ちょっと楽しくなる。そんなお気に入りのグラスをぜひ見つけてくださいね。
フィンランドを代表する巨匠オイバ・トイッカ氏のデザインによるイッタラの名作「フローラ」。一時は惜しまれつつも廃盤となっていましたが、スコープの熱意により復刻が実現しました。機械による大量生産ではなく、「マウスブロー」で作られるフローラは、一つひとつ個体差があり表情が異なるのも魅力の一つ。ハンドメイド製法ならではの温かみが感じられます。