冬の映画の“温もり”を感じよう
今回は、見終わったあとにこの季節を愛おしく感じるほっこり映画を10作品厳選しました。ぜひ本記事を参考に、今週末は冬を舞台にした映画を楽しみませんか?
寒い時期が愛おしくなる《冬の映画》10選
1.the Holiday(ホリデイ)
まるで正反対なふたりの住まいとインテリア。田舎暮らしと都会暮らしの両方の魅力をギュッと詰め込んだ本作は、それぞれの暮らしの良さを存分に堪能できること間違いなし。冬を暖かく過ごすヒントもたくさん散りばめられています。
2.LARS AND THE REAL GIRL FRIEND(ラースと、その彼女)
等身大の女性の姿をしたリアルドールを彼女と思い込んでしまったシャイでピュアな青年ラースのお話です。一見非難されたり揶揄される可能性もある彼の言動...しかし周囲の人々はありのままのラース受け入れ、優しく見守る決意をするのです。
ラースを取り巻く純粋で確かなコミュニティには、底のない暖かさを感じることができるでしょう。人間関係にぼんやりと疑問を感じた時にもぜひ選びたい1本。映画内で街にしんしんと降りしきる、雪の美しさにも注目です。
3.Home alone(ホーム・アローン)
パリでクリスマスを過ごす予定の家族が、飛行機に乗り込んだ後に気づいた忘れ物は...8歳の末っ子ケビン。大慌てでさまざまな手続きをするママの存在も知らず、ケビンは悠々とひとりきりのクリスマスを過ごします。しかし自由なその暮らしに泥棒2人がやってきて、クリスマスは大騒ぎに...
公開当初から愛され続ける、冬の定番コメディーです。ケビンの成長と共に描かれる家族愛は、とってもハートフル。大切な人や家族と見たい普及の傑作です。
『ホーム・アローン』
4K UHD発売中
デジタル配信中
© 2020 20th Century Studios
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン
4.Love actually(ラブ・アクチュアリー)
5週間後のクリスマスに向かう、愛に不器用な人々を描いたロマンス映画です。それぞれに違った愛の形がありますが、この9人に共通しているのは「今、愛を伝えたい」というピュアで抑えようのない気持ち。クリスマスという特別な日が人々を後押ししてくれる、勇気に満ち溢れた作品です。
見終えたあとは、大切な人に愛を伝えたくなるはず。見方次第でさまざまな視点を楽しむことができるので、何度も繰り返して見てみるのもおすすめです。
5.オンネリとアンネリのふゆ
シーズンはクリスマス直前。オンネリとアンネリは、バラの木夫人からもらったかわいい部屋で過ごしていました。しかしふたりの日々に突然現れたのは、プティッチャネンというこびとの家族。ひょんなことから5人の小人家族をかくまうことになったふたりですが、そこにはこびとを連れ出そうとする悪い人間が忍び寄って...
世界中で愛される北欧映画を代表するオンネリとアンネリのシリーズ。本作も、何度でもみたくなってしまうキュートで心和らぐ世界観に注目です。
6.CAROL(キャロル)
写真家を夢見る女性テレーズは、ある日美しい人妻のキャロルに出会います。ツヤのあるブロンドヘア、真っ白な肌にのせられた赤いリップ、大きめな毛皮のコート...偶然の出会いだったにもかかわらず、急速に惹かれあっていくふたり。しかしキャロルは常に、美しさの中にテレーズが踏み込めない影を持っているのでした。
舞台は1950年代のニューヨーク。時に物憂げに映る音楽や映像を楽しみながら、息を潜めてラストシーンを迎えたくなる作品です。見終えたあとは、数日間胸の中に暖かく切ない余韻が漂います。
7.New Years Love(ニューイヤーズ・ラブ)
一年の中で最も街がきらめくニューヨークの大晦日。しかしそんな街の中で孤独を感じていたのは、さまざまな理由で人間関係を希薄にしてきた8組の男女。キャリアやプライドが邪魔して行動できなかった彼らが、1年の最後の日に大切な“何か”に気づき、それぞれに向かった場所とは――。
とても豪華なキャスト陣が話題になった本作は、公開されてからずっと愛される年越し映画の定番です。大切な人と一緒にみることで、恋や絆がより深まるはず。
8.Chocolat(ショコラ)
物語は、主人公のヴィアンヌがふらっと行き着いたフランスの田舎で、チョコレート店をオープンするところから始まります。最初はよそ者のヴィアンヌに厳しい目線を向けていた厳格な住人。しかし店内に並ぶ魅惑のチョコレートとヴィアンヌのくだけた人柄に絆されて、村には新たな風が吹き始めます。
しなやかに変化して人を受け入れることの大切さ、そして築く人間関係の暖かさを描いた物語です。必ずチョコレートを食べたくなるので、ぜひお気に入りのスイーツを片手に楽しんでくださいね。
9.Valentine's Day(バレンタインデー)
ロサンゼルスに住む10組の男女の、それぞれのバレンタインを描いたラブコメディです。各カップルや人々が織りなす出来事全てに、確かな愛を感じることができます。それぞれのラブストーリーが次第に重なって、ひとつになるラストシーンは必見!
バレンタインの甘さや可愛らしさをギュッと詰め込んだ作品です。観ながら思わずクスッと笑えたり、恋人たちの幸せそうな様子に微笑んだり...笑いありのロマンスは、まさに愛あるバレンタインの日にぴったり。
10.ムーミン谷とウィンターワンダーランド
「クリスマスさんってどんな人?」特別な日の存在をまだ知らないムーミンが迎える、始めてのクリスマスを描いた物語です。ピュアなムーミン一家がクリスマスと向き合い出会うさまざまな魔法や奇跡の夜。慌ただしく進められる準備の様子は、ずっと観ていられるような心温まるシーンになっています。
本作でぜひ注目したいのが、きらきら光る谷や自然の様子。たっぷり降り積もった雪と家から洩れる暖かなキャンドルの灯りは、ムーミン谷の美しさをより一層引き立てています。
会社を経営しながらビバリーヒルズに住むアマンダと、ロンドン郊外に住む新聞記者のアイリスが互いの恋人と別れるシーンから、物語は始まります。恋人と別れたは良いものの、時期はクリスマス直前!こんな暗い気持ちで過ごすわけにはいかないと、ふたりはネットを介して“ホーム・エクスチェンジ”をすることに。