今の働き方にモヤモヤ……やりたいことがわからない
WILL・CAN・MUSTの自己分析フレームワークがおすすめ
仕事にモヤモヤしている時は、WILL・CAN・MUSTの自己分析のフレームワークがおすすめです。自分でも気づいていない気持ちを見つめ直すフレームワークをしてスッキリしませんか?
こんな人におすすめ
☑︎何のために仕事をしているのかわからない
☑︎転職・就職を考えている
☑︎自分のしたいことがわからない
フレームワークをするメリット
☑︎自分に足りないものがわかる
☑︎仕事に対してのモチベーションが上がる
☑︎転職・就職に役立つ
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
WILL・CAN・MUSTとは?
フレームワークのWILL・CAN・MUSTは、WILL(動機・欲求・志)、CAN(能力・経験・強み)、MUST(周囲からの要望・責任)です。
なぜこの仕事がしたいのか(WILL)、自分の強み(CAN)をはっきりさせておくだけでも、面接時の回答に困りません。
WILL・CAN・MUST
CAN(能力・経験・強み)…できること
MUST(周囲からの要望・責任)…やるべきこと
重なりが大きいほど満足感を感じられる
仕事では、WILL・CAN・MUSTの重なりが大きければ大きいほど満足感を得られると言われています。この3つを明確にしていくことがこのフレームワークで実際に行うことです。
一人より複数で行うと効果的
フレームワークは1人より、グループで行うとより効果的です。相手に質問してもらうことで深掘りされ、物事の本質にたどり着けるからです。また、人の意見を聞くことで、自分で気づけなかった一面に気付けることも。2人以上で話しながら進めることをおすすめします。
WILL・CAN・MUSTのフレームワークやってみよう
まず、ライフチャートを作る
WILL・CAN・MUSTを考える前に、ライフチャートを作ることからはじめます。縦の軸を満足度、横の軸を年齢として、仕事に対しての満足度を書き込んでいきます。就職・転職・結婚・出産などライフイベントも一緒に書き込んでおくとわかりやすいですね。
満足度が高かったのはなぜ?
ライフチャートが完成したら、満足度が高かった時期に注目して相手に質問します。
質問を繰り返して、自分のやりがいを感じるポイントを掘り下げていきます。表面的に物事を捉えていなかった人も、自分でも気づかなかった本質にたどり着けるかもしれません。
☑︎どんなことに満足感を感じていた?
☑︎なぜそう思った?
WILLを考える
本当にやりたいことは何?
自分の満足度を得られるポイントに気づけたら、次はWILLを考えていきます。例えば、就活中の人は〇〇の職につきたいでもいいですが、「人に感謝される(自分が満足感を得られる)職に就きたい」と考えると、ひとつの職業に捉われず広い視野で考えることができます。
後輩に信頼される先輩でもいいですし、自分がやりたいことはもちろん、どうなりたいか、どうありたいかも含めて考えてみましょう。
☑︎仕事を通じて得たいもの
☑︎理想の働き方・生き方
「〇〇だからできない」「〇〇だから無理」は一旦忘れて
自分のやりたいことを聞かれてすぐ答えられる人と、すぐに答えられない人がいます。「スキルがないからできない」「私は子供がいるから無理」という様に、自分の能力や環境を理由にはじめから諦めていることも。
WILLを考える上で大切なことは、自分のおかれた状況、環境は抜きにして考えること。現実的にできるできないは抜きにして考えましょう。
CANを知る
自分の強みの洗い出し
次に、今まで経験した業務で身につけたスキルや自分の強みを洗い出します。スキルには、専門知識・技術など特定の業種で生かせないスキルと、どんな会社でも使えるポータブルスキルがあります。
また、気持ちや仕事に対しての姿勢、向き合い方、性格なども含まれるので、自分の強みを書き出しましょう。
ポータブルスキル
強みは弱みの裏返し
実際に強みと言われても、自分の強みがわからない人も少なくないと思います。逆に自分の悪い面、ダメなところばかりに目がいってしまうという人は、弱みを裏返してみましょう。
空気を読みすぎて自分の意見が言えないという人は、人の気持ちを察して気遣える優しさを兼ね備えています。どんな人でも天職があります。仕事で成果を出せない人は、自分の強みを生かせる職業に就いていないだけかもしれません。
MUSTを考える
自分のやるべきこと・求められていること
やりたいかどうかは別にして、やるべきこと、周囲から求められていることは何ですか? 、仕事でやるべきこと、家庭で求められている役割を書き出します。いくら自分で頑張っていても、周りから求められていることとズレていては評価してもらえません。
仕事でやるべきこと
すでに働いている人は、会社や同僚から、どの様なことを求められているか書き出してみましょう。周りの意見を聞いて、自分の意見と照らし合わせてみるのもいいですね。
家族の中の役割
MUSTは、ライフステージによっても大きく変わっていきます。特に家族ができると家庭での役割も大きくなっていきます。仕事をする上で家庭のことは切っても切り離せません。家族にとって自分はどの様な役割を求められているのか考えてみましょう。
自分では「これは私がすべき」と思っていても、周りはそう思っていない場合もあります。何を求められているか知るためにも、一度夫婦で話し合うことも必要です。
キャリアプランを立てよう
今の自分に足りないものは?
やりたいことがあっても、それを実行に移すスキルが足りない場合も。WILLを達成するために、今の自分に足りないものは何か考えてみましょう。足りないものを補うために勉強したり、学んだり、経験を積んだり、人からアドバイスをもらったり、今すぐでもできることはあるはずです。
目標設定をする
WILLを実現させるために、当面の目標を設定をしましょう。目標は大きいものより、少し頑張ればクリアできるものをいくつも用意しておくのがベター。
「いつまでに」「なにを」「どうするか」を具体的にしておくことで、WILLを実現させやすくなりますよ。
いかがでしたか?
WIL・CAN・MUSTのフレームワークをやってみていかがでしたか? 自分でも気づかなかった気持ちに気づけたのではないでしょうか。
今の状況・仕事の悩みを脱却したい人は、会社の同僚や友人と一緒に自己分析のフレームワークを行ってみてくださいね。
仕事にやりがいを感じられない。何のために働いているかわからない。私、このままでいいのかな?
今の働き方にモヤモヤしている人はいませんか?