400年以上の伝統を持つ「会津木綿」とは?
夏はさらっと涼しく風通しもよく、冬は体温を保ち、 触った感触も綿ローンのようなひやっとした冷たさは一切無く、綿とは思えないほどの暖かさ。一年中快適に着られる、とても優秀な生地です。
糸を買ってきて、手間のかかる染めから一つの工場で行います(※現在は染め場修復のため外注しています)。 色んな色の糸を並べ重ねることで仕上がる会津木綿の独特な柄にその手間は見事に集約されています。
会津木綿のブランド「HARAPPA」
400年以上の長い歴史を持つ会津木綿。かつては30社以上、会津に工場がありましたが時の経過とともに減少傾向に。会津木綿のブランド「HARAPPA」は、会津若松で120年の伝統を築いた原山織物工場を今後も受け継いでいくために、2015年3月に誕生しました。代表の山崎ナナさんは会津木綿を主な素材とするアパレルブランドYAMMAのデザイナーでもあります。
使い込むほどにやわらかく風合いを増していく会津木綿。家庭での洗濯にも十分耐える実用性も魅力です。伝統的な会津木綿をより身近に日常的なものとして提案しているブランド「HARAPPA」。
レトロで素朴な印象の会津木綿を使い、現代的で親しみやすいアイテムに活用した「HARAPPA」の製品をご紹介します。
伝統的な会津木綿をより身近に
webshopでの会津木綿生地のラインナップは全35色。アイテムによって注文できる生地は異なりますが、さまざまな色・柄の生地見本の中から自分のお気に入りのものを選べるのはうれしいですね。
HARAPPAの商品は完全受注生産。受注後に製造に取り掛かるため、受注製造品の返品は原則的に受け付けていないそうです。
トートバック小
お弁当と水筒を入れるのにぴったりなサイズ感。ランチバッグとして使うといいかも☆
マチが12cmとたっぷり目なので、上から見たとき中身が見渡しやすい。軽くて持ち歩きしやすいのが魅力。
伝統的な柄なのに、どこかモダンに見えて新鮮です。シンプルな服装に合わせて持ちたいですね。
ビッグスクエアトート
マチがたっぷりでかなりの大容量。ものが入ってぷっくりと膨らんだ様子がまるでムーミンのお腹のようです。
大容量なのに軽いから、旅行のサブバッグやマザーズバッグとして持つのがおすすめです。
内側には大きなポケットが二つ付いているので収納力も◎。失くしやすそうな細々としたものはポケットに入れておくといいですね。
ミニストール
小ぶりなシルエットのミニストールは女性だけでなく男性にもおすすめ。二枚一緒に巻いたりしてアレンジもしやすいサイズです。
使い込むうちにだんだんと柔らかな綿らしい肌触りに変化します。真夏の紫外線対策にも。
さらっと首元に巻くだけでサマになる絶妙なサイズ感が魅力。柄違いでそろえたくなりますね。
風呂敷
丈夫な会津木綿の風呂敷は用途が広く、バッグにしたり瓶などを包むのにもぴったり。使うほどに柔らかくなり吸収性にも優れています。家庭で気軽にお洗濯できるので普段使いにおすすめ。
ツートーンタイプは、結ぶとこのようになります。
さいごに
伝統的な会津木綿をより現代的な身近なものとして提案しているブランド「HARAPPA」。オールシーズン快適に使え、高い機能性と織り柄の美しさが特徴の会津木綿。あなたの生活を彩るアイテムとして日常に加えてみるのはいかがでしょうか?
※月に一回の受注日はメールマガジンでお知らせが参ります。是非、ご登録下さい。
会津木綿は400年以上の歴史を誇り、夏は暑く冬は寒い、そんな厳しい盆地気候で育まれた日本特有の個性を持つ木綿布です。夏涼しく冬暖かい綿生地として地元の人々に愛されて続けてきた会津木綿。その用途は、主に野良着・・・つまり日常着です。派手さはないものの丈夫で堅牢、それが会津木綿の特徴です。