もう一度学びなおしたい、「京都」で新選組の生きた足跡を巡る旅

もう一度学びなおしたい、「京都」で新選組の生きた足跡を巡る旅

幕末から150年経った今でもファンが多い新選組。強い意志をもって京都にやってきた彼らが、怒涛の幕末という時代を生きた証が京都のいたるところに残っています。学生のときは教科書でなんとなく学んだ、幕末や新選組かもしれませんが、大人になった今改めて学んでみるととっても面白いんです!実際に新選組が生きた場所を訪れてみたら、歴史の面白さがもっとわかるかもしれませんよ。2018年06月05日作成

カテゴリ:
旅行・お出かけ
キーワード
近畿京都府観光スポット寺社仏閣歴史
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怒涛の幕末を生きた新選組

大河ドラマやアニメなどでも取り上げられる新選組。新選組とは、主に京都で活躍した治安組織です。身分にとらわれずに集まった集団で、京都守護職の会津藩主・松平容保公のもと、活動していたと言われています。新選組は将軍警護のため京都に来たのち、厳しい法度で仲間を失う悲しい出来事もありましたが、幾多の活躍で歴史に名を残しました。そんな新選組ゆかりのスポットが京都には点在しています。新選組の歴史を学べるスポット、怒涛の幕末を生きた新選組の想いを感じられる場所をご紹介していきます。
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大河ドラマやアニメなどでも取り上げられる新選組。新選組とは、主に京都で活躍した治安組織です。身分にとらわれずに集まった集団で、京都守護職の会津藩主・松平容保公のもと、活動していたと言われています。新選組は将軍警護のため京都に来たのち、厳しい法度で仲間を失う悲しい出来事もありましたが、幾多の活躍で歴史に名を残しました。そんな新選組ゆかりのスポットが京都には点在しています。新選組の歴史を学べるスポット、怒涛の幕末を生きた新選組の想いを感じられる場所をご紹介していきます。

最初の屯所、【八木邸】で新選組についてのガイドを聞こう!

新選組の最初の屯所が「八木邸」です。新選組が生活をしていた場所でありますが、実は暗殺の現場でもある八木邸。局長でありながらさまざまな問題を起こした芹沢鴨を、土方歳三らが暗殺した場所で、その際につけられた刀傷や、芹沢鴨が暗殺されたときに躓いて転んだとされる机などが今も残されています。
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新選組の最初の屯所が「八木邸」です。新選組が生活をしていた場所でありますが、実は暗殺の現場でもある八木邸。局長でありながらさまざまな問題を起こした芹沢鴨を、土方歳三らが暗殺した場所で、その際につけられた刀傷や、芹沢鴨が暗殺されたときに躓いて転んだとされる机などが今も残されています。

八木邸には「京都鶴屋鶴壽庵」があり、八木邸の見学(有料)をすると。こちらで抹茶と屯所餅をいただくことができます。
見学にはガイドもあるため、新選組のことを詳しく知らない方でも安心して訪れることができますよ。
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八木邸には「京都鶴屋鶴壽庵」があり、八木邸の見学(有料)をすると。こちらで抹茶と屯所餅をいただくことができます。
見学にはガイドもあるため、新選組のことを詳しく知らない方でも安心して訪れることができますよ。

御菓子司 京都 鶴屋 鶴壽庵
四条大宮 / 和菓子
住所
京都市中京区壬生梛ノ宮町24 新選組屯所旧跡
営業時間
[月]
 08:00 - 18:00
[火]
 08:00 - 18:00
[水]
 08:00 - 18:00
[木]
 08:00 - 18:00
[金]
 08:00 - 18:00
[土]
 08:00 - 18:00
[日]
 08:00 - 18:00
定休日
平均予算
¥1,000~¥1,999
データ提供:

【壬生寺】にある壬生塚へ

八木邸からほど近い場所にあるのが「壬生寺」です。壬生寺に訪れたら、有料ではありますが壬生塚へ行くことをおすすめします。この壬生塚には八木邸で暗殺された芹沢鴨と平山五郎の墓、法度を破ったことで切腹した(所説あり)河合耆三郎の墓があります。また、その他にも新選組局長である近藤勇像なども見どころのひとつとなっています。
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八木邸からほど近い場所にあるのが「壬生寺」です。壬生寺に訪れたら、有料ではありますが壬生塚へ行くことをおすすめします。この壬生塚には八木邸で暗殺された芹沢鴨と平山五郎の墓、法度を破ったことで切腹した(所説あり)河合耆三郎の墓があります。また、その他にも新選組局長である近藤勇像なども見どころのひとつとなっています。

新選組のはじまりの場所ともいえる【新徳寺】

八木邸、壬生寺からすぐの場所にある「新徳寺」。このお寺には入ることができませんが、ここは新選組が結成されたきっかけの場所なんです。清河八郎によって京都に集められた志士たちが、倒幕の意思を持つ清川から離反。その離反したメンバーが、のちの新選組となったのです。
出典:

八木邸、壬生寺からすぐの場所にある「新徳寺」。このお寺には入ることができませんが、ここは新選組が結成されたきっかけの場所なんです。清河八郎によって京都に集められた志士たちが、倒幕の意思を持つ清川から離反。その離反したメンバーが、のちの新選組となったのです。

土日祝日を狙っていくのがおすすめの【旧前川邸】

八木邸とともに屯所として使われていた「旧前川邸」です。現在でも住居となっているため、公開はされていませんが、土日祝日のみ玄関先で新選組のオリジナルグッズの販売があります。そのため、休日に狙っていくのがいいかもしれません。
この旧前川邸は、局長の近藤勇や副長の土方歳三と新選組結成以前からの仲間だった山南敬助が切腹をした場所です。旧前川邸や光縁寺では、今でも山南敬助の命日付近に「山南忌」が行われます。(※山南忌は事前の申し込みが必要となります。ご注意ください。)
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八木邸とともに屯所として使われていた「旧前川邸」です。現在でも住居となっているため、公開はされていませんが、土日祝日のみ玄関先で新選組のオリジナルグッズの販売があります。そのため、休日に狙っていくのがいいかもしれません。
この旧前川邸は、局長の近藤勇や副長の土方歳三と新選組結成以前からの仲間だった山南敬助が切腹をした場所です。旧前川邸や光縁寺では、今でも山南敬助の命日付近に「山南忌」が行われます。(※山南忌は事前の申し込みが必要となります。ご注意ください。)

山南敬助が眠る【光縁寺】

八木邸や壬生寺からも歩いてアクセスできる「光縁寺」です。旧前川邸にて切腹した山南敬助が埋葬されている場所です。
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八木邸や壬生寺からも歩いてアクセスできる「光縁寺」です。旧前川邸にて切腹した山南敬助が埋葬されている場所です。

山南敬助のほか、沖田総司の恋人といわれた女性のお墓もこの光縁寺にあります。実際にお墓参りができますので、壬生にある新選組ゆかりのスポットと併せて、手を合わせに訪れてください。
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山南敬助のほか、沖田総司の恋人といわれた女性のお墓もこの光縁寺にあります。実際にお墓参りができますので、壬生にある新選組ゆかりのスポットと併せて、手を合わせに訪れてください。

第2の屯所、【西本願寺 太鼓楼】へ

新選組の第2の屯所が「西本願寺」です。八木邸や旧前川邸では手狭になったため、西本願寺に移りました。ですが、この場所で切腹や拷問も行なっていたことから、寺からは厄介者として扱われていたのです。
新選組が屯所として使っていた場所として現在も残されているのが、太鼓楼です。西本願寺を訪れた際は、この太鼓楼をお見逃しなく!
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新選組の第2の屯所が「西本願寺」です。八木邸や旧前川邸では手狭になったため、西本願寺に移りました。ですが、この場所で切腹や拷問も行なっていたことから、寺からは厄介者として扱われていたのです。
新選組が屯所として使っていた場所として現在も残されているのが、太鼓楼です。西本願寺を訪れた際は、この太鼓楼をお見逃しなく!

第3の屯所は幻の屯所?【不動堂明王院】周辺へ

第3の屯所として知られるのが、「不動堂村屯所」です。厄介者だった新選組を追い出すため、西本願寺が出資しこの場所に移りました。ですが、実はこの第3の屯所は場所がはっきりと特定できないことから、幻の屯所とも言われています。
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第3の屯所として知られるのが、「不動堂村屯所」です。厄介者だった新選組を追い出すため、西本願寺が出資しこの場所に移りました。ですが、実はこの第3の屯所は場所がはっきりと特定できないことから、幻の屯所とも言われています。

とても大きい立派な屯所だったとされる不動堂村屯所ですが、この屯所での滞在は短期間でした。近隣にある不動堂明王院、そしてリーガルロイヤルホテル京都前も第3の屯所跡地と言われています。周辺を歩いてみることで、大きい屯所だったことがはっきりとわかるはず。
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とても大きい立派な屯所だったとされる不動堂村屯所ですが、この屯所での滞在は短期間でした。近隣にある不動堂明王院、そしてリーガルロイヤルホテル京都前も第3の屯所跡地と言われています。周辺を歩いてみることで、大きい屯所だったことがはっきりとわかるはず。

伊東甲子太郎殉難の地【本光寺】

新選組の参謀だった伊東甲子太郎。局長の近藤勇と対立したことから、新選組を脱退し御陵衛士という組織を作りました。ですが、脱退した後も対立は深まりついには暗殺されてしまうのです。この事件が油小路の変です。その時に伊藤甲子太郎が亡くなったとされる場所がこの「本光寺」。伊東甲子太郎殉難の地として碑が建てられています。
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新選組の参謀だった伊東甲子太郎。局長の近藤勇と対立したことから、新選組を脱退し御陵衛士という組織を作りました。ですが、脱退した後も対立は深まりついには暗殺されてしまうのです。この事件が油小路の変です。その時に伊藤甲子太郎が亡くなったとされる場所がこの「本光寺」。伊東甲子太郎殉難の地として碑が建てられています。

ここならではの演出も!【池田屋はなの舞】

新選組と聞くと池田屋事件が思い浮かぶという方も多いかもしれません。その池田屋事件跡地には、現在「はなの舞」があります。入口を入ると「御用改めである」という声が聞こえてくる、ここならではの演出も。
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新選組と聞くと池田屋事件が思い浮かぶという方も多いかもしれません。その池田屋事件跡地には、現在「はなの舞」があります。入口を入ると「御用改めである」という声が聞こえてくる、ここならではの演出も。

夜はもちろんのこと、ランチ営業もしているお店。このお店ならではの新選組隊士にちなんだランチも用意されているので、おすすめです。
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夜はもちろんのこと、ランチ営業もしているお店。このお店ならではの新選組隊士にちなんだランチも用意されているので、おすすめです。

池田屋 はなの舞
三条 / 居酒屋
住所
京都市中京区三条通河原町東入中島町82 申和三条ビル
営業時間
[月]
 15:00 - 23:00(L.O. 22:30)
[火]
 15:00 - 23:00(L.O. 22:30)
[水]
 15:00 - 23:00(L.O. 22:30)
[木]
 15:00 - 23:00(L.O. 22:30)
[金]
 15:00 - 23:00(L.O. 22:30)
[土]
 11:30 - 23:00(L.O. 22:30)
[日]
 11:30 - 23:00(L.O. 22:30)
[祝日]
 11:30 - 23:00(L.O. 22:30)
[祝前日]
 15:00 - 23:00(L.O. 22:30)

■ 営業時間
【池田屋はなの舞のおすすめ】
掘りごたつ個室 お座敷 テーブル席 8メートルの大階段 2時間飲み放題付きコース 鮮魚 活魚 刺身 刺身盛り 海鮮 軍鶏 鶏料理 肉料理 そば 定食 くじら
■ 定休日
年中無休
定休日
平均予算
¥2,000~¥2,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:

【三条大橋】で擬宝珠刀傷跡を探そう!

池田屋はなの舞から歩いてすぐの「三条大橋」。ここには、新選組が傷をつけたといわれている擬宝珠があります。
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池田屋はなの舞から歩いてすぐの「三条大橋」。ここには、新選組が傷をつけたといわれている擬宝珠があります。

どの擬宝珠についているか、探しながら三条大橋を渡ってみてくださいね。
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どの擬宝珠についているか、探しながら三条大橋を渡ってみてくださいね。

通年公開された【京都御所】も見逃さずに!

天皇の宮殿だった「京都御所」。この聖域にも新選組は護衛の任務で出動していました。現在、京都御所の見学は事前申し込みが不要となり、年末年始と月曜を除く通年公開となっています。(※通年公開のスケジュールは変更になる場合がございます。事前にご確認ください。)
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天皇の宮殿だった「京都御所」。この聖域にも新選組は護衛の任務で出動していました。現在、京都御所の見学は事前申し込みが不要となり、年末年始と月曜を除く通年公開となっています。(※通年公開のスケジュールは変更になる場合がございます。事前にご確認ください。)

幕末の歴史を学ぶならここ!【幕末維新ミュージアム 霊山歴史館】

新選組だけでなく、怒涛の幕末の時代の流れを学ぶにはもってこいの施設が、「幕末維新ミュージアム 霊山歴史館」です。たくさんの資料の展示がされていますが、映像で学べる箇所や、当時使っていた物などの展示もあるので、幕末歴史の初心者でも飽きずに見てまわることができますよ。
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新選組だけでなく、怒涛の幕末の時代の流れを学ぶにはもってこいの施設が、「幕末維新ミュージアム 霊山歴史館」です。たくさんの資料の展示がされていますが、映像で学べる箇所や、当時使っていた物などの展示もあるので、幕末歴史の初心者でも飽きずに見てまわることができますよ。

霊山歴史館のすぐそばにある「京都霊山護国神社」には、新選組と同じ時代を生きた坂本龍馬や高杉晋作などのお墓もあります。時間に余裕がある方は、ここにも足を運んでみてくださいね。
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霊山歴史館のすぐそばにある「京都霊山護国神社」には、新選組と同じ時代を生きた坂本龍馬や高杉晋作などのお墓もあります。時間に余裕がある方は、ここにも足を運んでみてくださいね。

新選組の歴史、ゆかりある地はいかがでしたか?

新選組の歴史とゆかりあるスポットをご紹介してきましたが、いかがでしたか?怒涛の幕末を生きた新選組がいたであろう場所で、歴史を学び、さまざまな想いを感じ取る旅ができるはず。幕末は学べば学ほど面白い時代です。怒涛の幕末、そしてその時代を力強く生きた新選組をもっと知る旅を楽しんでくださいね。
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新選組の歴史とゆかりあるスポットをご紹介してきましたが、いかがでしたか?怒涛の幕末を生きた新選組がいたであろう場所で、歴史を学び、さまざまな想いを感じ取る旅ができるはず。幕末は学べば学ほど面白い時代です。怒涛の幕末、そしてその時代を力強く生きた新選組をもっと知る旅を楽しんでくださいね。

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