お家でアート鑑賞。WEBで楽しむ「オンライン美術館」のすすめ

好きな画家や優れたアーティストの作品を堪能できるのは、至福の時間ですよね。さらにアート鑑賞は、娯楽以外にもメリットが色々。美しい絵を目の当たりにすることで癒されたり、感性が磨かれたりと、心のリフレッシュに最適です。
そこで今回は、お家にいながら美術館気分を楽しめる情報をお届け♪ 自宅のパソコン&スマホからクリックしてアクセスするだけで、アートの世界に親しめるWEBサービスをご紹介します。
「美術館の公式YouTube」「Google Arts & Culture」は見応えたっぷり

youtubeで学芸員さんの解説を聞きながらアートを鑑賞する・・・・今までとはちょっぴり違う美術の世界へのアプローチもまた、新鮮に感じられます。
美術好きの人はもちろん、これまであまり美術館に足を運んだことがなかった人にとっても、特別で有意義な時間になるはず*
❃学芸員の解説付き!美術館・博物館の公式youtubeを楽しもう
・東京都写真美術館
▼「東京都写真美術館|公式YouTubeチャンネル」はこちら
・東京国立博物館
▼「東京国立博物館|公式YouTubeチャンネル」はこちら
・国立西洋美術館
▼「国立西洋美術館|公式YouTubeチャンネル」はこちら
▼延期中の『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』、監修者の解説YouTubeはこちら
本展の監修者である国立西洋美術館の川瀬佑介主任研究員が見どころを7つの章に分けて、丁寧に解説しています。こちらも見逃せません。
・ポーラ美術館
▼特設ページ「おうちでポーラ美術館」はこちら

なかには、ぬり絵や切り絵など、親子で楽しめる動画もありますよ。
❃日本の美術館も参加!「Google Arts & Culture」を見てみよう
「Google Arts & Culture」とは?

検索ページでお馴染みのルGoogle(グーグル)ですが、そのGoogleが提供する、アート好きにはたまらないWEBサイトが「Google Arts & Culture」。
世界中の美術館のアート作品が、オンライン上で楽しむことができ、その提携数はなんと、世界中の約2,500もの美術館、博物館、ギャラリーなど!
作品へのアプローチの仕方もグーグルらしいさまざまな方法があり、既存の美術館とはまたひと味違った、新鮮な感覚を楽しめます。
登録されている日本の美術館を制覇してみるのも面白そうですね。行ったことのない施設を知る機会になり、コロナ収束後に、リアルに訪ねてみたくなりそうです!
・国立西洋美術館, 東京
・東京国立博物館, 東京
・山種美術館, 東京
・東京富士美術館, 東京
・名古屋市美術館, 名古屋
・徳川美術館, 名古屋
「Google Arts & Culture」へのアクセスはこちら
アプリを起動させてから、アプリ内のカメラボタンを押すと、自分の部屋がアートに変身?自分の顔に似ている絵画を発見!?
ぜひお試しくださいね。
└「Google Arts & Culture」を使いこなすためのアドバイス
【1】ところどころズーム(拡大)して、名画をじっくり隅々まで堪能
【2】「ストリートビュー」で、現地の美術館の展示エリアへワープ!?
温かいコーヒーを飲んだり、自分の好きな音楽をかけたりしながら、ゆったり鑑賞するのもいいですね。

作品ページ内に「ストリートビューで表示」というアイコン(スマホ閲覧の場合は、人型のアイコン)があれば、それをクリックしてみましょう。その作品が所蔵されている美術館で、その展示がされている場所を、「ストリートビュー」機能で見ることができます。
パソコンのWEBページ閲覧の場合は、作品画像左下にある「ストリートビューで表示」というアイコンをクリック。スマホ閲覧の場合は、黄色く小さい人型アイコンをクリックすれば、作品が所蔵されているフランス・パリのオルセー美術館のストリートビュー表示に、切り替わります。
【3】色んな検索方法を試してみよう。とっておきの名画との出会いも
油絵が並んでいるのは展覧会でもよく見かける光景ですが、エッチングやインクで描かれたものばかり作品を並べて見るのも、面白いですね。
検索とあわせて『時系列』でソートをかけるのも、おすすめです

誰が同時代を過ごしていたのかが一目でわかるというのも、これもリアルな美術館ではなかなか味わえないユニークな体験ですね。
❃オンライン美術館として、高解像度画像をweb掲載する「HASARD」
「HASARD(アザー)」とは
無料でアクセスでき、超高解像度のコンテンツがずらり。もちろんズームが可能で、作品の質感を感じられますよ。
「HASARD」では、展覧会として企画されたコンテンツを楽しめます
モネ展「それは再び 動き始める」、ゴッホ展「彼の見た景色」、ハンマースホイ展「静」etc.
美しい作品に心を寄せて、「STAY HOME」を乗り切りましょう

暗い話題が多い毎日でも、明るい未来を目指して、豊かな毎日を過ごしていきたいものですね。オンライン美術館を堪能しながら、素敵なおうち時間で「STAY HOME」を乗り切っていきましょう♪
東京・恵比寿にある東京都写真美術館。1995年に総合開館した、写真と映像専門の公立美術館です。
2020年3月3日から予定されていた「日本初期写真史 関東編」と「写真とファッション」という2つの展覧会について、YouTube上で解説つき展示が公開されています。