四季折々の花が咲き乱れる山頂。晴れていれば、富士山や南アルプスの絶景を楽しめます。

週末や長期休暇期間は、大混雑する山頂。ゆっくり景色を楽しみたいならプレミアムシートの予約がおすすめ。真っ白な屋外ソファに座って眺める山々の景色に圧巻です。

清里のメジャースポットのひとつ、萌木の村。清里駅から歩いて10分ほどなので、観光の拠点にするのもおすすめです。1万坪もの広大な森は、遊歩道や広場が整備されていて歩きやすいです。

高台にあるメリーゴーランドは萌木の村のシンボル。オルゴールの音色がメルヘンの世界へ誘ってくれます。

清里駅から車で10分ぐらい移動した森の中にたたずむ八ヶ岳倶楽部。俳優の柳生博さん一家が1976年に移住し、八ヶ岳の自然の魅力を多くの人に知ってもらいたいと1989年にオープンした複合施設です。

春は新緑、秋は紅葉とさまざまな表情を楽しめる森。青空に映える赤や黄色の葉っぱに思わず見とれてしまいそう。

イギリスを代表する絵本作家、エロール・ル・カイン氏の原画やスケッチ、初版本など200点を超える世界でも屈指のコレクションを所蔵している美術館が清里にあります。エロール・ル・カイン氏は「いばらひめ」や「美女と野獣」などを手掛けた作家で、没後30年近く経った今でも衰えることはありません。

えほんミュージアム内のカフェには、自由に読める絵本があります。芝生に座って童心にかえってみては？

「ミッフィー」や「おさるのジョージ」「ノンタン」「リサとガスパール」など、なじみのある絵本の企画展も多く開催されています。幼い頃に読んだ絵本を、清里でもう一度手に取ってみてはいかがでしょうか？

女子旅のお楽しみの一つといえば「道の駅」という方も多いのでは？南八ヶ岳花の森公園は「道の駅南きよさと」の中にある公園。「自然のまま」をコンセプトにした広い敷地は、直売所だけでなくレストランやBBQ場などもあり、丸一日楽しめるスポットなんです。

山頂の展望台からは八ヶ岳が一望できます。澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んで、高原を満喫しましょう。他にも、野菜の収穫体験ができるスペースもありますよ。

そして、下りももちろんリフトに乗ります。傾斜角度がスキーのジャンプ台と同じぐらいだとも言われていて、ちょっぴりドキドキ！

清里観光のメインストリート沿いにある「清里ジャム」。高原だからこそ栽培できるブルーベリーやルバーブの自社農園をもち、さらに地元農家と連携しながら、さくらんぼ・白桃・プラムなど種類豊富なジャムを作っています。

店内にずらりと並ぶジャムの瓶。常時20種類ほどのジャムが店頭に並んでいるそう。清里ジャムでは、ひとつひとつ丁寧に手詰めで作業をし、保存料を使わず安心・安全にこだわっています。素材本来の甘さや香り、酸味や色ができるだけそこなわれないように作られたジャムは、他店にはないおいしさと評判です。

店内では試食もできるので、お気に入りのジャムを探してみてはいかがでしょうか？

ジャムに合う焼きたてトーストやスコーンが食べられるカフェ。白を基調に木目のテーブル、北欧デザインのシャープなチェアーなど、シンプルでモダンなインテリアと目の前に広がる牧草地は、まるでアート空間のよう。

カカオ豆の焙煎をはじめ、全ての工程を行うショコラティエ「アルチザン パレ ド オール」は、清里を訪れたら一度は立ち寄りたいお店。オーナーの三枝俊介氏が“ショコラ作りの原点を追求し、人生をショコラに賭けたい”と決意してオープンさせました。

「アルチザン パレ ド オール」と名がつくお店は、清里の他には東京・青山と大阪・豊中の2店舗のみ。しかも、カカオ豆からショコラが生まれる工程をテラスから見学できるのは、清里店だけということもあり、連日多くの方が訪れる人気店です。

カフェスペースでスイーツをいただくこともできます。ショコラ系スイーツの他、クリーム系などもあるのでみんなでシェアするのも楽しそうですね。