暑いのはもううんざり!自然と水に癒されるスポットへ出かけよう♪
出典: 蒸し暑い日本の夏。
仕事や、日々の生活にもつい疲労が溜まりがちだったりしますよね。そんな時こそ、自然に触れて心も体もすっきりとできるスポットへ出かけてみませんか?
週末や夏休みを利用して、自然あふれる水の近くへ、さぁ行こう!
富士山の構成遺産、水の飛沫を浴びる「白糸の滝」〈静岡・富士宮〉
たくさんの筋となって細く落ちる白糸の滝。実は長谷川角行が人穴での修行と並行して水行を行った場所であるとされている霊験あらたかな場所なんです。富士講信者を中心に人々の巡礼・修行の場であったことから富士山の構成資産となっています。
出典: 白糸の滝は、昭和25年に観光百選滝の部で1位に選ばれた天然記念物の滝です。幾筋もの水が流れ落ちる姿は白い絹糸のようでとても美しい滝として知られています。
出典: 滝を囲む木々の向こうには富士山も臨めます。富士に降った雨雪は30年もの間ゆっくりと地中を旅してきて、ようやくここでまた、滝となって光を浴びることになるという自然の神秘。
出典: 滝の近くにいるだけで水しぶきがかかって気持ちイイ!その水量は毎秒1.5トンにもなるそうです。マイナスイオンをたっぷりと浴びている感じです。滝から流れ行く水も美しいです。運が良ければ滝壺にかかる虹が見えることも。自然の織り成す景観に思わず息を飲みますね。
清らかで豊かな湧水を訪ねて。「柿田川湧水群」〈静岡・清水町〉
柿田川は、狩野川水系の一級河川で1日に百万トンの水量を誇る東洋一の湧水を水源に、1,200mという国内でも短い一級河川として有名です。柿田川はこの柿田川公園の『わき間』から始まっています。その水はとても澄んでいて名水100選にも選ばれています。
出典: 第2展望台から見える湧水です。青く澄んだ綺麗な水が湧き出ています。富士山に降った雪や雨が地下水となって国道の下から大小数十個の湧き間から忽然と湧き出ています。
出典: 湧水はとても澄んでいてその水量も豊か。12月ごろには鮎の遡上も見られるそうです。
出典: プクプクとあちこちから水が湧き出ている様子が見られます。独特の青い色をしているのは地質鉱物がが土壌に含まれているからだそうです。
出典: 柿田川湧水へは国道1号沿いの柿田川公園の入り口から行けます。
ひんやりとした地下の洞窟へ。美しい氷柱に会いに「鳴沢氷穴」〈山梨・河口湖〉
鳴沢氷穴は、青木ヶ原樹海の東の入口近くにあり、年間を通して観光客が絶えない人気スポットです。
今から1150年以上前の貞観6年、富士山の側火山長尾山の噴火の時に古い寄生火山の間を灼熱に焼けた溶岩流が流れてできた洞窟です。
出典: 鳴沢風穴の入り口です。地下への入り口、といった感じでどんどんと下っていきます。中は年間を通して平均3℃と気温も低く、足元は意外とと滑りやすかったりするので上着は必須。歩きやすい靴を履いて行きましょう。
出典: 気温が低い洞窟の中は水滴が凍って長い時をかけてできた氷柱が。ライトアップされてとても綺麗です。
出典: 頭上の氷柱もライトアップしてキラキラと輝いています。自然のシャンデリアのようです。鳴沢氷穴は縦穴で輪のようになっていて総延長は153m。輪のような中を一周することができます。中はとても狭いところもあって、ちょっとした冒険気分です。
恋人たちの聖地「恋路ヶ浜&日出の石門」〈愛知・伊良湖〉
伊良湖岬の先端にある雄大な浜辺、恋路ヶ浜。万葉の時代から恋にまつわる様々な伝説があり、いつしか恋路ヶ浜と呼ばれるようになったそうです。そして太平洋の荒波の浸食によって真ん中が洞穴となった日出の石門は、沖の石門、岸の石門の2つあり、その名のとおり日の出のときに美しいシルエットを見せてくれます。
出典: 恋路ヶ浜から見る、日出の石門に上がる朝日。波の音をBGMに見る朝日、これもまた素敵です。「♪名も知らぬ 遠き島より流れよる 椰子の実ひとつ♪」という島崎藤村の抒情詩の舞台となったことでも有名です。
出典: 日出の石門、沖に向かってあいた洞穴です。太平洋の荒波の浸食によって真ん中が洞穴となった日出の石門は、沖の石門、岸の石門の2つあります。自然の力ってすごいなぁと感じます。
出典: 恋路ヶ浜は、日出の石門まで約1キロ。太平洋の荒波をうけて湾曲する、白く美しい砂浜です。恋人たちの聖地にもなっています。
出典: 恋路ヶ浜がある渥美半島先端にある岬に立つ白亜の灯台、伊良湖岬灯台です。太平洋と三河湾を望む、昭和4年に建てられたこの灯台は、日本の灯台50選にも選ばれています。
滝を見ながら温泉も楽しめる「姥ケ滝」〈石川・白山〉
姥が滝は、白山白川郷ホワイトロードの親谷の湯の向かいに見える滝です。滝が岩肌に沿っていくつもの細い流れとなって落ちる様が、まるで白髪の老婆が髪を振り乱したように見えることからこの名がついたとされています。
出典: 石川県白山市にある姥が滝。落差76m、幅100mの滝で山の中腹より岩壁を数百条の細かい流れですべるように落ちる様子が老婆の髪のように見えることから名付けられました。
出典: 姥ヶ滝は北陸を代表する滝で、石川県では唯一"日本の滝百選"に選ばれています。蛇谷川の左岸にかかる"親谷の沢"を、落差111m・最大幅40mにわたって落ちる雄大な景色は四季折々、自然を味わえる滝です。
出典: 白山スーパー林道を登っていくと、緑に囲まれた山間の景色や川の流れを楽しみながら姥が滝まで行くことができます。
出典: 滝を見ながら入れる露天風呂。丸見えなので入っている人は少ないようですが・・・。座って滝を見ながらの足湯もありますよ。
出典: こちらは、山梨県甲府市の昇仙峡にある滝「仙娥滝(せんがたき)」です。絶壁から流れ落ちる滝が四季折々の自然と共に楽しめるスポットとなっています。
暑い夏は、都会のアスファルトやビル群から離れて、自然の中へ、水に癒されに行ってみるのはいかがでしょう。
マイナスイオンをいっぱい浴びて、水の力に癒されて英気を養ってくださいね♪
蒸し暑い日本の夏。
仕事や、日々の生活にもつい疲労が溜まりがちだったりしますよね。そんな時こそ、自然に触れて心も体もすっきりとできるスポットへ出かけてみませんか?
週末や夏休みを利用して、自然あふれる水の近くへ、さぁ行こう!