ヨックム・ノードストリューム 作 / 菱木晃子 訳 / 偕成社

ストックホルム出身のヨックム・ノードストリュームが著書である『セーラーとペッカの運だめし（Sailor och Pekka）』は、数々の賞も受賞している一冊。独特の世界観とデザイン性にすぐれた絵が、とても気になってしまう存在です。主人公のセーラーとペッカが繰り広げる、おかしくもかわいいストーリー。

アイノーマイヤ・メッツォラ 作 / パイインターナショナル

1から10まで楽しく学ぶことができる、デザイン性に優れたかわいい一冊。フィランド出身のデザイナーアイノーマイヤ・メッツォラが、北欧らしい鮮やかな配色に仕上げています。

アイノーマイヤはマリメッコのデザイナーとしても有名で、マリメッコを彷彿とさせるおしゃれな一冊ですね。仕掛け絵本のようになっているので、お子様と一緒に読んでも楽しんでいただけますよ。

アイノーマイヤ・メッツォラ 作 / パイインターナショナル

『かずのえほん』と同シリーズの『いろのえほん』は、その名前の通り色を学べる一冊です。

とにかくかわいい絵本で、大人も魅了されてしまいますね。かわいい一冊なので、お誕生日などのギフトにもぴったり。

クリスチャン・アンデルセン 作 / サンナ・アンヌッカ 絵 / 小宮由 訳 / アノニマ・スタジオ

マリメッコのデザイナーでもあるサンナ・アンヌッカが手がけた、クリスマス絵本。1ページめくるごとに「次はどんな絵が見られるのだろう」とワクワクしてしまいますね♪

ストーリーは世界中でお馴染み、アンデルセン童話『モミの木』。ページごとに美しい世界が広がり、世代を超えてずっとそばに置いておきたい一冊です。

北欧デザインが輝く絵からお気に入りのページを探してみてくださいね。まるでテキスタイルのような美しいものばかりです。

アストリッド・リンドグレーン 作 / イングリッド・ニイマン 絵 / いしいとしこ 翻訳 / 徳間書店

日本でもすっかりお馴染みの『長くつ下のピッピ』シリーズ。北欧を代表し、世界的にファンが多い作家アストリッド・リンドグレーンの作品です。今ではピッピのグッズも人気を博し、目にする機会も多いですよね。ピッピ好きな方こそ、是非読んでいただきたい愛らしい作品です。

アン・ランド 作 / オーレ・エクセル 絵 / 岩波書店

世界的グラフィック・デザイナーであるスウェーデン出身のオーレ・エクセルの、なんとも愛おしい絵本。デザイン性もストーリー性も高い優れた名作です。

インゲル＆ラッセ サンドベリ 作 / たせまり　訳 / 日本生活共同組合連合会

スウェーデンの人気絵本シリーズである、『アンナちゃん』。サンドベルイ夫妻が二人三脚で作り上げたこの作品は、ストーリーもかわいく、デザイン性も高く評価されています。

イングリとエドガー・パーリン・ドーレア 作 / かみじょうゆみこ 訳 / 福音館書店

オーロラを観ることができることでも有名な、ノルウェーの北部。そんな北極圏に近いノルウェー北部で過ごしている少数民族の子ども達のお話です。温かくも、リアルな暮らしを絵本を通じて学ぶことができますよ。

ヘルヤ・リウッコ=スンドストロム 作 / 稲垣美晴 訳 / 猫の言葉社

3つのストーリーが組み込まれており、それぞれ“ぬいぐるみ・猫・洗濯機”を主役に人生の最期へ向け、それぞれの方向へ進んでいく物語。

マルタ・ブレーン 著 / イェニー・ヨルダル 絵 / 枇谷玲子 訳 / 合同出版

日本では2019年に発売されたばかりの新しい一冊。ノルウェー文化省児童書賞 最優秀賞やボローニャ・ラガッツィ賞 優秀賞など数々の賞を受賞している、ノルウェーからやってきた、いま注目の物語です。

驚くのは、日本語を含め20カ国語以上に翻訳され、世界中で発売されています。19世紀に民主主義を求めて戦いを繰り広げた、女性たちの実話。

今のノルウェーがあるのは、この戦いを繰り広げた女性たちの活動があったからなのだと、感動するストーリー。日本ではあまり見かけることのないような、イラストのタッチも特徴です。ちょっぴり大人向けな絵本を楽しんでみませんか？