”北欧”ってどこの国のこと?
今回はこの中からスウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランドにスポットを当ててご紹介していきます。
旅行前の不安を解決!はじめての北欧Q&A
A:主要空港から直行便のあるフィンランド
初めての海外旅行で不安になるのは、目的地まで飛行機の乗り継ぎが上手くできるかということ。ちょっぴり自信がない方は、直行便が運航されている国を出発・最終地点に選びましょう。
続いてスカンジナビア航空が成田からデンマークのコペンハーゲン空港まで運航しています。
Q2:滞在するなら、どの季節が良い?
A:過ごしやすいのは夏!
北欧に訪れる季節はいつが良いのか、悩むことも多いと思います。もしオーロラツアーなど滞在目的がはっきりしているのでないのなら、一番過ごしやすい季節は夏。
北欧の夏は日が暮れるのが遅く、気候も良く一日中楽しめる季節。街の散策にももってこいのシーズンです。
そんな場合には、春・秋もおすすめです。このシーズンに旅行するときに気を付けたいのは、どちらの季節も日によってぐっと気温が下がることがあるのを念頭に置いておきましょう。
どちらの季節でも当日の気候に合わせて、脱ぎ着のしやすい衣類を持って行くことをお忘れなく。また、アスファルトに比べ石畳みを歩いていると、足に負担がかかります。普段から履き慣れている歩きやすいシューズを用意するのがおすすめです。
Q3:物価が高いってホント?
A:答えは「ホント」!嗜好品には注意して
世界を旅してきた人々が驚くのが、欧米の物価の高さです。社会福祉がしっかりしている国ほど税金が高く、北欧はその中でもトップクラス。イギリス人向けのガイドブックにも、『北欧のレストランは高いので、朝食をしっかり取ること』などというアドバイスも出ているくらいです。
また、お酒や煙草といった嗜好品にも高い税金がかけられており、レストランでワインを頼んだりするとその金額に驚くことも。お酒が好きな方は気分が良くなって頼み過ぎないよう、注意してくださいね。
Q4:英語は通じるの?
A:観光地ではほとんど通じます!
アメリカ、イギリス以外の国を旅するとき、現地語が分からないと不安になることも多いはず。
しかしフィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマークは、非英語圏の中でも英語を話す能力はトップクラスと言われています。
話す英語のなまりが強い人もいますが、観光地ではほとんどの場合、英語で通じるはず。ただし小さなレストランなど、メニュー表示は現地語のみ、という場合もありますので注意してくださいね。
おすすめ観光地 ー スウェーデン
ガムラ・スタン(旧市街)
スウェーデン・ストックホルムの観光と言えばここ、と呼ばれているガムラ・スタン。
リッダーホルム教会、ストックホルム大聖堂、王宮、ノーベル博物館など歴史的建築物が多く建ち、また中世ヨーロッパを感じさせる街並みはカラフルで可愛らしく、おとぎの世界に迷い込んだような小さく曲がりくねった道が多くあり、散策していてとても楽しいエリアです。
ヨーテボリ
スウェーデン第2の都市と呼ばれているヨーテボリ。ストックホルムから列車で約3時間、スウェーデンとデンマークの間に広がるカテガット海峡のそばにあり、自然と都会のふたつをどちらも満喫できる場所。大学都市としても知られており、小さくても個性のあるお店も多く、北欧雑貨が好きな方にはおすすめのエリアとなります。できれば1日、宿泊込みでゆっくり訪れて欲しい場所です。
おすすめのおみやげ
そこまで遠出はできない、という方はストックホルム中央駅から徒歩15分ほどの場所にある、スヴェンスク ヘムスロイド(Svensk Hemsloejd)がおすすめです。スウェーデン産の系とや手芸用品、キッチン雑貨もあり、眺めているだけで楽しいショップです。
おすすめ観光地 ー ノルウェー
オスロ
ノルウェーの首都であり、ノルウェー最大の都市であるオスロはノルウェーを旅行する際の玄関口であり、観光でも外せない場所。特にアートが好きな方には国立美術館、ムンク美術館はぜひ滞在してみましょう。
フィヨルド観光
ノルウェーでの都市に滞在する観光も魅力的ですが、絶景と雄大な自然を満喫できるフィヨルド観光もおすすめです。生涯忘れられない思い出となるに違いありません。フィヨルド観光にはオスロやベルゲン、オーレスンなどの都市に滞在し、そこを出発地点としてフィヨルド観光へ向かいます。旅慣れている方であれば、個人手配で日程を組んで行けますが、初めての北欧滞在であればツアーに参加するのが一番楽な方法。無理のない日程を組み、ぜひ大自然の美しさを堪能してください。
おすすめのおみやげ
オスロ観光で国立美術館やムンク美術館に行かれた方におすすめなのが、併設されているショップでのお土産購入。
美術館のショップはセンスの良いものを取り揃えていることが多く、また他では見られないアイテムも数多く揃う場所。
文房具や薄めのバッグなどは軽くて荷物にならないので、たくさんおみやげを買わなくてはならない人におすすめです。
おすすめの観光地 ー デンマーク
ニューハウン
新しい港という意味を持つ人工の入り江につくられた街、ニューハウン。デンマークの首都、そして最大の都市であるコペンハーゲンにあります。
運河に面したカラフルな建物が立ち並び、観光地としてその名を知られるニューハウンにはレストランも多くあり、散策にもおすすめの場所です。
夜のニューハウンはライトアップされてとってもロマンティック。昼とはまた違った雰囲気を楽しめるはず!
チボリ公園
古い歴史を持つ遊園地として知られるチボリ公園は童話の世界から抜け出てきたような景色が広がり、子どもから大人まで楽しめる場所。
コペンハーゲン中央駅からすぐそば、という立地条件も大きな魅力です。夜のライトアップも非常に美しいので、どの時間帯が良いのか選んで滞在してくださいね。
チボリ公園から徒歩10分弱にあるNordic Nesting は北欧雑貨やインテリアが好きな方におすすめのショップです。時間が合えばぜひチェックしてみてください!
おすすめのおみやげ
ロイヤル・コペンハーゲンなど世界に名だたる逸品が手に入るデンマーク。旅行の記念に、大切な人へ、または自分自身へのご褒美にするのはいかがでしょうか。
また、北欧らしいお菓子と言われてヨーロッパ人が最も連想するのがリコリス。グミのような触感で独特の苦みと甘さを持つお菓子で、好き嫌いがハッキリと分かれるものの、一度食べるとクセになる味。珍しいものが好きな方へのお土産にいかがですか?
おすすめの観光地 ー フィンランド
ヘルシンキ
フィンランドの首都であるヘルシンキは、日本からの直行便で訪れることのできる都市であり、旅の拠点にするのにおすすめの街。もちろん観光も外せません。
ご紹介した北欧の都市の中でも小さめのサイズなので、ルートを決めて回ってみましょう。
ヘルシンキ大聖堂やテンペリアウキオ教会、映画『かもめ食堂』で有名になったマーケット広場など見どころもいっぱい。時間を取れるのなら一日かけて、じっくりと観光したいエリアです。
北欧ブランドアウトレット
フィンランドへ来たならやっぱり北欧雑貨を買いたい!と思う方も多いはず。
ヘルシンキ郊外にはマリメッコ ヘルットニエミ アウトレットや、アラビア ファクトリーなどのアウトレットがあるので、北欧雑貨や器、テキスタイルが好きな方なら、ショッピングに訪れてはいかがでしょうか。
欲しいものを探したり、免税手続きをしたりと思いのほか時間をとられることもあるので、スケジュールには余裕を持っていくのがおすすめです。
北欧雑貨、北欧インテリアなど、”北欧”とまとめて言いますが、どこの国々を指しているかご存知ですか?