「ワンマイルウェア」でおうちタイムから近所のお出かけまで
おうち時間ではリラックスできて着心地が良く、家事がしやすいように動きやすいものを着たいですよね。でも、「ちょっとそこまで」のお出かけや急な来客時のことを考えると恥ずかしくない恰好でいたい。そんな方には、楽ちんだけどお洒落な「ワンマイルウェア」がおすすめ。
「ワンマイルウェア」とは、家から1マイル(約1.6km)のお出かけに適した洋服のこと。夏から秋にかけては、ラフな夏のスタイルに羽織りものなどをレイヤードするだけで、普段の恰好のままきちんと感を出すことができます。「ちょっとそこまで」の服装を考えたり着替えるのが面倒な方は、「ワンマイルウェア」をぜひ取り入れてみてくださいね。
「ワンマイルウェア」をコーデするには?アイテム選びのポイント
締めつけがなく、楽ちんな着心地
プルオーバータイプのトップス
1枚で決まるワンピース
パンツはお好みで〈ゆったり感と動きやすさ、どっちを重視?〉
肌触りが良く、扱いやすい素材
使うほど柔らかくなり、丈夫で保温性もある「リネン」
普段の疲れを癒したいおうち時間。肌にストレスがかからず、自宅で洗濯しやすい丈夫な素材を選びたいですよね。
吸水性と速乾性、薄手なのに長持ちで汚れにくく抗菌性のあるリネンは夏服に多い印象がありますが、実は秋冬にも適した素材なんです。中が空洞になっているリネンの繊維は、空気を含んでいます。そのため、冬は体温で暖まった空気を保ってくれ、身体を温めてくれるのです。
吸水性と速乾性、薄手なのに長持ちで汚れにくく抗菌性のあるリネンは夏服に多い印象がありますが、実は秋冬にも適した素材なんです。中が空洞になっているリネンの繊維は、空気を含んでいます。そのため、冬は体温で暖まった空気を保ってくれ、身体を温めてくれるのです。
ふんわりして耐熱性もある「綿」
肌にやさしい素材と言えば、やはり綿100%。綿は繊維の先端が丸くなっているため触り心地が抜群に良く、下着にも使用されていることからも肌への安心感があります。特にインド最高峰と呼ばれている「スビン綿」は、繊度が細くしなやかで、豊潤な油脂分によるなめらかな肌触りが合成繊維とは比べ物にならないほどのものだとか。
楽ちんだけどディテールに凝った「重ね着デザイン」
重ね着コーディネートを考えるのは面倒だし、おうちで着るにはちょっと窮屈。そんな時は重ね着風デザインが強い味方に。実際は一着なので身軽でありながら、見た目のお洒落さに気分も上がります。
【and myera】レイヤード風Tシャツ
【Sunny clouds】ベスシャツワンピース
【Sunny clouds】ストライプフーディーワンピース
ラフな恰好を引き締めてくれる小物
【mikke】アソート付け襟 クロシェレースセーラー
【marimekko】MINI UNIKKO サコッシュショルダーバッグ
夏から秋にピッタリの「ワンマイルウェア」コーデ例
夏のスタイルに「羽織りもの・被りもの」をプラス
暑いのか寒いのかはっきりしない季節の変わり目には、羽織り物が欠かせません。
おうちスタイルに「ベスト」をプラス
ベストではなくフーディーの詳細です。
これから買うなら「オータムカラー」を取り入れたい
おうちで着るからといって、年中モノトーンだとちょっと物足りなさが。季節に合わせたカラーを差し色にすれば、お出かけの予定がない時でも気分が上がります。
サンダルにお洒落「靴下」
まだ暑さの残る晩夏には風通しの良いサンダルを履きたいけれど、秋口に備えて「靴下×サンダル」コーデも考えておきたいところ。サンダルと靴下のテイスト合わせに注意して、ワンマイルウェアを足元から垢抜けさせてみましょう。
【French Bull】ヴィンダルソックス
【decka quality socks】Baby alpaca & Merino wool socks
「ちょっとそこまで」も気負わずラフなお洒落を
ワンマイルウェアを普段から着ていれば急なお出かけや来客時にも慌てることなく、安心しておうち時間を楽しむことができます。単なる部屋着より自分自身の気分が上がる点も嬉しいですよね。楽だけど手抜きに見えないコーデを意識して、ストレスフリーのお洒落を楽しみましょう。
画像のご協力ありがとうございました。
前後にボタンなどの開きがなく、頭からすっぽりかぶって着るプルオーバー。ジップアップタイプのように、中に合わせるものを着にしなくて済むので、コーディネートを考える手間が省けます。
同色同素材のボトムスを合わせれば、セットアップのようでこなれ感が出ます。ボーダーなどの柄物インナーをチラ見せすることで部屋着っぽさも解消。