おうち時間に名作〈ミステリー小説〉はいかが?
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
夢中になれる〈ミステリー小説〉13選
宮部みゆき
模倣犯
火車
タイトル『火車』のように、クレジット決済における借金地獄や自己破産などを背景に、登場人物のストーリーが描かれていきます。真相にもせまりつつ、人間ドラマや社会問題を見事に絡めた、引き込まれる展開は読み応えたっぷり!
ソロモンの偽証
現代ミステリー巨編とも呼ばれている『ソロモンの偽証』。とても分厚い本で内容がとにかく濃いため、じっくりと読み進めてください。現在の闇についても取り上げられており、モンスターペアレントの登場や放火の発生などキーワードが次々と出てくるので、続きが気になって、つい時間を忘れてしまいます。
東野圭吾
秘密
東野圭吾の名作の一つ『秘密』。東野作品らしいラストの展開は、タイトルの意味を考えさせられるもの。何度もリピートして読むような作品ではなく、一度きりのドキドキ感を楽しみながらじっくり読み進めていただきたい一冊です。
ダイイング・アイ
『ダイイング・アイ』は衝撃のシーンからスタートします。交通事故をテーマにした作品なのですが、文字だけでこれほど情景がはっきり浮かんでくることにも驚きます。東野圭吾ファンの方は、他の作品とは少し違う新鮮さをこの作品に感じることができるはずです。
人魚の眠る家
映画化もされた『人魚の眠る家』。本作品では「人の死とは」という難しいテーマを取り扱っています。登場人物の葛藤を美しくも激しく描き、読み終わった後に「死とは何なのだろうか」と考えさせられます。お子さまがいる方は特に感情移入してしまうこと間違いなしの一冊です。
湊かなえ
告白
映画をご覧になった方も多いはず、湊かなえの代表作の一つ『告白』。中学1年生3学期の終業式で、担任の先生が退職するというストーリーから全ては始まる。様々な視点や観点から語られるある事件を中心に話は展開していきます。テンポよく進むストーリーは読みやすく、時間を忘れて集中してしまいますよ。
リバース
小説のラストにとんでもないストーリー展開が……!まさに『リバース』というタイトルがぴったり。ドラマを観た方も多いかと思いますが、まだストーリーを知らない方には特に読んでいただきたいおすすめ作品。
Nのために
『告白』に次ぐ人気作品となった『Nのために』。みんなが一番大切な人のことを一番に考えて人生を送っていた……。ミステリー小説でありながら、温かさと切なさが入り混じる心に残るストーリー。
松本清張
ゼロの焦点
何十年経った今でも愛され続けている名作『ゼロの焦点』。結婚後1ヶ月も経たずして夫が失踪してしまい、失踪先の金沢へと後を追う……。少しレトロさも感じる美しいミステリー小説です。
砂の器
松本清張といえば『砂の器』を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。読み進めるにしたがって続きが気になってしょうがなくなる一冊。本当に時間を忘れて読みふけってしまう、夜更かし要注意の作品。蒲田で起こった殺人事件から展開するストーリーにハラハラドキドキ。ラストの展開は感動ものです。
江戸川乱歩
魔術師
『魔術師』を読まずして江戸川乱歩を語るべからず。予想することができない結末が読者を楽しませてくれるおすすめの一冊。リピートする読者も多く、何度読んでも飽きない作品です。
屋根裏の散歩者
不朽の名作、江戸川乱歩の『屋根裏の散歩者』。新しい下宿の屋根裏で思いついた殺人を実行する下宿人を、明智小五郎が見事なまでにトリックを見破ります。そのやりとりが爽快で、すっきりと読み進めることができる作品。江戸川乱歩の作品に迷ったら、ここから始めるのもおすすめ。
名作を楽しむ時間をつくろう
今回ご紹介できなかったおすすめの作品もまだまだあります。お気に入りの小説家を見つけて、その世界にどっぷり浸ってみるのもおすすめ。
ずっと気になっていたり、読みたかったけど時間を見つけられず読むことができなかった小説など、時間をかけてじっくり楽しみませんか?
テレビドラマや映画化もされ話題となった『模倣犯』。宮部みゆきの長編作の第2弾として注目を集めました。「女性の右腕とハンドバッグが見つかった……」というシーンからストーリーは始まります。長編作にも関わらず、再読者が続出している人気ミステリー小説です。