人気の『水彩色鉛筆』。初心者さん用に、使い方&描き方をご紹介♪
水彩色鉛筆とは? なぜ人気?
【準備編1】おすすめを知りたい!人気メーカー4選 (100均情報付)
水彩色鉛筆を選ぶ際のポイントが、“芯の硬さ”である「硬度」。こちらの情報もあわせてご紹介。
ファーバーカステル(Faber-Castell)/アルブレヒト デューラ
ステッドラー(STAESTLER)/カラトアクェレル水彩色鉛筆
製図用品などでもお馴染みの、ドイツの文具メーカー「ステッドラー」の色鉛筆も人気。
こちらは中硬質タイプの「カラトアクェレル水彩色鉛筆」です。どちらかというと、柔らかいタイプになります。
特殊な顔料を使用しており、水溶けだけでなく耐光性にも優れています。長く作品を飾りたい方におすすめの色鉛筆です。
カランダッシュ(CARAN d'ACHE)/ スプラカラーソフト
1924年、スイス創業の高級筆記用具メーカー、カラン・ダッシュ社の色鉛筆もまた、発色がよく耐光性に優れているとして、安定の人気を誇ります。そして独自の特徴として、一切有害性を含まない、確かな安全性を保証できる原料が使用されていることが挙げられます。
書き味だけでなく、信頼性もまた魅力ですよね。
三菱鉛筆/ユニ ウォーターカラー
キャンドゥやダイソーなど、100円ショップにもあります♪
キャンドゥやダイソー、セリアといった大手100均の、水彩色鉛筆もおすすめ。はじめは慣れるために、とことん、使いたいものです。お手頃価格なら、気兼ねなくたくさん練習できますね。
また、100均には水をのせるのにぴったりな筆も売っていますし、練習用になる紙もそろっています。あわせて入手しやすいのも嬉しいところ。
※画像は、キャンドゥの水彩色鉛筆です。
【準備編2】紙はどんなものを使えばいい?
水彩画にも使える、厚めの画用紙が◎
水彩画用に販売されている紙が適しています。
なかでも身近なのは、画用紙。安価になるほど薄くなりがちですが、ちゃんと厚めのタイプにするほうが、水性色鉛筆の書き味をしっかり楽しめます。
【実践編1】基本は「水彩色鉛筆で描く」+「水筆ペンでなぞる」
step1:水彩色鉛筆で描く
いつもの色鉛筆と同じように、絵を描けばOKです。線を残したい場合は色鉛筆を立ててしっかりめに描き、滲ませて水彩画タッチにしたい部分は、色鉛筆を寝かせてやさしく描くとよいでしょう。
step2:水をふくませた筆でなぞる
色をつけた部分を上から、軽く水を含ませた筆でなぞっていきます。これが基本ですが、画用紙に水を含ませ、その上に水彩色鉛筆で色をつけたり、様々な方法がありますよ。
ここで、使う筆についてご説明を。
特に水彩色鉛筆専用の筆を使用しないといけないわけではありません。絵の具用の筆を使いこなしましょう。
また、「水筆ペン」という、水を内蔵できる画期的な筆が販売されていますので、そちらもおすすめ。ノックすれば使いたい分だけ水がでてくる優れものです。
【実践編2】鉛筆、ボールペンなど、他の画材との合わせ技を楽しむ
【実践編3】水彩色鉛筆を、水筆ペンを使わずに塗らしてみても。
(「ユニ ウォーターカラー」の販売元・三菱鉛筆による、公式YouTube動画です)
【お手本を見つけよう】水彩色鉛筆の、おすすめイラストギャラリー
風景
この画像と、下の画像は、同じ場所から描いた風景画です。
こちらは、さっと水彩画色鉛筆で描いた風景画です。にじみなど、やさしいタッチが味わえます。
こちらは、さらにペンで輪郭線を入れたもの。水彩独特のにじみは控えめになりますが、くっきりとして、臨場感が感じられます。
見比べると、違いが分かりやすいですね。描く風景の雰囲気によって、描き方を使い分けてもよいかもしれません。
『水彩色鉛筆』をご存知でしたか?
もともとイラストが好きな方にとどまらず、旅先でのスケッチ用として、また、手帳の“1日1絵”のイラスト用として。また、「大人の塗り絵」でも人気の、注目の画材なんです。
見た目は色鉛筆そのままの、『水彩色鉛筆』。ですが描いた部分を水でぬらすと・・水彩画風のタッチを楽しむことができます。お手軽に雰囲気がある画風にすることができるのが、何よりも人気の理由といえるでしょう。