フィレンツェとは?
ウフィツィ美術館
ルネッサンス期に活躍した巨匠たちが描いた珠玉の名画が所蔵されているウフィツィ美術館は、所蔵品の知名度・数ともにイタリア随一を誇る美術館です。
春/プリマヴェーラ(サンドロ・ボッティチェッリ)
美術史、世界史の教科書に必ず掲載されているサンドロ・ボッティチェッリの「春/プリマヴェーラ」は、数ある名画の中でも見逃せない作品の一つです。中央に描かれている美の女神ヴィーナスと右隣に描かれている春の女神フローラの美しさは、この絵のタイトルとなっている「春」そのもののようです。
ヴィーナスの誕生(サンドロ・ボッティチェッリ)
ウフィツィ美術館では、ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」も展示されています。端正でありながらも穏やかな表情、すらりと伸びた白い肢体、風になびく長い金髪は、まさに女性が生まれながらに持つ「美」そのものを表現しているかのようです。
受胎告知(レオナルド・ダ・ヴェインチ)
ウフィツィ美術館が所蔵する「受胎告知」は、ルネッサンス期を代表する芸術家で、数々の名画をこの世に送り出したレオナルド・ダ・ヴェインチによって制作されたものです。大天使ガブリエルから受胎を告知された聖マリアの表情は、まるで今にも声をあげそうなほど緻密で絵画の中から出てきそうなほど緻密に描かれています。
ひわの聖母(ラファエロ・サンティ)
ヴェッキオ橋
ヴァザーリの回廊
ピッティ宮殿
小椅子の聖母(ラファエロ・サンティ)
戦争の惨禍(ピーテル・パウル・ルーベンス)
アカデミア美術館
アカデミア美術館には、ミケランジェロ・ブオナローティの傑作、ダビデ像が展示されています。大理石で造られたダビデ像は、高さ5.17メートルにも及び、ルネッサンス期の作品においても特に有名な作品の一つとされています。
かつて都市国家であったイタリアでは、その土地ならでは文化、伝統、風土が色濃く残されており、各都市やその周辺地域によって大きく特徴が異なります。その中でもトスカーナ州都フィレンツェは、毛織物産業と金融業で巨額の富を得ていたフィレンツェ共和国の首都として栄光の歴史を歩んでおり、街の美しさは傑出しています。