世界遺産の寺社仏閣や紅葉など見所の多い京都。観光スポットを歩き回ると疲れも溜まるもの。特にお寺や神社は砂利道や階段も多く、足への負担もかかりがちです。

そんな京都観光での疲れは温泉で癒すのがおすすめ。あまり温泉地のイメージが無い京都ですが、実は温泉施設は市内にいくつもあります。観光エリア別に温泉旅館や日帰り温泉施設をご紹介します。

人気が高い伏見稲荷神社や、紅葉の名所である醍醐寺・東福寺があるのが洛南エリア。京都の玄関口である京都駅もこの洛南エリアに含まれます。

金閣寺や龍安寺、天龍寺など京都の世界遺産の約1/3が集まっているのが洛西エリア。嵐山や太秦もこのエリアです。

部屋からは渡月橋をはじめ、嵐山の街並みが一望できます。宿泊プラン以外にも、昼食や夕食付きの日帰りプランもありますよ。

貸切風呂はうち3つが露天風呂となっています。白く濁った「絹の湯」やスチーム付きの「霧の湯」など様々な趣向のお風呂があり、どれに入るか迷ってしまいそうです。
また、好みの浴衣と帯を借りられるサービスもあり、カップルでお揃いのデザインのものを選ぶこともできます。

天狗伝説が残る鞍馬や、川床で有名な貴船があるのが洛北エリア。鞍馬や貴船は他の場所よりも気温が低いため、冬は雪景色となることもあります。

日帰り・宿泊のどちらでも利用できる「くらま温泉」。天然硫黄温泉で、美肌や腰痛に効果があります。

鞍馬の山々の中にあるくらま温泉は、秘湯のような雰囲気。露天風呂では四季折々の鞍馬の自然を眺めることができます。

日本海に面した丹後エリア。日本三景の一つである天橋立をはじめ、立岩や屏風岩、丹後松島など自然が織り成す美しい景色が見所です。日本海でとれる海の幸も魅力。

天橋立の老舗旅館「文珠荘 松露亭」。天橋立温泉は「神々の遊湯」とも呼ばれるほどの名泉。美肌や疲労回復、冷え性に効果があります。

天橋立のほど近くにあるため、天橋立が見える客室もあります。数奇屋造りの趣ある雰囲気も魅力です。

全室に露天風呂が付いている「油屋別館 和亭（なごみてい）」。天然温泉の源泉掛け流しで、客室の露天風呂以外に展望露天風呂もあります。

これから紅葉や雪でより一層美しい姿を見せる京都。趣ある景色を楽しんだ後は、ぜひ温泉でゆったりと疲れた体を癒してくださいね。