寒さの中で凛と咲く「冬の花」に出合える都内の公園&名所へ出かけよう*

寒さの中で凛と咲く「冬の花」に出合える都内の公園&名所へ出かけよう*

冬はお花が少なくどこかさみしい印象を抱きがちですが、実は、冬に見頃を迎えるお花もあるんですよ。そんな冬の街に咲く明るいお花たちを探しに出かけてみましょう。そこで今回は、学問の神さまで有名な「湯島天神」の梅や、都心のオアシス「旧芝離宮恩賜庭園」の水仙など、冬の花に出会える都内の名所をご案内します。2018年12月17日作成

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凛と咲く「冬の花」たち

寒い季節は街から色が消えてさみしい印象を抱く方も多いかもしれませんが、冬に見頃を迎えるお花も実はあるんですよ。冷たい空気の中に凛とたたずむ椿や、上品な水仙など、美しく咲く「冬の花」を探しに出かけませんか?
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寒い季節は街から色が消えてさみしい印象を抱く方も多いかもしれませんが、冬に見頃を迎えるお花も実はあるんですよ。冷たい空気の中に凛とたたずむ椿や、上品な水仙など、美しく咲く「冬の花」を探しに出かけませんか?

皇居東御苑《梅》

“皇居のお庭”と呼ばれる「皇居東御苑」には、1年を通してさまざまな花が咲いています。冬に見頃を迎えるのは梅。庭園の入り口はいくつかありますが、12月の冬至頃から咲き始める梅を見るなら、平川門から入るのがおすすめです。
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“皇居のお庭”と呼ばれる「皇居東御苑」には、1年を通してさまざまな花が咲いています。冬に見頃を迎えるのは梅。庭園の入り口はいくつかありますが、12月の冬至頃から咲き始める梅を見るなら、平川門から入るのがおすすめです。

平川濠沿いにある「梅林坂」に咲く梅は、庭園の中で1番はじめにつぼみを開くそう。淡いピンク色と白の花びらが冬の青空に映えますね。皇居東御苑に訪れる野鳥の姿も観察できますよ。
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平川濠沿いにある「梅林坂」に咲く梅は、庭園の中で1番はじめにつぼみを開くそう。淡いピンク色と白の花びらが冬の青空に映えますね。皇居東御苑に訪れる野鳥の姿も観察できますよ。

こちらは「蝋梅(ろうばい)」です。中国原産の梅で、黄色い花と甘い香りが特徴です。遠くからでも良い香りを感じられるのは気持ちが良いですよね。1月~2月上旬に見頃を迎え、二の丸休憩所西側や大手休憩所南側などで見ることができますよ。
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こちらは「蝋梅(ろうばい)」です。中国原産の梅で、黄色い花と甘い香りが特徴です。遠くからでも良い香りを感じられるのは気持ちが良いですよね。1月~2月上旬に見頃を迎え、二の丸休憩所西側や大手休憩所南側などで見ることができますよ。

皇居東御苑には数品種の梅が植えられています。こちらは「白加賀」という品種で、紅白の花びらがとてもキレイ。梅林坂で1番多く植えられていて、2月から3月上旬は坂全体が紅白に包まれます。皇居東御苑はゆっくり1周しても1時間程度なので、気軽に散策してみませんか?
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皇居東御苑には数品種の梅が植えられています。こちらは「白加賀」という品種で、紅白の花びらがとてもキレイ。梅林坂で1番多く植えられていて、2月から3月上旬は坂全体が紅白に包まれます。皇居東御苑はゆっくり1周しても1時間程度なので、気軽に散策してみませんか?

皇居東御苑 - 宮内庁

湯島天神《梅》

学業成就や合格祈願で知られる「湯島天神」は、江戸時代から“梅の名所”としても多くの庶民に親しまれてきました。今でも毎年2月から3月に「梅まつり」が開催され、冬から春の風物詩となっています。
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学業成就や合格祈願で知られる「湯島天神」は、江戸時代から“梅の名所”としても多くの庶民に親しまれてきました。今でも毎年2月から3月に「梅まつり」が開催され、冬から春の風物詩となっています。

湯島天神の梅は、2月中旬から3月上旬に見頃を迎えます。樹齢約70年~80年の木がいっせいに咲きほこる様子は、寒い冬をほっと暖めてくれるかのよう。境内には約300本の梅が植えられているんですよ。
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湯島天神の梅は、2月中旬から3月上旬に見頃を迎えます。樹齢約70年~80年の木がいっせいに咲きほこる様子は、寒い冬をほっと暖めてくれるかのよう。境内には約300本の梅が植えられているんですよ。

たくさんの絵馬に願いを込めた受験生たち。梅が咲く頃には合格のお礼参りに訪れる方も多いんですよ。
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たくさんの絵馬に願いを込めた受験生たち。梅が咲く頃には合格のお礼参りに訪れる方も多いんですよ。

梅まつりでは、夕暮れどきからライトアップも行われて幻想的な梅を眺めることもできます。毎年40万人もの方が訪れるというお祭りに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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梅まつりでは、夕暮れどきからライトアップも行われて幻想的な梅を眺めることもできます。毎年40万人もの方が訪れるというお祭りに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

湯島天神公式サイト

葛西臨海公園《水仙》

葛西臨海公園というと水族館のイメージがありますが、実はお花の名所でもあるんです。屋内の水族館に行くついでに、ぜひ冬のお花を探してみませんか?
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葛西臨海公園というと水族館のイメージがありますが、実はお花の名所でもあるんです。屋内の水族館に行くついでに、ぜひ冬のお花を探してみませんか?

葛西臨海公園で冬に咲いているのは水仙。公園のシンボルで、日本最大級を誇る「ダイヤと花の大観覧車」の足元が水仙畑になっているんですよ。芝生広場と合わせると全部で20万本(5万球)も植えられていて、可憐な姿を見せてくれます。
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葛西臨海公園で冬に咲いているのは水仙。公園のシンボルで、日本最大級を誇る「ダイヤと花の大観覧車」の足元が水仙畑になっているんですよ。芝生広場と合わせると全部で20万本(5万球)も植えられていて、可憐な姿を見せてくれます。

水仙畑を歩くと、上品な香りにうっとり。毎年2月には「水仙まつり」が開催され、ライトアップや大道芸なども行われます。昼間は水族館、夕方は水仙のライトアップ…と丸1日楽しめますよ。
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水仙畑を歩くと、上品な香りにうっとり。毎年2月には「水仙まつり」が開催され、ライトアップや大道芸なども行われます。昼間は水族館、夕方は水仙のライトアップ…と丸1日楽しめますよ。

葛西臨海公園|公園へ行こう!

旧芝離宮恩賜庭園《水仙》

山手線の浜松町からすぐのところにある「旧芝離宮恩賜庭園」。初めて訪れた方は、都心の真ん中にこんなに緑豊かな場所があったのかと驚くのではないでしょうか?江戸初期に造られた大名庭園のひとつをゆっくり散策してみましょう。
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山手線の浜松町からすぐのところにある「旧芝離宮恩賜庭園」。初めて訪れた方は、都心の真ん中にこんなに緑豊かな場所があったのかと驚くのではないでしょうか?江戸初期に造られた大名庭園のひとつをゆっくり散策してみましょう。

1月に入ると園内の各所で見られる水仙。最近は八重咲やピンクの品種もありますが、日本庭園に似合うのは、凛とした日本水仙。
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1月に入ると園内の各所で見られる水仙。最近は八重咲やピンクの品種もありますが、日本庭園に似合うのは、凛とした日本水仙。

雪から枝を守るための「雪吊り」は冬の風物詩。ビルが立ち並ぶ都心で、真冬でも青々と茂る樹木を見るのも良いですね。
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雪から枝を守るための「雪吊り」は冬の風物詩。ビルが立ち並ぶ都心で、真冬でも青々と茂る樹木を見るのも良いですね。

斜面に咲く水仙が見事です。駅からのアクセスも良いので、休日はもちろん、お仕事の休憩時間にふらりと立ち寄って癒されてみませんか?
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斜面に咲く水仙が見事です。駅からのアクセスも良いので、休日はもちろん、お仕事の休憩時間にふらりと立ち寄って癒されてみませんか?

旧芝離宮恩賜庭園|公園へ行こう!

神代植物公園《椿》

京王線の調布駅、または中央線の三鷹駅からそれぞれバスで20分ほどのところにある「神代植物公園」。都内で唯一の植物公園で、園内には約4,800種類、10万本の樹木が植えられています。約5,000平方メートルと広大なので、すべてのエリアを見ると1日かかってしまうほど。園内は「うめ園」「つばき・さざんか園」など植物の種類ごとに約30ブロックに分かれているので、開花状況をチェックしてまわるのがおすすめです。
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京王線の調布駅、または中央線の三鷹駅からそれぞれバスで20分ほどのところにある「神代植物公園」。都内で唯一の植物公園で、園内には約4,800種類、10万本の樹木が植えられています。約5,000平方メートルと広大なので、すべてのエリアを見ると1日かかってしまうほど。園内は「うめ園」「つばき・さざんか園」など植物の種類ごとに約30ブロックに分かれているので、開花状況をチェックしてまわるのがおすすめです。

「つばき・さざんか園」には、江戸椿や肥後椿など約250種、620本もの椿が植えられています。1月~3月に見頃を迎え、赤やピンク、白などいろいろな椿を楽しむことができます。
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「つばき・さざんか園」には、江戸椿や肥後椿など約250種、620本もの椿が植えられています。1月~3月に見頃を迎え、赤やピンク、白などいろいろな椿を楽しむことができます。

椿は日本を代表する花木。こちらは江戸時代から栽培されている品種のひとつ「乙女椿」で、ピンク色の花びらを重ねた八重咲きが美しいですね。
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椿は日本を代表する花木。こちらは江戸時代から栽培されている品種のひとつ「乙女椿」で、ピンク色の花びらを重ねた八重咲きが美しいですね。

濃い緑色の葉っぱに映える深紅の椿。その凛とした姿は冬に似合います。園内では、椿の鉢花や切花を展示したり、講師の先生がつばき・さざんか園を案内してくれるイベントなどが開催されることもあります。時期になったら、公園のHPなどをチェックしてみてくださいね。
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濃い緑色の葉っぱに映える深紅の椿。その凛とした姿は冬に似合います。園内では、椿の鉢花や切花を展示したり、講師の先生がつばき・さざんか園を案内してくれるイベントなどが開催されることもあります。時期になったら、公園のHPなどをチェックしてみてくださいね。

神代植物公園|公園へ行こう!

都立大島公園《椿》

伊豆大島は、椿の楽園と言えるほど多くの椿が自生しています。竹芝から伊豆大島までは、高速フェリーで約1時間45分。都内から日帰りもできますよ。ぜひ自然豊かな「都立大島公園」に足を運んでみませんか?
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伊豆大島は、椿の楽園と言えるほど多くの椿が自生しています。竹芝から伊豆大島までは、高速フェリーで約1時間45分。都内から日帰りもできますよ。ぜひ自然豊かな「都立大島公園」に足を運んでみませんか?

国内最大規模の椿の植物園である「都立大島公園」。園内は、赤・白・黄・桃色など椿を花色別に分類展示した「花色別展示ゾーン」や「産地別展示ゾーン」などテーマごとに9つのゾーンに分かれています。すべて合わせると約1,000品種、3,200本の園芸種とヤブツバキ約5,000本の椿を楽しむことができます。
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国内最大規模の椿の植物園である「都立大島公園」。園内は、赤・白・黄・桃色など椿を花色別に分類展示した「花色別展示ゾーン」や「産地別展示ゾーン」などテーマごとに9つのゾーンに分かれています。すべて合わせると約1,000品種、3,200本の園芸種とヤブツバキ約5,000本の椿を楽しむことができます。

2016年には、展示品種数や優秀な管理方法など世界的に権威のある国際ツバキ協会が定めた基準をクリアしたとして“国際優秀つばき園”にも認定されました。花の香りや華やかな姿など、例年1月~3月になると多くの観光客がその美しさを見物しに訪れます。
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2016年には、展示品種数や優秀な管理方法など世界的に権威のある国際ツバキ協会が定めた基準をクリアしたとして“国際優秀つばき園”にも認定されました。花の香りや華やかな姿など、例年1月~3月になると多くの観光客がその美しさを見物しに訪れます。

芝生広場からは海が一望できます。自然豊かで気持ちの良い伊豆大島で、椿を愛でながら1日を過ごしてみませんか?
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芝生広場からは海が一望できます。自然豊かで気持ちの良い伊豆大島で、椿を愛でながら1日を過ごしてみませんか?

☆東京都大島支庁ホームページ☆

いかがでしたか?

寒さの中で凛と咲く「冬の花」に出合える都内の公園&名所へ出かけよう*
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冬の澄んだ空気の中で咲く花は、どれも可憐で美しいものばかり。寒さに負けずに凛と咲く姿は、春や夏に咲く太陽に向かって元気良い花とはまた違った雰囲気を楽しめるのも魅力的。寒い季節はおうちにこもりがちですが、冬の花を探しにお出かけしてみてはいかがでしょうか?

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