出典:www.instagram.com(@aranciatobuyer) 最近のトレンドを取り入れづらく感じたり、手持ちの洋服がなんだかしっくりこなかったり…。歳を重ねるとどんな洋服が自分に似合うのか、分からなくなってしまう「おしゃれ迷子」さんが多くなると聞きます。年齢とともにスタイルが変わってきたことも、要因のひとつかもしれません。
今回は、気になる部分はさり気なくカバーしながら、自分に合ったおしゃれを楽しむためのアイテムの選び方や、ちょっとしたテクニックをご紹介します。
出典:www.instagram.com(@crouka_rakutenichibaten) 自分の好きなものを熟知するのはとても大切なこと。「ボーダーが好き」「白シャツが好き」など、自分なりの定番があるとそれが個性にもなります。「今はこれが流行っているから」と無理にイメージチェンジをしようとすると、違和感を感じたり着ていて落ち着かなかったり――。せっかく新調してもほとんど着ることなく、シーズンアウトしてしまうなんてことにもなりかねません。
出典: 大切なのは、そのアイテムを纏ったときに「着心地がいい」と感じるものを選ぶこと。ウエストがゴムのボトムスは、締めつけがなく履き心地抜群。長時間履いていてもストレスを感じないところが魅力です。
また、いっけんカジュアルに感じるスニーカーも、テーパードパンツやマキシ丈スカート、セットアップなどにも馴染みやすく、「外しアイテム」としても活躍してくれます。
出典:www.instagram.com(@6directions.efu2) 動きやすいスウェットやTシャツなら、リラックスして一日を過ごすことができますね。40代からの洋服選びで最も大切なのは「着心地の良さ」。ずっと着ていたくなるような、そんなアイテム選びをしてみましょう。
ワンピースなど面積の広いメインになるアイテムは、ブラックやベージュなどベーシックカラーを選ぶのがベター。着回しやすいので、着こなしの幅が広がります。雰囲気を替えたいときは、バッグやアクセサリーなどの小物でカラーを取り入れると、ほどよくアクセントが効いた大人のおしゃれが楽しめますよ。
出典: 飽きのこないシンプルなデザインはどんなアイテムとも合わせやすく、コーデを考える時間も少なくてすみます。洗濯機で気兼ねなく洗っても、ダメージが少ないものや縮む心配のないものなども、長く着るためには必要な条件ですね。
出典:www.instagram.com(@aranciatobuyer) 二の腕やお腹、ヒップラインなど40代は気になるパーツが出てくる頃。全部隠そうとすると重たい印象になってしまったり、全体のバランスが崩れたり…。ポイントは見せる・隠すの“さじ加減”。ここからは、40代から意識したい、見せる・隠すの実用的なテクニックをパーツ別にご紹介します。
SETTO|ワイドシルエット ドロップショルダー クルーネック Tシャツ 30T-SHIRT ベーシック 5分袖 ST-005 セット
(税込)sold out
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アイテム詳細を見る出典: 袖付けが肩より低いドロップショルダー。逆に肩が大きく見えてしまうのでは?と思う方もいるかもしれませんが、本来の肩の位置よりも視線を外すことができるので、華奢見せが叶う嬉しいアイテムです。
普通の袖よりもゆったりとしているので、気になる腕の付け根部分に程よく余裕が生まれ、二の腕をさり気なくカバーすることができます。
ワイドスリーブTシャツは『袖を折り返して』肘下をすっきりと
出典: 今季はビッグシルエットのトップスが多く出ていますが、40代さんはワイドスリーブのTシャツをそのまま着ると野暮ったく見えてしまうことも…。袖を2~3回折り返してロールアップさせると、二の腕をカバーしつつ肘下はすっきりと見せることができます。鏡を見ながら腕がきれいに見える長さを見つけてみてくださいね。
出典: ノースリーブのワンピースやフレンチスリーブのシャツなど、二の腕が出るデザインは敬遠しがちな方も多いかもしれません。そんなときは、さらりとカーディガンを肩がけしてみましょう。袖を通さずに羽織るだけでもOKです。涼しげに肌見せしつつ、気になる部分をさりげなくカバーすると、ぐっとおしゃれな印象になりおすすめです。
出典: サテンやシルクなど、くたっとした落ち感のある柔らかな素材をチョイスすると、お尻まわりや太ももをカバーをしながらエレガントな印象を作り出すことができます。さらに足首をキュッと強調すると細見えに!スキニーパンツやストレートパンツよりも楽な穿き心地でスタイルアップが狙えますよ。
着丈に“前後差”のあるデザインでヒップまわりをカバー
出典: 前より後ろの丈が長い、着丈に前後差のあるデザインなら気になるヒップまわりをさり気なくカバーしてくれます。サイドにスリットが入っているデザインなら、さらにすっきりとした印象に着こなせます。
出典: ウエストにトップスをインするコーデは、全体のバランスが整いやすくスタイルアップも狙えるので、ぜひトライしたいファッションテクニック。でもお腹まわりが…という方も多いかもしれません。トップスインは、ほどよい「ブラウジング」が着こなしに差をつけます。
出典: フロント部分を少しつまんで4~5センチほど引き出してふんわりとさせます。背中側も同様に行いますが、横から見たときに前上がりになるようなラインにすると全体のバランスが整います。引き出し過ぎるとだらしなく見えてしまうので、こちらも鏡を見ながら調整してくださいね。
太ももまわりが気になったら『センタープレスパンツ』を
出典: 太ももが気になると、ついワイドパンツやロングスカートに頼ってしまいがちですが、逆に太く見えてしまうことも。カチッと折り目のついたセンタープレスパンツなら、下半身のすっきり見せが叶います。パンツがマニッシュな印象なので、足元は女性らしいシューズで外すとグッドバランスなコーディネートに。
デコルテををキレイに見せてくれる『Vネック』がおすすめ
出典: 程よくデコルテを見せると、女性らしさを演出することができます。顔色が明るく見える、首が長く見えて小顔に見えるなどうれしい効果も。ネックラインが大きく開いたものより、少し詰まった小さめのVネックやクルーネックの方がしっくり決まります。
出典: 首元は年齢が出やすいパーツ。首のシワなどが気になるときは、お気に入りのスカーフをぐるりと巻いてカバーすると◎
シンプルなTシャツやワンピースにスカーフをキュっと巻くだけで、まるでパリジェンヌのような素敵な装いが完成。首元の日よけ対策にもなりますよ。
出典:www.instagram.com(@hacbywondermountain) シャツなどの襟のあるアイテムは、抜き襟で着るのがおすすめです。前のボタンを外して後ろ身頃を少し下に引っ張るようにして襟を抜くと、フェミニンでリラックス感のある着こなしになります。ただし、やりすぎるとだらしなく見えてしまうこともあるので、鏡でバランスを見ながら調整しましょう。
出典: 「首」「手首」「足首」の3首を見せて抜け感を出すテクニックは、40代でもぜひ取り入れたいテクニックです。アンクル丈のパンツは、くるぶしくらいの長さがベスト。短すぎるとカジュアル過ぎたり、子供っぽくなってしまったりしてしまいます。ロールアップなどで長さを調整するのも◎足の甲が見えるサンダルやバレエシューズと合わせると垢抜けた印象に。
ざっくりと袖をロールアップ。手首を見せて女性らしい雰囲気に
ジャケットやシャツの袖を無造作にくしゃっとロールアップすると、こなれ感が出るだけでなく腕の細い部分が見えて女性らしさがUPします。ぬけ感のある大人っぽい雰囲気を演出することができるので、ぜひ試してほしいテクニック。
出典: 袖が落ちてきてしまうという方は、細めのアームバンドを使ってキープしするとじゃまになりません。アームバンドの部分は、ふんわりと袖をかぶせるようにブラウジングすると◎
出典: ベーシックなアイテムをシンプルに着ようとすると地味な印象になってしまう…。そんなときは、アクセサリーをプラスしてみませんか?リングやブレスレットを重ね使いするだけで、華やかさとおしゃれ感がプラスされ、着こなしが見違えます。
出典: シルバーとゴールドを重ね使いしても素敵です。華奢なデザインのモノでまとめたりミックスさせたり、自分だけのストーリーを作り出してみましょう。
出典:www.instagram.com(@aranciatobuyer) 40代になると肩から背中にかけての丸みも気になってくるところ。絞りのあるデザインのものや、タックやギャザーの入ったものなど、アイテム選びの際は背中側のデザインも意識してみましょう。
出典: ジャストサイズのTシャツやカットソーを、一枚で着るには抵抗がある方もいるかもしれません。そんなときはベストをレイヤードするのがおすすめ。気になる部分をカバーしつつ、奥行きのあるコーデになります。
歳を重ねてもおしゃれを楽しんでいる女性はやっぱり素敵。もしもおしゃれ迷子になっていたら、今回紹介した「見せる・隠す」テクニックを上手に自分のものにして、これからもっともっとおしゃれを楽しんでみてくださいね。
自分の好きなものを熟知するのはとても大切なこと。「ボーダーが好き」「白シャツが好き」など、自分なりの定番があるとそれが個性にもなります。「今はこれが流行っているから」と無理にイメージチェンジをしようとすると、違和感を感じたり着ていて落ち着かなかったり――。せっかく新調してもほとんど着ることなく、シーズンアウトしてしまうなんてことにもなりかねません。