寒い季節にぴったり。ふうふうしながら食べたい都内の「あったかスイーツ店」

スフレは、注文を受けてから20～30分かけて焼き上げます。小さなココットに見えますが、厚みがあって意外とボリュームがあるんですよ。

ランチョンマットに書かれた手順に沿っていただきましょう。まずは、真ん中にソースを入れる穴を開けてください。ソースをたっぷり入れたい方は大きめに開けるのがポイント。

別添えのソースは、写真のフランボワーズのほかにチョコレートやマロン、リンゴペーストとカルヴァドス酒など種類が豊富。先ほど開けた穴にソースをゆっくり流し込みましょう。

全体をよく混ぜたらスプーンでいただきます。焼きたての温かいスフレは、口に入れるとあっという間に溶けてしまうほど繊細。すぐに食べないとしぼんでしまうので、おしゃべりはいったんお休みして、至福の時間を堪能しましょう。

銀座7丁目に焼きいも専門店があるのをご存知ですか？その名も「銀座つぼやきいも」。都心ではちょっと珍しい方法で焼きいもを提供しています。

店頭には大きな壺。焼きいものために特別に作られたもので、炭火を使ってじっくり90分焼いているそう。時間をかけることで、焼きたてはもちろん冷めてもおいしいんですよ。

収穫後のさつまいもを寝かせて甘みを引き出した「熟成芋」は、蜜がたっぷりでとてもやわらか。ぎゅっと握るとつぶれてしまいますから、やさしく持って皮ごといただきましょう。焼いただけとは思えない甘さは、まるでスイーツ。

ちょこっとつまみたい時は、1本のさつまいもを1/4にカットした「ちいさいの」がおすすめ。その場でぱくっと食べられるのもうれしいですね。

1/2カットの「はんぶん」は、女性ならちょっとしたランチ代わりにもなりそう。店内にはイートインスペースもあるので、焼きたてあつあつを頬張る方も多いんですよ。

包んである紙もセンスが良く、手土産にもおすすめです。上手に温め直せるように説明書きが添えてあるので、焼きたての味をご自宅でも再現できますよ。

牛込神楽坂にある「神楽坂茶寮 本店」では、冷たさと温かさ両方味わえる「ひやあつスイーツ」が人気。大人の街にしっくりとなじむ隠れ家のような佇まいがステキですね。

人気のひやあつスイーツが「抹茶のフローズンスモア」。こんがり焼いたマシュマロの下に、抹茶アイスとグラノーラがたっぷり入っています。

焼きたてあつあつのマシュマロにスプーンを入れると、濃厚な抹茶アイスが顔をのぞかせます。とろけるマシュマロとザクザクとしたグラノーラの食感も楽しく、最後のひと口まで堪能できますよ。

西武池袋線のひばりが丘駅から歩いて20分のひばりが丘団地にある「COMMA,COFFEE（コンマ,コーヒー）」。駅から離れているにも関わらず人気なのは、焼きたての「カステラパンケーキ」がいただけるお店だから。

取り壊される予定だった団地のテラスハウスをリノベーションした店内。地域のコミュニティスペースのような気軽に入れる雰囲気が魅力です。

ドラマでも紹介された「カステラパンケーキ」は、絵本に世界から抜け出してきたような見た目に感動です。スキレットで30分ほどかけて焼いたパンケーキは、ふわふわとろとろ。大きなバターの香りもたまりません。

上質な薄力粉を使ったり、無塩バターにこだわるなどおいしさを追求したカステラパンケーキは、ふわふわなのにしっとり感も楽しめます。全国から訪れるファンがいるのも納得のあったかスイーツです。

湯島駅を出て数分歩いたところにある「みつばち 本店」は、明治42年（1909年）創業の老舗和菓子店。小倉アイス発祥のお店としても有名ですね。

あったか和スイーツとして人気なのが「ぜんざい」です。自家製の粒あんの下に黄色いきび餅が入っていて、ふっくらした小豆の素朴な風味が感じられます。

冬季限定の「栗ぜんざい」は、大きめのお椀に入っていて甘いもの好きさんも満足できますよ。粒あんの上に栗と白玉がトッピングされていて、こちらも中にはあつあつのきび餅が。甘いつぶ餡ときび餅や白玉を一緒に口に入れると、やさしい味にほっこり和みます。