アヴィニョンとは?
城壁の門をくぐり抜けて旧市街へ一歩足を踏み入れると、そこには石畳が敷かれた路地に古い建物が軒を連ねており、中世の面影を色濃く残しています。
その一方で、旧市街中心部にはおしゃれなカフェやレストランがずらりと並んでおり、市民と観光客の活気で賑わっています。アヴィニョンは、中世の面影を残しながらも、賑やかで楽しい雰囲気を持つ魅力あふれる街です。
法王庁宮殿
ローヌ川の中洲から眺めるサン・ベネゼ橋の背後にそびえたつ法王庁宮殿は、威厳に満ちあふれ荘厳そのものです。
法王庁宮殿は夜になるとライトアップが施されます。闇夜に浮かび上がる法王庁宮殿の姿は、壮麗で息を呑むほど美しく、まるで一枚の絵画であるかのようです。
サン・ベネゼ橋(アヴィニョン橋)
童謡「アヴィニョンの橋」で世界中にその名が知れ渡っているアヴィニョン橋ことサン・ベネゼ橋は、1177年から8年の歳月をかけて建築されたものです。現在は、礼拝堂と4個のアーチを残すだけの小さな橋となっていますが、橋が創建された当時は、22個のアーチを持ち、ローヌ川対岸のヴィルヌーヴ・レザヴィニョン街にあるフィリップ美男王の塔まで届くほどの大きな橋だったと伝えられています。
レピュブリック門と城壁
時計台広場
市庁舎
プティ・パレ美術館
ロシェ・デ・ドン公園
旧市街の裏路地
法王庁宮殿、サン・ベネゼ橋、時計台広場など華やかで賑やかなイメージがあるアヴィニョン旧市街ですが、メインストリートから足を延ばして裏路地にも入ってみることをおすすめします。細い道の両横には風情ある古い建物が軒を連ねており、この街に法王庁がやってきた中世にタイムスリップしたかのような錯覚を味わうことができます。
南フランス、プロヴァンス地方を悠然と流れるローヌ川のほとりで、法王庁のお膝元の街、アヴィニョンは、「アヴィニョンの橋で踊ろよ、踊ろよ・・・」という唄で世界中に知られている有名な観光都市です。中世、法王庁がこの街にやってきたときは、市民は喜び、この唄のようにローヌ川の畔で踊ったと言い伝えられています。