和食器って、なんだか使いづらい…
和食器といえば、どこか古めかしくて、使いづらいというイメージをお持ちの方も多いと思います。
日本の古き良き伝統工芸に、モダンな要素を取り入れた東屋のアイテムは、和食器初心者さんや、これから揃えていきたい人におすすめしたいものばかり。
ぜひ、あなたのお気に入りを見つけてくださいね。
東屋のこと
しかし東屋は、商品を製造するわけではありません。
職人とデザイナーの間に立ち、工芸の魅力を伝える役割を担っているのです。
人々の暮らしから忘れられつつあった和食器に光を当て、私たちが取り入れやすい形に蘇らせています。
日本の財産ともいえる熟練した職人の技術を生かし、一貫したこだわりを持って作られる製品の数々は日本的な美意識を再認識させてくれるものばかり。東屋(あづまや)はそんな古きよき日本の「道具」を現代に蘇らせると同時に、今の生活にマッチした使いやすいデザインに改め、新しい日本の一面を教えてくれます。
伝統×モダンが魅力。東屋の和食器たち
花茶碗 土灰
腰が丸く、しっくりと手になじむ茶碗は、見た目以上に容量があって使いやすさ抜群。
無地なので、まずはシンプルなものをひとつ、という方におすすめです。
無地とは言っても単に白く、つるんとしていないところがポイント。
「土灰」は窯で焼く工程で、ほくろのような小さな黒点や白いプツプツが表面に現れ、それがこの器の大切な表情となっています。
2種あるサイズのうち、小(約φ108×H60mm)は子供から大人まで使える万能サイズ。
小振りだから多くの人にとって持ち易く、容量は大人でも十分な量が入ります。
大サイズ(約φ117×H70mm)は一般的なご飯茶碗よりも気持ち大きく、お茶漬けにも使える大きさです。
主張しすぎることなく、陶器のような個性を持ち合わせた無地のお茶碗は、お手持ちの和食器と組み合わせても違和感なく馴染んでくれるはず。
花茶碗(Bob Foundation別注)
遊び心あるユニークなプロダクトを生み出すクリエイティブグループ「Bob Foundation」が、パターンを手がけた印判茶碗。
印判とは、江戸時代から続く伝統的な染付けの手法です。
素焼きの素地に、柄のついた和紙を手作業で転写していくことで、柄が生まれます。
大変手間のかかる作業で、機械化が進む現代には、なかなかお目にかかることの少ない手法なんです。
印判は外側だけではなく、内側にも。
このようにご飯を食べすすめていくと…茶碗の底に隠れた模様が少しずつ見えてきます!
こちらも、「花茶碗 土灰」と同じ、大小2サイズ展開です。
小サイズは女性に、大サイズは男性や、ちょっとした丼ものにどうぞ。
花茶碗
東屋のご飯茶碗は底がぽってりと丸いフォルムで、円すい型の茶碗よりもたっぷりとご飯をよそうことができます。
この形状、今ではあまり見ない形なのですが、とても使いやすいんですよ。
柄物でも、落ち着いていて大人な印象。他の和食器と相性が良いのもうれしいですね。
柄のデザインを手掛けたのは、アーティストの立花文穂さん。
活版印刷の版で使われる、活字・罫線・終止符を使い表現されたモダンでユニークなデザインです。
シンプルな白磁に藍色の柄がとても映えます。
印判小皿
取り皿として、お醤油やソースを入れるお皿として、お漬物を盛るお皿として。
どこの家庭にもある小皿は、日々フル活用されていますよね。
でも、お気に入りの小皿ってなかなか見つからないもの。
東屋の小皿は、日本の紋様をモチーフにしたシンプルでちょっぴり個性的な染付けが魅力。
もちろん、使い勝手の良いサイズで、綺麗に重ねる事もできる正統派。
伝統的な文様ながら、どこか洋のエッセンスを感じませんか?
また、柄のズレ、抜け、滲みなど、一枚一枚に個体差があるのも手作業で染め付けられた印判ならでは。
お客さまが来て多人数でご飯を食べる時も、小皿がたくさんあると安心ですね。
印判豆皿
東屋で人気の定番豆皿。
それぞれの形に、昔ながらの小紋柄が転写されています。
たとえば、ひょうたん型には松皮の柄、扇型には竹稿の柄…と、組み合わせも様々で、どれを使うか迷ってしまいそう。
こちらは先の花茶碗でご紹介したBob Foundationが手がけた豆皿。
リボンやサーカス、Congratulations!のメッセージなど、よりバラエティに富んだラインナップ。
使い方いろいろ。
まずは最もスタンダードに、お漬物をのせて。
簡単な朝ご飯も、なんだかちょっと特別に。
とりどりの薬味を、たっぷりと。
みんながそれぞれ、お好みでトッピングして。
コーヒーブレイクのお供に、ちょっとしたスナック菓子やナッツを。
豆皿、意外と使いまわせます。
たくさんの豆皿にちょこっとおかずをのせて、木のお盆に。
まるで懐石料理のような、素敵な使い方です。
おもてなしにもぴったり!
印判箸置
箸置は、日頃使う習慣がない方も多いのではないでしょうか。
でも、この小さな箸置が、いつもの食卓をより豊かにしてくれますよ。
終止符を並べた「豆絞り」
波罫線を重ねた「青海波」
日本の伝統的な文様をあしらった素敵な10本は、黒丸を5個並べた「ありがとう」や、真ん中に太い線をひいた「1本」など
新しく考案されたものも気持ちよく混ぜられ、現代にマッチする箸置になっています。
箸置があるだけで、背筋が伸びそうな「きちんとした」食卓に。
とても華奢で小さいのに、存在感を発揮します。
どの柄もレトロで可愛く、思わず集めたくなってしまう、そんな箸置です。
見て美しく、機能性も重視された和食器の数々は、日常の食卓にすっとなじむことでしょう。
和食器をきちんと揃えたい方や、何かひとつ欲しいという方に、ぜひおすすめです。
ぜひ覗いてみてくださいね。
どのようなアイテムがあるのでしょうか。
早速、見てみましょう。