思い立ったら気軽にハンドメイド!ハンディミシンという選択
家でゆっくりとした時間を過ごしていると、急にハンドメイドのアイデアが浮かぶことってありませんか?このお弁当箱にぴったりサイズの巾着があれば便利だな…、このオープンシェルフに目隠しのカーテンをしたら素敵じゃないかしら…。そんな思いつきは、すぐに形にしたいものですよね。ただ、ミシンを出すとなると少しハードルが上がってしまうもの。すぐに使える広いテーブルがなかったり、小さなお子様が居ると気軽にミシンというわけにはいきません。そんな時に、おおげさな準備なしで気軽に使えるハンディミシンがハンドメイドの可能性を広げてくれますよ。
ミシンとなにが違うの?ハンディミシンの特徴と選び方
ハンディミシンの最大の特徴は、片手で持って使うところです。ミシンのために作業場所や収納場所を用意する必要がなく、思いついたらサッと使うことができます。手で支えて使うので、選ぶ際には大きさや重さをチェックしましょう。
コンセントにつないで使うタイプの他に、電池で使えるコードレスタイプも。長時間使う場合には向いていませんが、発表会の衣装のお直しなど、持ち出して使うにはぴったりです。最近増えてきたUSBタイプは、USBから電源が取れるだけでなく、USB変換のアダプタと組み合わせてコンセントから給電することも可能です。専用の大きなACアダプタを使うことなく、家にあるUSBアダプタから電源を取ることができ便利です。
ちょっとしたほつれを直したり小物を縫う場合に便利なのが手動式ハンディミシンです。指でカチカチと挟むように縫っていくので、まるでホチキスのような気軽さ!自分のペースで縫えるので、子どもと一緒に使うにも安心です。音が静かなのもポイントで、ゆっくり手作り時間を楽しむことができるのも魅力です。
ハンディミシンを選ぶときに必ずチェックしてほしいのが、どのくらいの厚みの布を縫うことができるのかという点です。ハンディミシンは据置きのミシンに比べると力が弱い物が多く、また押さえに挟むことができる布の厚みが限られているものも多いです。パンツの裾上げをしたりしっかりしたバッグを縫いたいといった場合には、厚物が縫えるものを選ぶと安心です。反対に厚みのあるものを縫わない場合は、本体の小ささや軽さを優先して選ぶと良いでしょう。
PART1:ハンディミシン初挑戦!ひたすらまっすぐ縫ってみたい!
出典: 布端をまっすぐ縫って作るランチョンマットは、ハンディミシン初挑戦にもってこいです。幼稚園、学校アイテムとしても作る機会が多いアイテムではないでしょうか。布を2枚重ねて縫うので、薄手の縫いやすい布を選んでもしっかり仕上がりますよ!
出典: 立体的で難しそうに見えるかもしれませんが、実は直線縫いだけで簡単に作ることができるんです!ふんわりと立体に仕上げるので、縫い目が少しくらい歪んでしまっても逆に目立たないのも嬉しいポイント。持ち手を付けたり吊り紐を付けたり、使い方に合わせてアレンジできるのも手作りの魅力です。
出典: 布1枚で作るブックカバー。パタンパタンと布を折って直線縫い、裏返すとアラ不思議!ブックカバーになっているのです。楽しい作り方についつい何度も作りたくなりますね。コミックスや変形版のブックカバーはなかなか売っていなくて…というお悩みも、これでスッキリ解決です。
出典: 今や定番になりつつある手作りマスク。人気の立体タイプも簡単に作ることができます。少しだけ、ゆるくカーブを縫うところがありますが、ゆっくり動かせば難しくありません。
出典: 裏地をつけると厚みが出てしまうレッスンバッグも、裏地なしできれいに仕上がるこのレシピなら気軽に作ることができます。大きく作れば保育園のお昼寝布団バッグにも。軽くておすすめです。
出典: 疲れ目をじんわり癒す、温めて使えるアイピローはいかがでしょうか?詰め物に小豆を入れることで、しっとりした重みが心地よく、電子レンジで温めて使うこともできます。少しの布でできるので、ふんぱつして贅沢な布を使ってもいいですね。親しい方への気軽な贈り物にも。
PART3:手作りならでは!いくつも欲しくなる、自分サイズの巾着袋
出典: まずは基本の巾着で縫い方をマスターしましょう!いざ持って出ようと思うと入れ物に困る携帯の充電コードなど、専用サイズの小さい巾着があると便利です。好きな布で作った巾着は、鞄の中にあるだけで見るたび気持ちが明るくなりますね。
出典: 子どもの学校に行く時、スリッパを持参する機会ってありませんか?ゴム底の簡単なシューズをスリッパ代わりに使っている人も多いでしょう。そんな時に、すっきり入れられてコンパクトに畳める薄手の巾着があると便利です。何かと慌ただしい学校行事も楽しみになりますね。
出典: 巾着の応用で作れるナップサックは、お着替え入れや子どもの手荷物入れにぴったり。軽くて背負いやすく、口の開け閉めが簡単なので、小さいお子様のファーストリュックに人気です。好きなキャラクターの布地で作ったら、自分の荷物を喜んで持ってくれるようになる、なんて嬉しい効果も期待できるかも!
出典: 手作り巾着のいいところは、なんといってもちょうど欲しいサイズにできるところ。入れたい物が決まっている場合は、逆算してぴったりサイズに仕上げましょう。出来上がってみたら微妙に小さくて入れにくい!下のリンクでは、そんな失敗がないように、サイズの決め方のコツが紹介されています。
PART4:オンリーワンで華を添える、イベントアイテム
出典: 晴れの舞台に、誰とも違ったオリジナルのネクタイはいかがですか?兄弟お揃いも、親子リンクも、手作りなら思いのまま。子どもの成長に思いを馳せながら作る時間も、お母さんにとっては幸せな時間になるでしょう。
出典: とんがり帽子がかわいい!魔女のマント。自分で作ったの?!と驚かれること請け合いです。子どもと一緒に飾りを付けてオリジナルのマントを作るのも盛り上がりますよ!
出典: 小さいお子さんの麦わら帽子姿って、本当にかわいいですよね。市販の麦わら帽子をオリジナルにアレンジする、こんなアイデアはいかがでしょうか?市販の帽子のリボンがちょっと好みに合わないな、という時にも、リボンを替えると見違えるように自分好みに!子どもも自分の帽子がひと目で分かり、愛着もひとしおです。
PART5:時間を見つけてコツコツ作る、大作にも挑戦!
出典: すきま時間にちょっと使うのにも向いているハンディミシンの利点を生かして、工程を少しずつ分けて縫い進められるエプロンワンピースに挑戦!洋服はロックミシンやジグザグミシンを使うアイテムが多いのですが、こちらはどちらも必要なし、ハンディミシンだけで完成させることができます。
出典: 出窓やキッチンに、収納の目隠しに、ちょうどいいサイズのカーテンがあればなあと思うこと、ありませんか?部屋の中で大きい面積を占めるカーテンこそ、本当に気に入った物があると嬉しいですよね。縫う距離が長いものの、縫い方自体はいたってシンプル。直線縫いに自信がついたら挑戦したいアイテムです。
出典: 母子手帳サイズの冊子ポケットが2つとカードを入れられるポケットが3つ付いた母子手帳ケースです。ポケットが多くちょっと複雑そうに見えますが、手順通りに縫っていけば簡単に作ることができるんです。パーツをカットしたり、縫って裏返したり、少しずつ作業を進めることができますよ。細かい作業が多い分、完成したときに味わう達成感は格別です。長く使うものだけに、ぜひお気に入りの布地で作ってみてください。
ハンディミシン、ちょっと気になるなと思ったら、ぜひ一度手に取って、実際に動かしてみてください。習うより慣れろということわざがぴったりで、手縫いともミシンとも違った新しい道具との出会いになるでしょう。ソファに腰掛けて、陽の差し込む縁側で、あなたもくつろぎの手仕事時間を楽しんでみませんか?
布端をまっすぐ縫って作るランチョンマットは、ハンディミシン初挑戦にもってこいです。幼稚園、学校アイテムとしても作る機会が多いアイテムではないでしょうか。布を2枚重ねて縫うので、薄手の縫いやすい布を選んでもしっかり仕上がりますよ!