1994年に公開され、アカデミー賞やゴールデングローブ賞に輝き、いまだにファンが多い名作映画「フォレストガンプ 一期一会」。知能指数が低く、背骨の歪みで脚装具を付けなければ歩けなかった少年フォレストの半生を描いた作品。母の深い愛情で育ったフォレストは、自分が想像していない方向に動き出す人生を素直に受け入れます。

人との出会いやチャンス。フォレストの純粋で真っ直ぐな生き方は、劇中で“人生はチョコレートの箱”と例えられています。自分で選び、食べるまで中身はわからない。そんな教訓が背中を押してくれる作品です。

何かを始めることの大変さや続けることの難しさんの一方で、好きなことをやる喜び、夢中になる面白さを改めて教えてくれる映画です。見終わった後の余韻も良く、前向きな気持ちにしてくれる作品です。

実話を元にした作品で本国ドイツで大ヒットとなった「5%の奇跡」は、先天性の病気で95%の視覚を失った青年サリーが夢を叶えるために大芝居を打つことに。 目が見えないということを隠して、一流ホテルで見習いを始めます。

周囲の助けを得ながら努力するも、次第にほころびが見え始め・・・。　自分の限界を知ったうえで、それを認めながらも試験に挑む姿は、自分もできることを頑張ろう！と勇気をもらえます。笑いありの感動ストーリーに、一歩踏み出したくなるはずです。

ジョン・ファブローが製作・監督・脚本・主演4役を務めた「シェフ三ツ星フードトラック始めました」。一流レストランの料理長として働いていたカールは、口うるさいオーナーや自分の料理を酷評する評論家とケンカし、店を辞めてしまいます。

妻の提案で故郷のマイアミを訪れ、そこで食べた“キューバサンドイッチ”の美味しさに驚き、フードトラックでサンドイッチの移動販売をすることに。仲間たちの協力を得て、旅を続けながら本当に大切なものを見つけていく姿は、本当に心から楽しそうで、自分の道を信じることの素晴らしさを教えてくれます。劇中の料理シーンも美味しそうで幸せな気持ちになる映画です。

2014年に本国ニュージーランドで賞賛され、ニュージーランド映画賞で監督賞、撮影賞、ドキュメンタリー賞の3 部門受賞した「はじまりはヒップホップ」。人口8000人の小さな島ワイヘキに住むおじいちゃん・おばあちゃんがヒップホップに挑戦！

平均年齢83歳の世界最高齢ヒップホップダンサーチームが誕生し、目標はラスベガスで開かれる世界選手権に出場すること。何かを始めることに年齢は関係なく、人生を謳歌する姿は爽やかで憧れます。ドキュメンタリーだからこそ、元気をもらえる作品です。

世界最高峰のフラワーショーのチェルシーで史上最年少で優勝したメアリー・レイノルズのサクセスストーリーを描いた「フラワーショウ！」。アイルランドの田舎で育ったメアリーは“自分のデザインした庭で世界を変えたい！”という夢を叶えるため奮闘します。