「彩雲(さいうん)」とは、太陽の近くを通りかかった雲が、赤や緑など様々な色に彩られる現象のことをいいます。古来から瑞相(良いことが起きる前触れ)の一つと言われ、「見た人には幸運が訪れる」とも言われているんですよ。虹のように鮮やかでこんなにきれいな雲を見ることができたら、なにか良いことが起きる予感がしますね。ちょっと疲れた時には空を見上げて、彩雲を探してみるのもいいかもしれませんよ♪2018年05月30日更新
彩雲(さいうん)とは、太陽の近くを通りかかった雲が赤や緑など様々な色に彩られる現象のことをいい、雲が虹のように鮮やかな色をまといます。
天使の羽が風になびいているように神秘的な風景。
二度とは見られないような……目に焼き付けておきたい不思議な眺め。
仏教的に特別な時によく見られる現象として認識されていて「景雲」や「慶雲」、「瑞雲」などとも呼ばれています。
阿弥陀如来が菩薩を随えながら五色の彩雲に乗ってくる図なども描かれており、昔から昔から瑞相(良いことが起きる前触れ)の一つと言われ、この現象が現れる事は吉兆だと言われています。
富士山と彩雲。なんだかとっても縁起がいい♪
スピリチュアルな彩雲の意味とは、天や宇宙からの肯定を表すのだとか。「よく頑張っているね!」「そのままで大丈夫」というメッセージという捉え方もあるようです。
宇宙から応援されている。そんな気持ちにさせてくれる雲ですよね。新しいことを始めた時や迷いがある時などに表れてくれると、さらにそのメッセージを強く感じることができそうです。
見慣れた太陽も虹色に輝く光に包まれるといつもより神々しく感じませんか?
神々しさを感じる彩雲ですが、実は気象条件や大気の状態によってあらわれるもので、特別珍しい現象ではないんです。
虹のように色づいて見えるのは、日の光が雲を構成する氷の粒にあたり回折することが原因なのだそう。
冬の気圧配置のからりと晴れた日に空を見上げると、出会う確率が高いのだとか。冬の空を見上げてみると彩雲に出会えるかも♪
山と比較すればそのスケールの大きさに驚きます。
空を自由に飛べる鳥の目には、彩雲がどのように映るのでしょうか?
飛行機に乗っているときに遭遇できれば、より近くで彩雲が見られるかも!?虹色に染まりながら空の旅を楽しめたら、本当にいいことありそう!
虹のように線状に見えるけれど、虹のようにアーチにはなっていない。それが環水平アークです。
彩雲と環水平アークの違いは、彩雲は虹が1ヵ所に固まっているように見えるのに対し、環水平アークは一直線に空を横切るように伸びています。
巻雲などの切れ切れになっている雲を通して環水平アークが見える時には、彩雲とそっくりなため混同されることも多いそうです。一直線であるか、固まっているか。わかりやすくいうとそれだけの違いですが、この2つは「似て非なるもの」なんですね。
一説では、彩雲や一直線の虹「環水平アーク」は地震の前兆?という噂があるようです。
しかし彩雲は雲に含まれる水滴と日光によって起こる現象なので、地震に直接結びつくとは考えにくいのではないでしょうか。
良いことが起こるといわれている彩雲が地震の予兆になるとは信じたくないですよね。珍しく、そして目を奪われる現象なだけに、吉兆とも、不吉の前兆とも捉えられる場合があったのかも……。
巻積雲(別名:いわし雲)・高積雲(別名:まだら雲)・風で千切られた積雲(別名:わた雲)などに見えることが多いので、たまに空を見上げて探してみましょう。
段々と重なった雲に彩りを。
青い海との相性も抜群ですね。
いかがでしたか?いつまででも時間を忘れて眺めていたい彩雲。彩雲は”薄い雲が上空高くにかかった晴天時の太陽近く”に起きる確率が高い現象なので、この条件の日に空を眺めると彩雲に出会えるかもしれませんよ。
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彩雲(さいうん)とは、太陽の近くを通りかかった雲が赤や緑など様々な色に彩られる現象のことをいい、雲が虹のように鮮やかな色をまといます。