さがしてみませんか。私に似合う白ってどんな白?
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白はどんなコーディネイトにも差し込めるベーシックカラーのひとつ。でも白をメインにコーディネイトするのって、なんだかハードルが高い気がしますよね。パリっと真っ白な、清潔感のある白いシャツを着てみたら、なんだか顔色がくすんでみえてしまった……、そんな経験ありませんか?
もしかして白色は似合わないのではと思ったのであれば、ちょっと待ってください。白色の選び方を間違えただけかもしれません。白色と言っても色々な風合いの白色があるので、肌の色によっても似合う白色が異なるのです。
本記事では代表的な白色のパターンと、その白色が似合う肌の色、おすすめの素材などを紹介していきます。あなたにベストな白色を選んで、魅力を引き出す白色コーディネイトを楽しみましょう。
もしかして白色は似合わないのではと思ったのであれば、ちょっと待ってください。白色の選び方を間違えただけかもしれません。白色と言っても色々な風合いの白色があるので、肌の色によっても似合う白色が異なるのです。
本記事では代表的な白色のパターンと、その白色が似合う肌の色、おすすめの素材などを紹介していきます。あなたにベストな白色を選んで、魅力を引き出す白色コーディネイトを楽しみましょう。
白のバリエーション色々。あなたに合う白色は?
白色といってもどんなタイプの白色かによって、その雰囲気は大きく異なります。同じ白色でもタイプによって、コーディネイトの仕方や使う素材、似合う人なども違います。ここからは具体的に白色を5つのパターンに分けて、それぞれの白色に似合う肌質、使い方、コーディネイト例などをご紹介していきます。
PART1:「ピュアホワイト」で透明感をまとって
白といえばまず思い浮かべるのが、純白のピュアホワイトではないでしょうか。パキッとしたクリーンなホワイトは誰もが憧れる透明感のある白色です。
ピュアホワイトが似合う肌色は?
透明感のあるピュアホワイトが似合う肌色は、ピンク系の色白さん、もしくは濃いめの肌色を持つ人です。
ピュアホワイトのコーディネイトのコツ
ピュアホワイトは透明感のあるキリっとした色が素敵ですよね。トップスに持ってくるのであれば、まずは肌の色とフィットするかどうかを確認しましょう。コーデの一部に持ってくるのであれば、他のアイテムを自分の肌色に合う色にしておけば、肌の色を気にせずアクセントカラーとして使えます。
ピュアホワイトのコーディネイトは白のグラデーションでも、メリハリの効いたコントラストカラーでのコーディネイトでも、どちらでも使えます。
ピュアホワイトのコーディネイトは白のグラデーションでも、メリハリの効いたコントラストカラーでのコーディネイトでも、どちらでも使えます。
ピュアホワイトにおすすめのアイテムとは?
ピュアホワイトのおすすめは、やはりパリっと清潔感のあるコットンのシャツです。知的で聡明な雰囲気をかもしだしてくれます。シャツの他、コットンのTシャツやカットソーもおすすめです。
肌の色的にピュアホワイトが合わなくても大丈夫です。スニーカーなどのシューズでピュアホワイトを取り入れる方法もあります。存在感のあるピュアホワイトは肌の色だけでなく着る人を選ぶカラーですが、シューズなどの小物だと、誰でも簡単に取り入れやすいでしょう。
ピュアホワイトをメインにしたコーデ例
ウェディングドレスの色はピュアホワイトではなかった?
ピュアホワイトは純白。無垢でイノセントなカラーはウェディングドレスにぴったりな気がします。しかし黄色みのある肌色が多い日本人の多くの人が選んでいるのは実はピュアホワイトではないこと、知っていますか?日本人の肌によく合うオフホワイトがウェディングドレスで最も選ばれているカラーだそうです。ちょっと意外ですよね?
PART2:「オフホワイト」は馴染みやすい優秀な白
オフホワイトは真っ白に近いのですが、ワントーングレーもしくはイエロー寄りに落ち着かせた色合いです。そのためピュアホワイトよりもソフトで様々な色に馴染みやすい白色です。ピュアホワイトよりも少し優しい雰囲気があります。
オフホワイトが似合う肌色は?
ピュアホワイトよりも少しトーンダウンしたオフホワイトが似合うのは、血色のよいピンク系の色白な肌の人です。
オフホワイトのコーディネイトのコツ
ピュアホワイトよりほんのりトーンダウンしただけで、合わせる色合いの幅が広がります。強いカラーと合わせてもコントラストがきつくならないので、コーディネイトに取り入れやすい白色のひとつです。ただしやはり白色であることには変わりないので、トップスに持ってくるときは自分の肌色と合うかどうか確認しましょう。柔らかい素材のアイテムを選べば、オフホワイトの優しい色合いがより強調されます。
ボトムスに持ってくるときは少しボヤけてしまい膨張色になりかねないので、小物や靴でアクセントカラーを入れて引き締めるようにしましょう。
ボトムスに持ってくるときは少しボヤけてしまい膨張色になりかねないので、小物や靴でアクセントカラーを入れて引き締めるようにしましょう。
オフホワイトにおすすめのアイテムとは?
ニットや柔らかい素材を選ぶと、オフホワイトの優しい色合いが際立ちます。
出典:www.instagram.com(@ovede.shop)
洗いざらしのコットンやリネンのシャツなども、オフホワイトのカラーを活かしたアイテムとなるでしょう。
オフホワイトをメインにしたコーデ例
オフホワイトとエクリュ、生成りとの違いは?
エクリュはフランス語で、そのままの、生のというような意味合いの言葉です。生成りは日本語ですが、意味としては素材そのものということなので、エクリュと生成りの意味はほぼ同じです。日本ではエクリュは色を示しますが、生成りは本来は漂白などをしていない糸や布などの素材そのものということを示す言葉でした。しかし生成りも今では色を示す言葉としても使われています。
厳密にいうとエクリュと生成りは異なる色合いで、エクリュがベージュを薄くしたような色合いに対して生成りはアイボリーに近い色合いと言えます。しかし市販品ではオフホワイトもエクリュも生成りもアイボリーも似たように使われていることがよくあります。
厳密にいうとエクリュと生成りは異なる色合いで、エクリュがベージュを薄くしたような色合いに対して生成りはアイボリーに近い色合いと言えます。しかし市販品ではオフホワイトもエクリュも生成りもアイボリーも似たように使われていることがよくあります。
PART3:「アイボリー」は冬にぴったりの暖かい白
アイボリーとは「象牙」のこと。オフホワイトよりももっとイエローやグレーの色味が深くなります。白色さをキープしつつも、こっくりと温かい風合いになることが特徴です。
アイボリーが似合う肌色は?
黄色や灰色がかった落ち着いた白色のアイボリーが似合うのは、明るい肌色や薄めの肌質の人です。
アイボリーのコーディネイトのコツ
アイボリーは多くの日本人が持つ明るい肌色にとくにあわせやすいカラーです。白色が持つクリーンな印象を持ちながら、温かなこっくりとした色合いです。そのためどんな色にもコーディネイトしやすいカラーです。一番おすすめは同色系のグラデーションでコーディネイトする方法。白系の色はどうしてもボヤけがちなので、ダークカラーを入れてメリハリをつけることがポイントです。
アイボリーにおすすめのアイテムとは?
やらわかで上質な素材の良さが出るアイボリーカラー。センタープレスのシックなパンツのような大人の女性のアイテムによくあうカラーです。
どんな色にも馴染みやすいアイボリーカラーは、さっと羽織れる温かなカーディガンなどで持っておくと便利です。
アイボリーをメインにしたコーデ例
アイボリーと象牙色は違う色?
アイボリーの意味は日本語で象牙です。でも日本語で言う「象牙色」という色も別に存在します。そのため、アイボリーという色と象牙色という色は違う色として存在します。同じ意味を表す言葉なのに不思議ですよね?ちなみに「イボワール」という言葉はフランス語の象牙という意味ですが、このイボワールという色も先の2色と異なる色合いとなっています。国によって象牙の色の捉え方もそれぞれ異なるということなんでしょうね。
PART4:「オイスターホワイト」は人と被りたくないあなたへ
オイスターとは「牡蠣」のことです。オイスターホワイトは白色に牡蠣のようなグレーやベージュが加わった色合いとなります。グレーとベージュの中間色でもあるグレージュを白色に近づけたような、洗練された色合いです。
オイスターホワイトが似合う肌色は?
グレーとベージュをホワイトにかけあわせたようなオイスターホワイトが似合うのは、濃いめのオークル系の肌を持つ人です。
オイスターホワイトのコーディネイトのコツ
オイスターホワイトは1枚で存在感のある色合いです。コーディネイトにプラスするだけでスタイリング全体がぐっと垢抜けた雰囲気になります。同色のグラデーションコーディネイトがシックでおすすめです。ダークカラーを組み合わせるのであれば、比率を少なめに入れましょう。
オイスターホワイトにおすすめのアイテムとは?
深みのあるオイスターカラーでおすすめのアイテムは、柔らかなニットトップスです。オイスターカラーの洗練された色合いが、上質な風合いをプラスてくれます。
上質なウールやカシミヤ素材のコートとしてもオイスターカラーはピッタリです。ピュアホワイトやアイボリーほどコンサバにならず、スタイリッシュでクールなイメージとなります。
オイスターホワイトをメインにしたコーデ例
オイスターグレーと似ている色はある?
オイスターグレーは最近のトレンドカラーです。もしオイスターグレーと言って分かってもらえない場合は、似たような色で灰白色や乳白色、ペールグレーなどと表現してみましょう。それぞれが異なる色味ですが、イメージはなんとなく伝わるでしょう。
PART5:「ライトグレー」なら甘くなりすぎずクールな印象に
ライトグレーはその名の通り、限りなく白に近いグレーです。オイスターホワイトよりもよりグレーの色調が強くなるイメージです。ピュアホワイト程ではありませんが、少しクール、もしくはスポーティーな雰囲気のホワイトとなります。
ライトグレーが似合う肌色は?
ほんのりグレーが入ったライトグレーが似合うのはオフホワイトが似合う人と同じ、血色のよいピンク系の色白な肌の人です。
ライトグレーをコーディネイトするコツ
ライトグレーはこれまで紹介してきたホワイトカラーの中で最もクールでマニッシュなホワイトです。さらにスポーティーな雰囲気も加わるので、スタイリングの幅が広がります。ライトグレーはスーツやジャケットなどきちっとしたスタイルに多く活用できます。さらにアイテムを選べばスポーティーカジュアルなスタイリングにも応用可能。甘くなり過ぎないスタイリッシュなコーディネイトを目指しましょう。
ライトグレーにおすすめのアイテムとは?
ライトグレーは柔らかいニットアイテムをチョイスしても、そのシックな色合いからカジュアルになり過ぎません。キレイ目なボトムスを選べばオフィススタイルにも使えます。
ライトグレーのトレーナーはスポーティーカジュアルにマストなアイテムです。このようにアイテムを選ぶことにより、ライトグレーのイメージは180度変わります。
ライトグレーをメインにしたコーデ例
グレー、灰色、ねずみ色、どう違う?
一見するとどれも同じ色を指しているようですが、実はひとつだけ仲間はずれが。それはねずみ色です。グレー=灰色であり、同じ色です。しかしねずみ色=灰色ではありません。微妙な違いですが、灰色が少し黄色がかった色であるのに対して、ねずみ色は少し青味がかかった色合いとなります。しかし厳密に区別している人は少ないので、どちらも大まかにいえばグレーということで問題ありません!
あなたにぴったりの白はどの白色?
白色は純白の真っ白から、少しずつ黄色や灰色のトーンが加わることによって様々な種類があることが分かりました。今回はその中でも代表的な白色のパターンをご紹介するとともに、それぞれの白色に似合う肌の色合い、おススメのコーディネイトなどをご紹介しました。あなたに似合う白色は見つかりましたか?
白色は肌の色との相性があります。でも顔のすぐ下に来るトップス以外のアイテムであれば必ずしも肌色に合わせて白色を選ぶのではなく、ボトムスや小物、シューズなどは色々な白を自由に組み合わせてみましょう。コーディネイトの例にもあるように、色々な白をグラデーションであわせるコーディネイトはお馴染みのコーディネイトです。
選び方で雰囲気も、スタイリングも全く異なる実は奥が深い白色。ぜひ今後のコーディネイトの参考にしてみてくださいね。
白色は肌の色との相性があります。でも顔のすぐ下に来るトップス以外のアイテムであれば必ずしも肌色に合わせて白色を選ぶのではなく、ボトムスや小物、シューズなどは色々な白を自由に組み合わせてみましょう。コーディネイトの例にもあるように、色々な白をグラデーションであわせるコーディネイトはお馴染みのコーディネイトです。
選び方で雰囲気も、スタイリングも全く異なる実は奥が深い白色。ぜひ今後のコーディネイトの参考にしてみてくださいね。
ピュアホワイトとオフホワイトもしくはアイボリーの白のグラデーションコーディネイト。同色系ですがベージュやブラウンのアクセントでで少し引き締めています。