前回のオリンピックで注目されたブラジルの大都市「リオデジャネイロ」
巨大なキリスト像に見守られた、海と山が織りなす唯一無二の景観
世界遺産はもちろん、2016年オリンピック開催地としても有名
リオデジャネイロの持つ「山と海との間のカリオカの景観群」は、世界遺産にも登録されています。前回のオリンピック開催地としても記憶に新しいのではないでしょうか?
陽気な活気に満ちた、南米有数のビーチリゾート
サンバやボサノヴァが生まれた場所。ルンバはキューバ生まれ
リオ観光の前に、まずは押さえておきたいポイント
日本との時差は?
日本からとっても遠いブラジル。日本とリオデジャネイロの時差は約12時間。つまり、日本が朝7時の時、ブラジルは夜の7時です。
最近、バスジャック事件もあってちょっと心配…リオの治安は大丈夫?
リオは人気のある都市ではあるのですが治安は決して良くありません。ブラジルは貧富の差が激しく日本の治安状況とは全く異なります。訪れる際には十分注意することが必要です。
現金は取られてもいいように最小限に留める、22時以降は出歩かず、タクシーなどを使う、スマホや高価なカメラをむやみに出さない、アクセサリーはできる限り身に付けない、なるべくカバンは持たない、ラフな格好で歩く、怪しいと感じた人とは距離をとる、後方確認するなどなど、犯罪対策のポイントを事前に確認しておきましょう。
特にファベーラ(貧民街、スラム街)など危険な場所には近づかないように気をつけて。
万が一犯罪にあった場合は絶対に抵抗しないこと。お金さえ渡せば命は助かることがほとんどですので、渡せる分の現金は持参しておきましょう。
「リオデジャネイロ」の意味は?
都市名の「リオデジャネイロ」って何でしょう?
これはポルトガル語の「Rio de Janeiro」つまり「1月の川」という意味なんです。
「 rio(川)」「de(の)」「janeiro(一月)」
という3つの単語で構成されています。
ブラジルの言語は?英語は通じるの?
ブラジルの公用語は、ポルトガル語です。英語は大きなホテルなどでは使えるのですが、実際はほぼ使えないと思っていた方が良いでしょう。実際スーパーなどで買い物する際はポルトガル語しか通じないことが多々あります。
特に発音が重要で、リオデジャネイロも実際は「Rio de Janeiro(ヒウヂジャネイロ)」と言わないと通じませんし、話す時のアクセントやスピード感も大切です。
物を買ったり、どこかに行くためには伝える力だけでなく、聞き取る力も必要になります。
ですのでブラジルに行くなら多少のポルトガル語は勉強しておく、もしくはポルトガル語ができる人と行動する方が、より安心で楽しい旅になるでしょう。
リオデジャネイロの空港は?
リオの代表的な空港は、アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港(GIG)です。ボサノヴァの名曲「イパネマの娘」の作曲者の名前がつけられています。主に長距離で利用され、ガレオン空港とも呼ばれています。
また、国内線や近距離専用のサントス・ドゥモン空港 (SDU)もあります。
リオの天気や気温は?
リオデジャネイロは南半球にありますので、日本とは季節が逆になります。夏の季節は12月〜3月頃。暑く、蒸し暑く、湿度が高く、ほぼ曇りの日が続きます。
冬の季節は5月〜10月頃まで。観光に適した涼しい季節で、高湿で、ほぼ晴れ間が広がります。
1年を通して、気温は 18°C~ 31°C。16°C未満になったり35°Cを超えることはほどんどありません。
リオデジャネイロでぜひ訪れてみたい!観光スポット8選
リオの街を見守っているよう。巨大な「コルコバードのキリスト像」
リオを象徴する、コルコバードの丘の上に立つ巨大なキリスト像。両手を広げたその姿は、まるで十字架のようです。
リオの街が眼下に広がる海抜710mに位置し、39.6mもの高さがあります。像の中は礼拝堂になっていて、150人程の人が入れます。
全長約4キロの長い海岸線「コパカバーナビーチ」
リオの景色が一望できる「ポン・ヂ・アスーカル」
ブラジルらしいカラフルな配色が素敵♪「セラロン階段」
本には一切触れられない?幻想図書館(王立ポルトガル図書館)
円錐形のモダンな教会「カテドラル メトロポリターナ」
まるで宇宙船のような「ニテロイ現代美術館」
サッカーやリオ五輪閉会式でも注目された「マラカナンスタジアム」
終わりに 〜気を引き締めて、素敵なリオデジャネイロの旅を〜
リオデジャネイロには、訪れてみたい魅力的なスポットが満載!ですが楽しい旅にするためにも、くれぐれも犯罪には気をつけて欲しいです。決して気を抜かないで素敵な思い出を作りましょう。日本のほぼ反対側にある未知の世界が、あなたの訪れを待っていますよ♪
海に面したブラジルの大都市リオ デ ジャネイロ。シンボルにもなっている高さ38 m のコルコバードのキリスト像がそびえ立つ丘や、イパネマビーチ、コパカバーナビーチなどの観光地も充実した、自然と文化が融合した美しい街です。