出典:www.instagram.com(@tokyomamehana) 朝食はコンビニで適当に済ませたり、抜いてしまうことも多いですが、たまには早起きして”朝食”を食べに出かけませんか?五反田にできた「東京豆漿生活」は、台湾の朝食でよく食べる「豆漿(トウジャン)」、日本語でいうと「豆乳」が食べられるお店。SNSに投稿される写真がとても美味しそう!だと、今話題のお店なんです。では、そもそも台湾の朝食文化って日本とどう違うのでしょうか?
台湾人の食生活は、自炊をせずに外食したり屋台で購入することがほとんど!街に出れば、早朝から朝食を出す「早餐店(ヅァォツァン)」の看板を掲げた食堂や屋台がたくさんあって、朝食も外で済ませることが当たり前なんです。お店でテイクアウトしたものを会社や学校で朝食を食べる人も多く、朝食メニューは、大体200円程度なんだとか。お財布にも優しく、できたてで美味しい朝ごはんが手頃にどこでも食べられる台湾の朝食は、日本人にとってはすごく魅力的な食生活ですよね。
出典:www.instagram.com(@tokyomamehana) そんな魅力溢れる台湾の朝食が、まさか東京の五反田で味わえるようになるなんて!神田淡路町にある人気店「東京豆花工房」と姉妹店でもある「東京豆漿生活」。2店舗のオーナーである田邊さんに、お店ができたきっかけや思い、おすすめのメニューなどお聞きしました。
出典:www.instagram.com(@tokyomamehana) 日々「東京豆花工房」を営んでいる中、日本の朝食にちょっとした違和感を感じたと田邊さんは言います。「毎朝4時起きで仕込みをする中で、朝食の選択がコンビニかチェーン店しかないことに気づきました。小学生の子どもを持つ親として、 将来この子達がコンビニのパンを背中を丸めて食べている姿をイメージするとやるせない気持ちになりました。」そこで、田邊さんは素敵な台湾の朝食文化を広げるきっかけになりたいと思ったのだそうです。
出典:www.instagram.com(@tokyomamehana) “日常生活の中で正しく、そして楽しい朝ごはんを食べられるお店”をコンセプトにしているという「東京豆漿生活」。メニューももちろん素晴らしいですが、お店づくりにもこだわりを感じます。
出典:www.instagram.com(@tokyomamehana) 店内には木を基調としたテーブルや椅子が並び、とても落ち着いた居心地のいい雰囲気。大きな窓からは朝の光が入り込んで、豆漿やパンたちをさらに美味しそうに照らしてくれます。
出典:www.instagram.com(@tokyomamehana) 客席からは厨房の様子を伺うことができます。並んでいる間にどうやって作られているかを見れるのも楽しみの一つです。週末に行くと、人気ゆえに午前中に売り切れてしまうこともしばしば…朝8時オープンなので、早めの時間帯が狙い目です!
出典: 看板メニューは店名にもなっている「豆漿」。種類は5種類もあるんです!・豆乳のみで甘さの調整もできる「豆漿(トウジャン)」・1番人気の味付き豆乳スープ「鹹豆漿(シェントウジャン)」・手作りのオリジナルシロップが入った「黒糖豆漿」・ゴマをふんだんに使ったオリジナル「胡麻豆漿」。さらに、「花生湯(ファシュンタン)」というピーナッツスープも頂くことができます。
出典:www.instagram.com(@tokyomamehana) 豆漿と一緒に食べる中国や台湾の伝統パンの種類は約10種類!・細長い揚げパンは油條(ヨウティヤオ)・中国のパンの一種である焼餅(シャオビン)・パイのような食感でいろんな中身から選べる酥餅(スーピン)。また、焼餅に油條とネギ入りの卵焼きを挟んだサンドも人気です!
出典:www.instagram.com(@tokyomamehana) ネギと豚肉が入った「葱肉酥餅」は、パイとも違うサクホロっとした軽い食感。その他にも、大根と干しエビやネギが入った蘿蔔酥餅や胡麻餅、花生餅なども絶品です。
出典:www.instagram.com(@tokyomamehana) 東京で初めての豆花専門店「東京豆花工房」は、「東京豆漿生活」の前身として2015年に開店しました。奥さんが台湾人でいらっしゃる田邊さんは東京豆花工房オープン以前、会社員で生計を立てながらも、「いつか台湾に関わりのある仕事がしたい。」と思っていたのだそうです。
出典:www.instagram.com(@tokyomamehana) 台湾の豆花が大好きだった田邊さんは、奥さんの里帰りの際は必ず食べていたと言います。「当時東京には台湾の豆花を提供する店はありませんでした。 そんな折、妻の知り合いに豆花の作り方に精通した人がいてレシピを教えていただく機会を得たんです。それがオープンするきっかけとなりました。」
出典:www.instagram.com(@tokyomamehana) ”リスペクト台湾・ジャパンプライドで本場の味の再現”をコンセプトに、今や超人気店となった当店。「最初の店舗として台湾の正しい豆花を伝えることを何よりも大切にしておりました。」と語る田邊さんのおすすめは、トッピング豆花の全部のせ。 トッピングは日によって変わり、夏は氷シロップ、冬は温黒糖生姜シロップ。季節で違う美味しさが味わえますね。
出典:www.instagram.com(@tokyomamehana) 「東京豆花工房」は「東京豆漿生活」から山手線で一本。朝食のあとに、デザートを食べに訪れてみてはいかがでしょうか。台湾の食文化に触れる一日もきっと楽しいはずです♪
出典: 日本の朝食文化を変えたいという思いとともに生まれたお店、「東京豆漿生活」。パワーを注入したい日の朝に、朝食を妥協してしまった次の日に、温かい「豆漿」はいかがでしょうか。きっと朝の時間を大切に過ごすことで、1日のコンディションがよくなり、体も元気になりますよ♪ぜひ、本場の味を忠実に再現しつつも、東京の味にアップデートされた台湾グルメを味わってみてください!
大崎広小路 / カフェ
- 住所
- 品川区西五反田1-20-3 MKYビル 1F
- 営業時間
- [月]
08:00 - 15:00
[火]
08:00 - 15:00
[水]
08:00 - 15:00
[木]
08:00 - 15:00
[金]
08:00 - 15:00
[土]
09:00 - 15:00
[日]
09:00 - 15:00
[祝日]
09:00 - 15:00
■ 営業時間
(整理券配布8:00~)
売り切れ次第、閉店
- 定休日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /~¥999
データ提供: 「東京豆漿生活」で豆漿を味わった方は、きっと「台湾の現地の人は、朝にどんなものを食べているのか…」と気になってしかたがないはず。今回、台湾の朝ごはんの代表として豆漿をご紹介しましたが、豆漿以外にもさまざまな朝ごはんを提供するお店があります。台湾の北部、南部によっても朝ごはん文化の違いがあるみたいです。台湾でおすすめの「現地の朝ごはん」を5選ご紹介します。
エリア:台北
店名:民樂旗魚米粉(ミンラーチーユーミーフェンタン)
あさごはん:米粉湯(ミーフェンタン)
米粉湯は、米粉で出来た短い麺が入ったスープ。日本でカップ麺を手早く食べるように、お店に足を運んで麺を食べているんですね!
エリア:台北
店名:樺林乾麺(リンジャーガンミェン)
あさごはん:乾麺(ガンミエン)
乾麺は、台湾のB級グルメとして有名です。麺にのせる具材は自由。自分好みの味にアレンジして食べます。
出典:www.instagram.com(@log___log___log) エリア:台南
店名:阿堂鹹粥(アータンシエンヂョウ)
あさごはん:虱目魚肚粥(シームーユードゥージョウ)
台南を代表する魚「虱目魚」。台北ではなかなかお目にかかれないレアな魚です。肚粥は、日本でいうお茶漬けのようなイメージ。
出典:www.instagram.com(@log___log___log) エリア:台南
店名:六千牛肉湯(リォウチェンニュウロウタン)
あさごはん:牛肉湯(ニュウロウタン)
お肉がとても柔らかく、見た目よりさっぱりとした味わいの牛肉スープ。生姜の入ったタレにディップしていただきます。朝からごはんがとてもすすみます。
田邊さんによれば、「台湾の朝食の種類は多岐に渡ります。伝統的な豆乳店やお粥のお店に、台湾式ハンバーグにサンドイッチなどなど。有名店や観光ガイドで紹介されていないお店でも朝現地の人が利用しているお店であればきっと満足すると思います。」とのこと。台湾の朝ごはんを味わってみたい!と思った方は、ぜひ実際に台湾に訪れてみてはいかがでしょうか。
台湾は日本から近いこともあり、アジア地域の国のなかでももっともアクセスしやすい国。食文化の豊かさや歴史スポット、おしゃれスポットも多く、日夜世界中の観光客を虜にしています。今回は、魅力たっぷりの台湾・台北でぜひ読者のみなさんにおすすめしたいスポットを中心にご紹介♪台北を訪れたことがない方もそうでない方も、ぜひ読んでみてくださいね!
└思い立ったらすぐ行ける「台湾」。次の連休に「朝ごはん」目当てに一人旅行なんていかがでしょうか。
キナリノでも常に人気の旅先の上位に挙がる「台湾」。日本から近い上にカワイイものや見所もたくさん。何度行っても楽しいですよね。そして何よりも「美味しいもの」があふれる天国!滞在中の「食べるものスケジュール」を立てておかないと、「アレも食べたかったのに~」「そんな美味しいものが有名だったなんて知らなかった……」と後悔することになりかねません。せっかくの台湾旅行でそんなコトにならないように『台湾の美味しいものリスト』をお届けします!
└朝ごはんだけでなく、台湾は至る所に美味しいグルメが!!魯肉飯(ルーローハン)や肉粽(バーツァン)など、台湾現地の味を体験してみませんか?
日々「東京豆花工房」を営んでいる中、日本の朝食にちょっとした違和感を感じたと田邊さんは言います。「毎朝4時起きで仕込みをする中で、朝食の選択がコンビニかチェーン店しかないことに気づきました。小学生の子どもを持つ親として、 将来この子達がコンビニのパンを背中を丸めて食べている姿をイメージするとやるせない気持ちになりました。」そこで、田邊さんは素敵な台湾の朝食文化を広げるきっかけになりたいと思ったのだそうです。