今年もお花見のシーズンになりました。今年はどこに桜を見に行きますか?今回ご紹介する「京都」には、桜の名所が各所に点在しています。一度は見ておきたい定番スポットから、地元民に愛されている穴場スポットまでをエリア別にご紹介していきますので、ぜひお気に入りの絶景スポットを見つけてお出かけしてみてくださいね。2019年03月10日作成
今のシーズン、ポカポカ陽気に誘われて出かける先といえば「お花見」ですよね♪今年はどこに桜を見に行きますか?こちらでは、京都の定番・穴場スポットをエリア別にピックアップしてご紹介していきます。お気に入りの場所を見つけてみてくださいね。
京都の中でも大人気の観光地「清水寺」。さまざまな種類の桜が見られるということもあり、この時期は多くの観光客が訪れます。日中に見る桜はもちろん、夕方からはライトアップもされているので、また違った景色を望むことができるのも人気のポイント。清水の舞台からは市内を一望でき、絶景を楽しむことができるおすすめスポットです。
高台寺は、方丈前庭のしだれ桜が一番の見所。夕方からはライトアップされ幻想的な風景を楽しむことができますが、お昼間に方丈の縁側からのんびりとしだれ桜を眺めるのも風流で素敵ですよ。清水寺からもほど近い場所にあるので、合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
「琵琶湖疎水」は琵琶湖から京都市内へ湖水を流すために明治時代に造られた水路のことで、国の史跡にも指定されています。南禅寺や平安神宮、京都国立博物館の方にまで引かれていて、疎水に沿って桜並木を望むことができます。満開の頃には桜のトンネルが出来上がることもあり、ひと目見ようと多くの観光客が訪れる定番スポットのひとつです。
また「インクライン」は、京都市内から琵琶湖疎水へ船を引き上げるための設備で、役目を終えた今もそのままに残されています。こちらの桜並木も見事!線路を歩きながら桜並木をくぐり抜けるのがおすすめです。
かつて物流の大動脈として活躍していた木屋町を流れる高瀬川沿いには、四条~五条間で約200本のソメイヨシノの桜並木が続いています。復元された高瀬舟の展示された「一之舟入」もおすすめ。飲食店も多いエリアなので、日中も夜も食事をしてから桜を楽しむことができる人気のお花見スポットです。夕方からはライトアップも行われるので、夜桜を見ながら川沿いを散歩するのも趣きがあって素敵ですよ。
京都の中でも屈指の観光スポットである「嵐山の渡月橋」。桂川沿いの満開の桜と渡月橋、嵐山の豊かな自然と山々が素晴らしい和音を奏でています。ここでしか味わうことのできない風光明媚な景色は、京都に訪れたなら一度は見ておきたい名所となっています。
1200年の歴史を誇る「大覚寺」には日本最古と言われる人工庭池「大沢池」があります。大沢池は月見の名所として有名ですが、花見の名所としても人気のスポット。約1キロほどある周囲をソメイヨシノがぐるりと囲み、水面に映り込む桜や境内が何とも言えない風情を感じさせてくれます。
昭和初期に活躍されていた映画俳優・時代劇役者の、大河内傳次郎氏が別荘として造園された回遊式庭園「大河内山荘」。広い園内には、登録有形文化財の建造物や市内を一望できるスポットもあり、桜以外にも楽しめるポイントがたくさんあります。少し高低差があるので、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。
嵐電の鳴滝駅~宇多野駅間には、線路の両脇に桜並木が立ち並び「桜のトンネル」と呼ばれています。毎年これを見るために多くの観光客が嵐電に乗り、車内からお花見を楽しんでいます。また桜が満開になる時期に合わせライトアップが行われ、車内灯を消灯し車窓から夜桜を眺めることができる「夜桜列車」も運行されます。日中とは違った幻想的な風景を楽しむことができます。
市内の中心に位置し、都が東京に移ってから国民公園として市民に開かれた「京都御苑」。苑内には約5万本と言われる多くの樹々が植えてあり、四季を通じてさまざまな表情を見せてくれます。しだれ桜が3月中旬頃から咲き始め、ヤマザクラ、サトザクラと続き5月上旬まで長く楽しめるのも人気のポイントです。
桜の名所として有名な「平野神社」では、桜が一番咲き誇る時期に合わせて花見茶屋が設けられ、多くの人で賑わいます。夜桜のライトアップも行われ厳かな雰囲気の中で食事ができるのは嬉しいですね。早咲きから遅咲きまで多品種植えられているので3月から多彩の桜を愛でることができるのも人気のヒミツ。
注目度上昇中の桜の名所「原谷苑」。個人所有の土地のため、穴場として知る人ぞ知る名所でしたが、インターネットの普及に合わせて人気に火がついたとのこと。「桜のジャングル」と形容されるほど、どこを見ても桜・桜・桜!満開の頃には視界を遮るほど圧巻の景色を望むことができます。
「上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)」は、知る人ぞ知る桜の穴場スポット。観光寺院ではないので参拝者は少なく静かに桜を眺めることができます。金閣寺や北野天満宮からも近いので、少し足を延ばして訪れてみてはいかがでしょうか?
国宝に指定され、桜の名所としても知られる「東寺」にも多くの観光客が訪れます。中でもしだれ桜の大木「不二桜」は圧巻です。またそれを囲むように、ソメイヨシノも咲き乱れ、五重塔と一緒に水面に映り込む姿は何とも言えない美しさです。大人気の夜桜ライトアップは荘厳で風光明媚。一度は見て頂きたいおすすめお花見スポットです。
「醍醐寺」の桜は豊臣秀吉の「醍醐の花見」として有名で、1000~1300人が集まりお花見をしたと言われています。数種類の桜が植えてあるため、お花見を長期間楽しめるのも魅力のひとつ。境内には赤い日傘の立ったお茶屋さんのような休憩スペースがあり、お抹茶をいただきながら桜を眺めるのも風流で素敵です。
源経基を祭神とし源氏三神社のひとつと言われる「六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)」は桜の穴場スポット。東寺からほど近い場所にあるとても小さな神社ですが、ソメイヨシノやしだれ桜が立ち並び、満開の時期には中央の太鼓橋が桜のトンネルに大変身。地元民はよくお花見に訪れる場所ですが、あまり知られていない場所でもあるのでゆっくり桜を愛でることができるおすすめスポットです。
「桜寺」との別名を持つ桜の隠れた名所「墨染寺(ぼくせんじ)」。境内は小さくこじんまりとしていますが、所狭しとソメイヨシノや墨染桜で埋め尽くされた景色を楽しむことができます。お花見シーズンには桜祭が開かれ、毎年賑わいをみせています。
世界遺産として有名な、宇治の「平等院鳳凰堂」ですが、その正面にある池の向かい側には桜が立ち並びます。極楽浄土をイメージして造られたと言われる、平安時代に完成した最古の浄土庭園と桜のコントラストは格別。ここでしか見ることができない桜の景色は一見の価値ありです。
石清水八幡宮からもほど近く、宇治川と木津川の合流地点に全長1.4キロにわたり河川を区切るように設置されている「背割堤防」。洪水時に両河川を安全に合流させる役割がありますが、淀川河川公園の景観保全地区にも指定されており、ソメイヨシノが立ち並んでいます。その景色はとても優美で、この桜並木を見ようと毎年多くの観光客が訪れ賑わいをみせています。
南丹市美山に流れる一級河川・由良川に建設された「大野ダム」。1000本を超える桜が咲きほこり「大野ダムさくら祭」が催されています。満開の時期が少し遅めなので、市内の桜を楽しんでから、さらにお花見を満喫することができますよ。
また湖畔には大野ダム公園があり、広々としたスペースでゆっくりお花見できたり、桜を眺めながら散策できる遊歩道があったりと、思う存分に桜を満喫できちゃうのがおすすめのポイントです。
京都のお花見スポットを地域別にご紹介しました。いかがでしたでしょうか。今回の記事を参考に、事前に行く場所を調べて、いくつかのスポットをコースで回って楽しんでみてはいかがでしょうか♪※この記事の情報は公開日時点のものです。最新の情報はHP等でお調べのうえ、お出かけください。
アプリ限定!12星座占い、天気予報と気温に合わせたコーデをお楽しみいただけます
お買いものもキナリノアプリで◎
キナリノアプリ
「これが好き」、「これが心地よい」と感じてもらえるお買いもの体験と情報を。自分らしい暮らしがかなう、お買いものメディア
今のシーズン、ポカポカ陽気に誘われて出かける先といえば「お花見」ですよね♪今年はどこに桜を見に行きますか?
こちらでは、京都の定番・穴場スポットをエリア別にピックアップしてご紹介していきます。お気に入りの場所を見つけてみてくださいね。