コルマールとは?
コルマールは、アルザスワイン街道の中間地点に位置しており、「アルザスワインの首都」という異名を持っています。
四季折々で美しい景色を見せてくれるコルマールでは、日照時間が短くなる冬でも素晴らしい景色を堪能することができます。
クリスマスシーズンの街の広場には、「ヒュッテ」と呼ばれる可愛らしい屋台が軒を連ねます。街の広場では春には復活祭・夏にはコルマール国際音楽祭などが開催されるので、美しい街並みを見ながらコルマールならではのお祭りにも参加してみたいですね。
旧市街
「プフィスタの家」は、1537年に建てられたものです。うろこ形の屋根は、伝統的なアルザス建築の特徴でもあり、柱や壁に施された美しい装飾と調和し、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。また、「プティスタの家」は、映画「ハウルの動く城」のヒロインであるソフィーの帽子屋さんのモデルとなった建物です。
プティット・ヴニーズ
宝石箱のように美しい街並みと、街の中を悠然と流れる運河が織りなすコルマールは「フランスのヴェネツィア」という異名を持っています。運河が流れるコルマール旧市街は、“小さいヴェネツィア”と言う意味を持つ「プティット・ヴニーズ」と呼ばれています。
プティット・ヴニーズの景観美は傑出しています。悠然と流れる運河、可愛らしい家々、運河の上に浮かぶゴンドラが織りなす景色はまるで絵画のように素晴らしく、いつまで眺めてみても飽きることはありません。
時期によっては、ハクチョウなど水鳥が運河で優雅に泳いでおり、プティット・ヴニーズの魅力を引き立てています。
魚市場河岸通り
悠然と流れる運河、パステルカラーの壁の家々、色とりどりの花々が織りなす魚市場河岸通りでの景色は絶景そのものです。
コルマールは、フランス最東端、ドイツとの国境近くに位置するアルザス地方にある街です。二度の世界大戦で激戦地となったアルザス地方に位置しながらも、戦禍を免れたコルマールは中世からルネッサンス期の街並みが現存しています。