スウェーデンのクリスマスって?
クリスマスまでカウントが恒例行事に
特別な日「聖ルシア祭」
毎年12月13日に行われる、スウェーデンの伝統行事「ルシア祭」。スウェーデン以外でも伝統行事として親しまれている国も多いそうです。スウェーデンでは、クリスマス前の“聖なる日”として、12月13日は教会に多くの人が集います。
街やお家のオーナメントを存分に楽しむ
11月の最終週の週末から12月上旬にかけて、スウェーデンの街は一気にクリスマスらしく煌きます♪お店はもちろんのこと、各家庭の窓辺やお庭に目をやると、可愛いオーナメントがたくさん。この時期に、スウェーデンを訪れる方は注目です!
キャンドルに包まれる
日本よりもキャンドル文化が浸透している、スウェーデンでは、日頃からインテリアにもキャンドルを使う家庭も多く、クリスマスともなれば更に多くのキャンドルを目にする機会が増えます。ゆらゆらと温かみのあるオレンジの灯火が美しく、クリスマス時期の街を包みます。
クリスマス時期限定のお料理&ドリンクを堪能
「クリスマスポリッジ」でぬくぬく温まる
クリスマスの日の朝、起きると朝一番に食べる家庭が多い「クリスマスポリッジ」。朝からお腹いっぱい!と思うのですが、次のお料理が出てくるまでには、不思議とお腹が空いてしまうのです。
アンチョビたっぷり「ヤンソンさんの誘惑」
サフランたっぷり「Lussekatt(ラッセカット)」
大人の楽しみ「Glögg(グロッグ)」
定番クッキー「Pepparkaka(ペッパーカーカ)」
「Pepparkaka(ペッパーカーカ)」はスウェーデン語で、ジンジャークッキーのこと。スウェーデン語の響きも可愛いですよね。サクサクのジンジャークッキーは、コーヒー・紅茶にも、そして「Glögg(グロッグ)」と一緒に食べるのも、クリスマスの定番!
クリスマス当日の過ごし方
お家でまったり
日本では、クリスマス=素敵なレストランで豪華にお食事!というイメージを持つ方も多いですよね。でも、スウェーデンでは、1年で一番お家でまったり、のんび~りする日なんですよ。どんなに忙しい人も、一日中お家で家族と過ごします。
お店もお休み
クリスマスの街やクリスマスショッピングを堪能したい!とお考えの方も多いですが、実はスウェーデンでは、クリスマス当日は、どのお店も閉まっています。街は驚くほど、し〜んとしています。それも、クリスマスは家族と過ごすスウェーデンならではですね♪
サンタがやってくる
日が暮れると、お家にはサンタさんがやってきます♪玄関や裏口、勝手口からトントントンと扉を叩いて、大きなプレゼント袋を持ってやって来ると、子供達は大はしゃぎ。名前を読んで、一人一人にプレゼントを手渡しします。
ドナルドダックを鑑賞する
「ドナルドダックとはどういうこと?!」と最初は驚きますが、実はスウェーデンでは1959年以来、毎年クリスマスイブの午後3時には欠かさず、”ドナルドダックと仲間たちからメリークリスマス(Donald Duck and his friends wish you all a Merry Christmas)”が放送されるのです。伝統の”ドナルドダック”は、今でも驚くほどの視聴率で、大人から子供まで家族全員で楽しみます。
朝から晩までクリスマスバイキング
クリスマスの日はまさに、一日中食べる食べる。バイキング形式で自分の好きなタイミングで、とにかくずっとテーブルに並んでいるバイキングを楽しみます。
スウェーデン流のクリスマスを♪
心温まる素敵なスウェーデンのクリスマスをご紹介しました。キャンドルやお食事などは、日本にいる私たちの生活にも取り入れることができそうですね。スウェーデンのクリスマスの過ごし方を参考に、今年はいつもと一味違ったクリスマスを過ごしませんか?
スウェーデン語でクリスマスのことを「JUL(ユール)」と言います。メリークリスマスは「GOD JUL(ゴッユール)」。クリスマスの日から4週間遡った日曜日より、クリスマスへのカウントダウンが始まります。