出典: 「横須賀」と聞くと、海軍や軍港のイメージが強いですが、実は最近、女性の間で注目されているエリアなんです。時が止まったような無人島「猿島」で木々の間をゆっくりお散歩したり、戦艦の内部を見学できる公園に立ち寄ったりと、横須賀は魅力が満載の街。フォトジェニックなスポットも多いので、カメラを片手にお出かけしてみませんか?
船に乗って、ラピュタの世界を感じられる「猿島」へ出発!
出典: 「猿島」は、東京湾に浮かぶ無人島。要塞として使われるようになったのは1847年(弘化4年)のことで、江戸幕府が海外の軍艦から守るために、猿島に石垣を築いて大砲の台場を造ったのが始まりです。その後、太平洋戦争が終わるまで東京湾を守る要所とされてきました。島名の由来は、日蓮上人が船上で嵐に遭ったとき、白い猿が現れて猿島まで導いてくれたという言い伝えによるものだそう。苔生した石壁や、木の根や蔦が絡まる要塞の遺跡の様子が、ジブリアニメの代表作「天空の城ラピュタ」の世界そっくりだと話題なんです。
フェリー乗り場までアクセス方法(最寄り駅までの行き方)
猿島へはフェリーで渡ります。1年中訪れることができますが、特に夏は混雑するので乗船するまで並ぶことも。できれば、横須賀観光のはじめに訪れると、その後の観光もスムーズです。
出典: フェリー乗り場までは、京急線横須賀中央駅から歩いて約15分。三笠公園のすぐそばの「三笠桟橋」にあるので、初めて訪れる方でも迷う心配がありません。周辺に有料駐車場もあるので、車で来ても大丈夫ですよ。
出典: 猿島までは約10分。横須賀の街を背にぐんぐん進むフェリーは、大人になってもワクワクします。海風を感じながら、あっという間に到着です。
出典: 猿島は周囲約1.6kmほど。アウトドアレジャーを楽しむなら丸1日たっぷり遊べますが、島内の散策は1時間あれば十分なので、横須賀観光の立ち寄りスポットとしてちょうどいいですね。
カメラ女子必見!東京湾に浮かぶ無人島「猿島」へ上陸
出典: 桟橋から島内に続く階段をのぼっていくと、木々の生い茂る道へ。真夏でもひんやりとしていて、時間が止まったような感覚になります。猿島は、かつて東京湾の防衛拠点で、幕末に作られた砲台の跡が今も残っています。歴史を感じながらゆっくりと歩いてみませんか?
出典: トンネルの向こうに何があるのだろう…と想像をめぐらせたくなるような場所。ジブリ映画に登場しそうな幻想的なスポットがあちこちにあって、ひとりで訪れるカメラ女子も多いとか。猿島は比較的観光客も多く整備されているので、女性ひとりでも歩きやすいのも人気の理由です。
出典: ほのかな灯りがともるトンネル内を歩くと、まるでタイムスリップしたような気分に。使用されている煉瓦は、愛知県の「東洋組士族就産所」で製造されたもの。当時の煉瓦は素材や焼成温度が均一でなかったので、濃淡が違うのが特徴。そんなことも確かめながら歩くのも良いですね。
出典: トンネルを抜けると海岸沿いに出ます。階段を下りると岩場まで行くことができます。岩場は自然のままの状態なので、釣りを楽しむ方も。滑りやすいので、足元はサンダルではなくスニーカーがおすすめです。
出典: 島の入り口に広がるエリアでは、海水浴を楽しむことも。対岸に横須賀の街を眺めながらの海水浴は、猿島ならでは。更衣室やシャワールームもあるので女性も安心です。また、砂浜エリアは日陰がないので紫外線対策も忘れずに!島内では、パラソルのレンタルもできるので活用してみては?
出典: 猿島は1年中釣りができるスポットとしても知られています。クロダイやカレイなどは島内どこのスポットでも釣れるので、ぜひチャレンジしてみては?
出典: こちらは、売店やコインロッカーなどがある管理棟です。荷物を預けて身軽にアウトドアレジャーを楽しみましょう。
出典: 猿島で一日過ごすなら、砂浜でBBQもおすすめ。島内には、コンロや炭などの火気を持ち込むことはできませんが、代わりにBBQに必要な機材を全てレンタルできるので、好きな食材さえ持ってくれば、気軽にBBQを楽しむことができますよ。予約は1ヶ月前からWEBで受け付けていますから、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
出典: 猿島行きフェリー乗り場のすぐそばにある「三笠公園」も外せないスポット。「日本の都市公園100選」「日本の歴史公園100選」に選ばれた公園は、海辺で開放感がある気持ちの良い場所です。
出典: 公園内に保存されている戦艦「三笠」。一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?イギリスに保存されている「ヴィクトリー」、アメリカに保存されている「コンスティチューション」と並ぶ、世界三大記念艦のひとつです。
出典: 中を観覧することができます。明治35年(1902年)にイギリスで造られ、日露戦争では東郷平八郎司令長官が乗る連合艦隊の軍艦として活躍しました。長官室や、連合艦隊の作戦会議が行われた長官公室なども復元されていて、当時の姿を思い浮かべることができます。
出典: 音楽に合わせて1日7回ほど噴水のパターンが変わる音楽噴水も公園の人気スポット。夏の日差しを浴びて踊る水も涼しげですし、夜のライトアップも幻想的。
出典: JR横須賀駅から徒歩約1分ほどのところにある「ヴェルニー公園」は、昭和21年(1946年)の開園当時は「臨海公園」と呼ばれていましたが、公園の対岸にフランス人技師ヴェルニーが建設に貢献した製鉄所跡地が望めることや、彼にゆかりのあるお祭が毎年開催されることから、フランス庭園様式を取り入れて平成13年(2001年)にリニューアルしました。こちらは、公園から観音崎まで続く海沿いの約10kmの遊歩道「うみかぜの路」。
出典: バラが美しい公園としても知られている「ヴェルニー公園」。園内の噴水にもバラがかたどられています。
出典: 春になると、フランスの品種を中心とした約130品種・約1,400株のバラが咲き誇ります。毎年5月には「春のローズフェスタ」が開催されるので、ぜひ足を運んでてみてはいかがでしょうか?
出典: 横須賀港を望む公園は、夜景の美しいスポットとしても知られています。
出典: ボードウォークも昼間とは違った雰囲気。ベンチに座って夜風を楽しむのも気持良さそうです。
出典: 軍港・横須賀の魅力を体感したい方には「YOKOSUKA軍港めぐり」がおすすめです。1周約45分間のクルージングで、陸からは見ることができない艦船を間近に感じられます。チケットは当日券も販売していますが、土日祝日はとても混雑するので事前予約しておくと安心ですね。
出典: このツアーで観られる艦船は、海上自衛隊の潜水艦や護衛艦、米海軍のイージス艦など多彩。タイミングによっては空母、南極観測艦や潜水艦などを目にすることも。その迫力に圧倒されます。
出典: 船内では、“軍港めぐり案内人”と呼ばれるスタッフが、生放送で船内ガイドを行ってくれます。軍港初心者の方でも楽しめますよ。
出典: ランチは海軍ゆかりの地で生まれた「よこすか海軍カレー」がおすすめ。京急横須賀中央駅から歩いて5~6分、横須賀ベースのすぐそばにある「Cafe Terace WOOD ISLAND(カフェテラス ウッドアイランド)は、1979年(昭和54年)創業のお店。
出典: 1番人気は「横須賀海軍カレーライス」。コンテストで1位を獲得した本格カレーは、コクがあってやさしい味わいです。大きなジャガイモ・ニンジンに柔らかい牛肉もたっぷり。辛さ控えめなので、辛いものがあまり得意ではない方にもおすすめです。
出典: 「海軍式挽肉ドライカレー」は、スパイスの効いた濃いめの味付けが人気です。あっさりとしたサラダやゆで卵との相性も抜群。夏に汗をかきながら食べたくなります。
出典: 京浜急行汐入駅から歩いて10分ほどのところにある「HONEY BEE(ハニービー)」は、横須賀のネイビーバーガーといえばここ!と言われるほど地元で人気のハンバーガーショップです。
出典: 長いカウンターのある店内は、ジュークボックスなどが置かれていてアメリカンな雰囲気。お店の歴史は古く、1968年(昭和43年)に創業。横須賀基地メインゲートの正面にお店があり、昔から基地で働く人々に親しまれてきました。
出典: ネイビーバーガーは、赤身の多い牛肉100%のパテを塩胡椒でシンプルに焼くのが特徴。肉汁たっぷり&ボリューム満点の本場の味を楽しめます。大きな口を開けてガブリといただきましょう。
出典: こちらは、さらにボリュームのある「キャプテンネイビーバーガーコンボ」。ベーコン、卵、チーズ、ポテトがさらにプラスされた照り焼きバーガーです。アメリカンなビジュアルとボリューム感は、一度は食べてみたくなりますよね。創業当時から変わらない味を、おなかいっぱい堪能してみませんか?
出典: ランチでおなかが満たされたら、戦前から続く通称「どぶ板通り商店街」をぶらぶら散策してみましょう。京急汐入駅から米国海軍ベースまでの間にある商店街は、全長300mほどあります。
出典: ミリタリーショップやスカジャン専門店などが並ぶ通りは、歩いているだけで楽しめます。英語の看板があったり、米兵さんが歩いていたり異国ムードも満点。
出典: アメリカと日本がコラボした独特の雰囲気が魅力の通りは、雑貨店やカフェなどもあるのでのんびり歩いたりお茶をするのもおすすめです。
Cafe continue(カフェコンティニュー)
出典: 横須賀中央駅から歩いて5分ほどのところにある「Cafe continue(カフェコンティニュー)」は、昔ながらの喫茶店の風情が感じられるレトロな雰囲気。
出典: カウンターにずらりと並ぶコーヒー豆。オーナーは、銀座の老舗喫茶店などで経験を積み独立された方。コーヒー豆の選別や焙煎もご自身で行っているこだわりよう。
出典: クリーム、コーヒー、ミルクが層になったオリジナルの「クリームオーレ」。クリームが甘くないので、後味はすっきり。見るからに涼しげで、外の暑さを忘れてしまいそう。
出典: 夏限定の「珈琲パフェ」もぜひ食べてみたいですね。バラをかたどったクリームに、プリンと苦味のきいたコーヒーゼリー、そして、まろやかなコーヒーアイスが織り成すハーモニー。どこから食べようか迷ってしまいます。
横須賀中央 / 喫茶店
- 住所
- 横須賀市米が浜通1-17
- 営業時間
- [月]
08:00 - 19:00(L.O. 18:30)
[火]
08:00 - 19:00(L.O. 18:30)
[水]
08:00 - 19:00(L.O. 18:30)
[木]
08:00 - 19:00(L.O. 18:30)
[金]
08:00 - 19:00(L.O. 18:30)
[土]
08:00 - 19:00(L.O. 18:30)
[日]
08:00 - 18:00(L.O. 17:30)
[祝日]
08:00 - 18:00(L.O. 17:30)
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: 出典: 「RRROOM(アールアールルーム)」は、京急横須賀中央駅から歩いて10分ほど、中里商店街の中にあるカフェです。
出典: カウンターと小さなテーブル席のある店内。奥には音楽室があって、ギターやドラムの音が聴こえてくることも。アートな空間が楽しいお店です。
出典: 熱々のアップルパイが評判。サクサクのパイ生地にたっぷりのリンゴフィリング。盛り付けも凝っていて、思わず写真に撮りたくなるかわいらしさです。
出典: 横須賀上町のスペシャルティコーヒーにこだわっている焙煎店「宍戸珈琲」のコーヒー豆を使用した日替わりコーヒーを提供しています。アップルパイと一緒に注文する方も多いんですよ。もちろん、食後やリラックスタイムのひとときにもぴったり。
出典: 横須賀中央駅から15分ほど歩いた商店街にある「cafe FOREST(カフェ フォレスト)」は、古民家をリノベーションしたレトロな和の雰囲気が感じられるお店です。
出典: シックな雰囲気の店内は、ゆったりとした時間が流れています。
出典: ギャラリーや雑貨スペースもあるので、それらを楽しむのもおすすめです。
出典: アルミのトレイにガラスの器…どれも乙女心をくすぐるおしゃれさ。小さなチョコレート付きなのもうれしいですね。ゆったりひと休みしてみませんか?
横須賀中央 / カフェ
- 住所
- 横須賀市上町2-1
- 営業時間
- [月~金]
12:00~18:00
- 定休日
- 不定休
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: 出典: 島内の売店で、猿島のご当地ビールを購入することができます。その名も「SARUSHIMA無人島」。瓶タイプなので、お土産にするのもおすすめ。苦みと後味のすっきり感が特徴で、暑い日に飲みたくなる味です。
出典: フェリー乗り場のそばにある三笠公園内の売店では、潜水艦「三笠」のグッズを購入できます。お土産にするなら、砲弾をイメージした「砲弾豆」がおすすめです。カリカリとした落花生の食感があとをひくおいしさ。
横須賀中央 / 売店
- 住所
- 横須賀市稲岡町82
- 営業時間
- [月]
09:00 - 17:30
[火]
09:00 - 17:30
[水]
09:00 - 17:30
[木]
09:00 - 17:30
[金]
09:00 - 17:30
[土]
09:00 - 17:30
[日]
09:00 - 17:30
■ 定休日
無休(12月28日~12月31日のみ休み)
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: MARLOWE(マーロウ)本店の「ビーカープリン」
出典: 葉山に近い立石公園のそばにある「MARLOWE(マーロウ)本店」は、横須賀中心部から少し離れていますが、わざわざ足を運びたくなるプリンのお店。
出典: 昔ながらのカスタードプリンや生クリームを贅沢に使ったフレッシュクリームプリン、チョコレートやエスプレッソなど、常時10種類程度のプリンが店頭に並んでいます。ビーカーのデザインもおしゃれなので、お土産に喜ばれそうですね。
横須賀市その他 / カフェ
- 住所
- 横須賀市秋谷3-6-27
- 営業時間
- [月]
11:00 - 20:30
[火]
11:00 - 20:30
[水]
11:00 - 20:30
[木]
11:00 - 20:30
[金]
定休日
[土]
11:00 - 21:00
[日]
11:00 - 21:00
[祝日]
11:00 - 21:00
■ 営業時間
[月~木]
お食事 11:00~14:00(L.O) 17:15~19:30(L.O)
喫茶 11:00~20:00(L.O)
テイクアウト 11:00~20:30
[土・日・祝]
お食事 11:00~14:00(L.O) 17:15~19:30(L.O)
喫茶 11:00~20:30(L.O)
テイクアウト 11:00~21:00
■ 定休日
その他不定休
- 定休日
- 金曜日
- 平均予算
- ¥3,000~¥3,999 /¥5,000~¥5,999
データ提供: 日帰りで、猿島&横須賀の街めぐりツアーを楽しもう♪
出典: 横須賀は、海や山の自然、軍港としての歴史やご当地グルメなどが楽しめる魅力いっぱいの観光地です。都心からも日帰りで行けるので、思い立った時にふらりと出かけてみてはいかがでしょうか?フォトジェニックなスポットも多いので、ぜひカメラ片手に散策してみてくださいね。きっと楽しい1日が過ごせるはず♪
「猿島」は、東京湾に浮かぶ無人島。要塞として使われるようになったのは1847年(弘化4年)のことで、江戸幕府が海外の軍艦から守るために、猿島に石垣を築いて大砲の台場を造ったのが始まりです。その後、太平洋戦争が終わるまで東京湾を守る要所とされてきました。島名の由来は、日蓮上人が船上で嵐に遭ったとき、白い猿が現れて猿島まで導いてくれたという言い伝えによるものだそう。苔生した石壁や、木の根や蔦が絡まる要塞の遺跡の様子が、ジブリアニメの代表作「天空の城ラピュタ」の世界そっくりだと話題なんです。