ラトヴィアとは?
リガ
ラトヴィア首都リガはバルト海に面した港町で、その街並みの美しさから「バルト海の真珠」と称されています。
ダウガヴァ川が流れ込む港町リガは、古くから水上交易の要所として栄えていました。現在も、リガは、バルト海クルーズの拠点となっており、観光客を乗せたクルーズ船が行き交っています。
リガ歴史地区
リガ旧市街は、その街並みの美しさから世界遺産に登録されています。旧市街には、約300棟ものアールヌーボー調の建物が残されており、18世紀末から19世紀初頭の面影を色濃く残しています。
パステルカラーの壁をした可愛らしい建物が立ち並ぶ石畳の路地を歩いていると、まるで絵本の中に入り込んだような気分を覚えます。
ブラックヘッドのギルド
壮麗な装飾を施されたレンガ造りの建造物、ブラックヘッドのギルドは、もともとは15世紀に建築されたものです。オリジナルの建物は1941年に第二次世界大戦の戦禍で破壊されましたが、2000年に再建された現在の建物は、オリジナルの建造物を忠実に再現しており、ハンザ同盟中心地であったかつてのリガの繁栄ぶりを物語っています。
彫金細工が施されたひときわ目立つ大時計は、月、日、時間、月齢を刻んでいます。
リーガ大聖堂 (ドゥァムス)
リガ大聖堂の歴史は古く、1211年に遡ります。僧正アルベルトが11世紀初頭に創建したリガ大聖堂は、何度も改築を繰り返され、18世紀後半に現在の姿となりました。
三人兄弟
ルンダーレ宮殿
「バルトのヴェルサイユ」という異名を持つルルンダーレ宮殿は、1736年から1740年にかけて建築された宮殿で、ラトヴィアで最も美しいバロック・ロココ様式の建造物の一つです。
ルンダーレ宮殿敷地内にある庭園には見事なバラ園があります。競うように咲き誇る見事なバラ、抜けるような青空、壮麗なルンダーレ宮殿が織りなす景色は、一枚の絵画のような素晴らしさです。
スィグルダ
ラトヴィア北部、エストニアとの国境付近に位置するスィグルダは、豊かな森と深い渓谷が広がっており、「ラトヴィアのスイス」と呼ばれています。
豊かな自然に囲まれたスィグルダ周辺は、ガウヤ国立公園に指定されており、渓谷と森が織りなす風光明美な景色が広がっています。
トゥライダ城
「神の庭」という意味を持つトゥライダ城は、13世紀に造られたものです。深緑の森に現れる赤レンガ造りの城は、周囲の豊かな自然と調和し、神秘的な雰囲気を醸し出しています。
バルト海に面したラトヴィアは、バルト三国の中央部に位置し、エストニア、リトアニア、ロシア、ベラルーシと国境を接する国です。