春の花を巡るイギリス湖水地方の旅
まずは湖水地方の入り口「ウィンダミア(Windermere)」で湖畔散策
イギリス最大の湖と春の木々「ウィンダミア湖」
息を飲む美しさ。ブルーベルの森を探しに「オレスト・ヘッド(Orrest Head)」へ
ピーターラビットの街「ボウネス(Bowness)」へ
ウィンダミアから南に徒歩約30分の距離に位置する湖畔寄りの街「ボウネス」。ボウネスの街には、「ビアトリクス・ポターの世界」を始め、ピーターラビットの原作者ポターの暮らした家「ヒル・トップ」などピーターラビットファンには見逃せないスポットが数多くあります。それぞれのスポットで、ガーデニングの長い歴史を持つイギリスらしい庭園や花々にも出会えます。
心躍る絵本の空間「ビアトリクス・ポターの世界」
原作者ポターの住んだ家。花々咲き乱れる「ヒル・トップ(Hill Top)」
田園風景の旅「レイクサイド&ハーヴァースウェイト鉄道」
「ボウネス」の街歩き・花歩き
ロマン派詩人ワーズワースゆかりの地「グラスミア(Grasmere)」
ウィンダミアから北に約13kmのグラスミア。名前の通り、グラスミア湖のほとりに位置する街。自然を愛し、自然保護に努めたことでも有名なロマン派詩人のワーズワースが過ごした場所としても有名です。ワーズワースの数々の傑作を生み出した自然の風景、彼自身の過ごした家や自ら設計した庭園を見られます。
ワーズワースの傑作が生まれた地「ダブ・コテージ(Dove Cottage)」
ダヴ・コテージは、1799年12月から1808年5月までのあいだ、ウィリアム・ワーズワースが過ごした邸宅です。それは、詩人がもっとも優れた作品を多く遺した期間に相当します。
ワーズワース自らが植えたという、コテージ全面の白い壁を覆うピンクの豪華なバラ。
美の庭園「ライダル・マウント(Rydal Mount)」へ
詩碑と共に咲く水仙「ワーズワースの水仙の庭(Wordsworth Daffodil Garden)」
ワーズワースの眠るセント・オズワルド教会(St Oswald's Church)付近に位置する「ワーズワースの水仙の庭」。ワーズワースの名作「水仙」の詩碑の周りに植えられた水仙群は、4月頃に見頃を迎えます。
ワーズワースの詩「水仙」の一部を刻んだ石碑。石碑の周りには水仙が並び、その後ろには石造りの橋とカフェが見えます。
ワーズワースとその一族もここに眠ります。庭いっぱいに広がる黄金色の水仙は一見の価値あり。
長さ17キロ、深さ61メートルというイギリス最大の湖「ウィンダミア湖」。氷河による侵食によって地表がU字谷となり、水が谷に流れ込んでできたと言われています。