女性本来の美しさを引き立てる「アースカラー」

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2020年の春夏のトレンドは70年代の影響を受けているものが多い模様。今年のトレンドと言われている「アースカラー」も実は1970年代のヒッピームーブメントから生まれたもの。地球上の大地や植物などの自然物をイメージした茶色から緑色系の色を指します。
また、昨今の環境意識などへの高まりからも、アースカラーやボタニカルなどをファッションに取り入れる動きもあるよう。
日本人の肌になじみやすいカラーであるアースカラー。トレンドをただ取り入れるだけでなく、その裏にある歴史などをちょっと知っておくだけでファッションもちょっと楽しくなりそうですよね。今回は、改めてアースカラーの意味を振り返りながら、その取り入れ方をご紹介していきます。
また、昨今の環境意識などへの高まりからも、アースカラーやボタニカルなどをファッションに取り入れる動きもあるよう。
日本人の肌になじみやすいカラーであるアースカラー。トレンドをただ取り入れるだけでなく、その裏にある歴史などをちょっと知っておくだけでファッションもちょっと楽しくなりそうですよね。今回は、改めてアースカラーの意味を振り返りながら、その取り入れ方をご紹介していきます。
柔らかさを引き立てる「ベージュ」

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ふっと風が吹くと飛んでしまうような儚さを感じる砂漠の砂の色。女性特有の柔らかさを引き立ててくれるカラーが「ベージュ」です。今年っぽく取り入れるポイントは、コーディネートのトーンを揃えること。ワンカラーでまとめると、さらに上級者の風格が。
ワンピースにパンツを覗かせて中性的に
トレンドのサロペットはワントーンでまとめる
チノパンはどこまでも王道シンプルに
セットアップは締め色で差して
いつものスタイルに一癖加える「カーキ」

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森の中を彷彿させるカーキ。シンプルなコーディネートの差し色となったり、女性っぽさをプラスしてくれる万能なカラーです。取り入れるポイントは、アースカラーのものと合わせてみること。しっくりと綺麗にまとまってくれます。
タイダイは今年のゼッタイ
淡いグリーンで女性らしく
アースカラーでヘルシーにまとめて
女性らしさの中にカジュアルを覗かせて
カジュアルさと女性らしさを兼ね備える「ブラウン」

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どこまでも柔らかく広がる土のカラー「ブラウン」。程よい抜け感と女性らしさを両立させてくれるカラーです。ブラウンの取り入れ方のコツは、綺麗にまとまりすぎないよう、色使いや小物で外すこと。カジュアル要素や差し色をさらっと取り入れてあげましょう。
トレンドのシアーシャツをフレッシュに着こなして
淡いトーンで綺麗にまとめて
スカートスタイルをカジュアルヘルシーに
大本命のカラーデニムを女性っぽく着こなす
しっとり爽やかに纏う「ブルー」

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海を思わせるどこまでも涼しげで爽やかな「ブルー」。モノトーンなファッションに1点加えてあげるだけで一気に夏っぽさを演出してくれるカラーは、このシーズンの差し色にオススメです。ブルーの取り入れ方のポイントは、軽やかなカラーリングでまとめること。ホワイトと合わせるとさらに軽やかに見せてくれるので、明るいトーンでまとめてみましょう。
トレンドのタイダイを儚げに
柔らか素材で爽やかさと女性らしさを
デニム感覚でブルーのカラーパンツを取り入れて
2WAYのガウンで涼しげに
ピリッとモダンに差す「テラコッタ」

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レンガや土壁の色、「テラコッタ」。コーディネートに一気にモダンな雰囲気をプラスしてくれるカラーです。一見ちょっぴり難しそうなカラーの取り入れ方のポイントは、テラコッタを主役にコーディネートを考えてみること。他を抑えめのカラーでまとめて、アクセントにしてあげると今っぽく、素敵にまとまります。
フレッシュなテラコッタをコーディネートの主役に
タイダイ×タイダイで周りに差をつけて
デニムで楽チンヘルシーに
同系色でエッジィにまとめて
バックグランドを意識しながらアースカラーを楽しんでみて

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ただの"トレンドカラー"としてではなく、そのトレンドの背景や、カラーの意味を理解しながらファッションに取り入れると、いつもと違った楽しみが味わえるかも。また、「アースカラー」は流行を問わず取り入れやすい、ベーシックなカラーが多いのも特徴。「今年のトレンドだから」というのではなく、サステナブルやエコな観点で、長く、様々なコーディネートで使いまわせる工夫を試してみてはいかがでしょうか。
ほっこりとガーリーな印象になりがちなボリュームワンピースは、同系色のパンツを覗かせ、小物や足元をボーイッシュにすることで中和され、程よくカジュアルな雰囲気に。ワンピースのボリューム感を際立たせたいなら、ヘアスタイルはキュッとタイト目にまとめると◎。