出典: つまみ細工やこぎん刺し。おばあちゃんの手芸って思っていませんか?実は、外国人観光客の増加にともなって、若い人たちの間でも伝統工芸を現代風にアレンジしたアクセサリーや小物が大流行しています。今回は、生活に取り入れやすく、初心者でも挑戦しやすい、和のハンドメイドグッズをご紹介します。
出典: つまみ細工は、小さく切ったちりめんの布を折りたたんで作った花びらパーツを、いくつか組み合わせて花飾りにする伝統的な布細工です。舞妓さんのかんざしなどでおなじみですが、現在ではブローチや髪留めなどのアクセサリーとしても使われています。
つまみ細工にはいくつかの作り方がありますが、まずは基本の作り方を覚えてみて。あとは応用的な作り方と、花びらの数で、アレンジできます。
まずは、基本の丸つまみの作り方から確認してみましょう。ちりめんの布は、100円ショップでも手に入ります。
表面と中側の布が違う、二重丸つまみ。これができると、アレンジが広がります。
小学生のお子さんでも作れる、つまみ細工のブローチ。本格的な作り方が難しそうだな…と思ったら、こちらの方法を試してみて。夏休みの宿題にもピッタリかも!?
出典: 基本の丸つまみで作れるイヤリング。色の組み合わせによって、こんなにかわいらしく、優しい雰囲気になります。
出典: 二重丸つまみで作ったヘアゴム。布が違うだけで、雰囲気も全く変わりますね。ブレスレットとしても活躍してくれそう。
出典: 同じく、小さな二重丸つまみを使ったミニヘアピン。前髪を止めるのにピッタリなサイズです。もちろんブローチやクリップにしても、使いやすそう!
出典: パーツをたくさん重ねて作った、はんくす(くす玉を半分にしたような形のため)のヘアクリップ。アクセントとしてバッグにつけてもキュート。大きいので、存在感もバツグンですよ。
出典: 和製エコバッグと言われている、あづま袋。縫うところが少なくカンタンにできるのに、使い勝手が良くて大きさも自由自在です。風呂敷は少し敷居が高いかな…と思っている方にもピッタリ。100円ショップのてぬぐいでも作れますよ。
まずは基本の縫い方から。100円ショップの手ぬぐいを使えば、失敗しても大丈夫!割合さえ守れば、大きさも自由自在です。
慣れてきたら、2種類の布を使ってみて。手間は増えるけど、組み合わせ次第で、かわいさはグッとUPします。
出典: 椿の花のような深みのある赤が魅力的なあづま袋。折り柄があしらわれたリネン素材が、程よい渋みもプラスしてくれるから、普段着にも和装にもよく似合います。じゃぶじゃぶ洗えるのも嬉しいポイントです◎
出典: 使わなくなった着物のリメイクにもピッタリなあづま袋。正絹紬で作れば、日本らしくリッチな仕上がりに。浴衣や和のお稽古に持てば、さらに上品な装いになりますよ。
出典: 大き目の布で作れば、デイリーユースにも。かごバッグなどの目隠しや、バッグインバッグとしても活躍してくれます。
出典: おにぎり1つが入るくらいの小さな布で作れば、プレゼント用のラッピングとしても活躍してくれます。センスと心遣いの光る、素敵なギフトになりますよ♪
出典: 持ち手と留め具をつければ、より上品な印象に。一針ずつ刺したステッチが、手仕事の美しさも感じます。肩掛けにできるのもうれしいですね。
出典: こぎん刺しは、津軽地方に伝わる刺し子の技法。風通しの良い麻を温かく着られるよう、東北の生活の知恵から生まれた刺繍です。他の刺繍と違うのは、偶数ではなく奇数の目を数えて刺す独特の方法。最近では北欧雑貨にも合うということで、若い女性の間でひそかなブームが起きています。
まずは実際に作っている動画を見て、刺繍の刺し方を確認してみてくださいね。
出典: まずは簡単な図柄から練習してみて。オリンピックのエンブレムでも話題の市松模様なら、和っぽさと洋っぽさ、両方のテイストが感じられますよね。難易度も高くないので、初挑戦におすすめです。
出典: パステルカラーの糸で刺せば、可愛らしくてほっこりするヘアゴムに。くるみボタンは、ブローチにしてもかわいいですよ。
出典: 木枠に入れた、小さなピンクッション。ぷっくりとしたシルエットが、北欧チックでとってもキュートです。
出典: ちょうちょ型がとってキュートなブローチ。布製のこぎん刺しだからこそ、形も自由自在です。
出典: シンプルなトートバッグも、一気に上質なバッグに変身。丁寧に刺すからこそ、大切に使いたくなりますよね。
出典: 手まりは日本で古くから使われてきた遊具で、ゴムまりが登場してからは伝統工芸品として作られるようになりました。絹糸が美しい加賀手まりや、自然染色の優しい糸で作られる讃岐かがり手まりが有名です。最近では、ミニチュアで作った手まりを、チャームやアクセサリーにして楽しむこともあります。
出典: 一方のゆびぬきは、加賀のお針子さんが着物を仕立てて余ったありあわせの糸を使って、美しい指ぬきを作ったのがはじまりです。絹糸を1本ずつ丁寧に刺して、キレイな模様を浮き上がらせるのが特徴です。リングはもちろん、ピアスや大き目の輪っかを使ったバングルまであり、アクセサリーとしても人気があります。
どちらも糸をかがっていく、手まりと指ぬき。まずはざっと、作り方を確認してみましょう。最初はキットや本を参考にして作ってみるのがオススメです。
淡い色合いが美しい、讃岐かがり手まりの作り方。動画を見ただけではなかなか難しいので、まずは本やキットで1つ作ってみて下さいね。
小さな手まりなら、初めての挑戦でも上手に作れそうです。
手まりと同じく、動画だけではなかなか難しい指ぬき。こちらもテキストやキットを使うと、楽しく作ることができますよ。
たくさん欲しい!手まりと指ぬきのアクセサリー&小物
出典: 小さな手まりがかわいい、ピアス。耳元で揺れて、とってもチャーミングです。外国の方へのプレゼントとしてもよろこばれそうです。
出典: こちらは耳にぴったりくっつくタイプ。存在感があり、とっても華やかなピアスです。ショートカットやアップにした時につけたいですね。
出典: ブルーと白が涼やかな、手まりのかんざし。ビーズと合わせれば、和が強すぎないので、浴衣や着物の時だけでなく、洋服の時でもアクセントにつけられそう。
出典: お裁縫箱がキュートになる、手まりのピンクッション。針仕事が一気に楽しくなりそうですね。
出典: 夏至という名前がぴったりな、絹糸の上品で艶やかな光沢が美しい指ぬき。季節のイメージに合わせて、色々なカラーで作るとその時期の風情を感じられそう。
出典: 基本のかがり方で作れる指ぬきリング。均等に糸が並ぶよう、丁寧にかがっていくのがポイントです。モダンな印象も漂うデザインなら、和装だけではなく普段着にも似合いますね。
出典: 薔薇をイメージした指ぬきのピアス。ころんとしたフォルムがかわいいですよね。シックな洋服の時でも、一気に華やかなコーデになりますよ。
出典: 指ぬきをチェーンに通せば、ネックレスにもなります。絹糸の優しい光沢が、上品な胸元を演出してくれますよ。
一見難しそうだけど、がんばって挑戦してみたくなる、和の小物たち。世界中のものが手に入る現代だからこそ、日本の伝統技術を生活に取り入れてみてくださいね。
つまみ細工やこぎん刺し。おばあちゃんの手芸って思っていませんか?実は、外国人観光客の増加にともなって、若い人たちの間でも伝統工芸を現代風にアレンジしたアクセサリーや小物が大流行しています。今回は、生活に取り入れやすく、初心者でも挑戦しやすい、和のハンドメイドグッズをご紹介します。