中学英語レベルでOK!暮らすように旅するための“トラベル英会話”【乗り物編】

中学英語レベルでOK!暮らすように旅するための“トラベル英会話”【乗り物編】

いよいよ夏の観光シーズンが到来しますね!近年は海外旅行であっても、個人旅行や一人旅を楽しむ方が増加しているとも聞きます。現地ではコミュニケーションも旅の一部として満喫したいものですが、実は中学校で習う基本的な英語を上手く組み合わせた英語表現でさまざまな会話を楽しむことができるんです。今回は駅や電車など、乗り物にまつわるシーンで使える基本フレーズから覚えておくと便利なフレーズまで幅広くご紹介します。2019年08月06日作成

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現地でのコミュニケーションこそ、旅の醍醐味!

中学英語レベルでOK!暮らすように旅するための“トラベル英会話”【乗り物編】
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海外旅行では、世界の文化や歴史などを堪能する楽しみがありますが、現地の人々との触れ合いもまた旅を豊かにし、思い出の1ページに彩を添えてくれるものですね。
日ごろの英語力を試す絶好のチャンス!とはいえ、本当はとても不安な方も多いかと思います。

そして、交通機関を使った移動もまた不安材料の一つではないでしょうか。観光スポットの情報はガイドブックで事前に確認できても、実際は現地に行ってみないと分からないことも多く、慣れない環境での移動は常に緊張を伴うものです。

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出典:stocksnap.io
電車やバスなどで移動する際は、駅の位置や切符の購入方法を尋ねたり、コミュニケーションが必要となる場面にたくさん遭遇することになるでしょう。想定される会話を把握しておくだけでもスムーズに旅を楽しめますし、予想外の出来事が起きた時も落ち着いて対応できるはずです。

海外旅行で頻出!「乗り物シーン」で使える英語フレーズ集

まずは、”乗り物の英語名称”を確認しておきましょう。

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日本語でも特急列車や地下鉄、長距離バスなどさまざまな乗り物の表現があるように、英語でもそれぞれを意味する単語は異なります。例えば、電車(train)、路面電車(tram)、地下鉄(subway/metro)、特急列車(limited express)、寝台列車(sleeper train)、普通列車(local train)など。
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また、訪れる国によっては単語が異なる場合もあります。例えば時刻表の場合、イギリスでは「timetable」ですが、アメリカでは「schedule」、片道の場合はイギリスでは「single」、アメリカでは「one way」と表現します。
まったく伝わらないことはないのでそれほど心配ありませんが、できるだけ現地の表現を使って気の利いた楽しい会話をしたいものですね。

確認しておきたい英語フレーズ1:駅やバス停の場所を聞く

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まずは乗車をするために駅やバス停の場所を聞く表現を確認してみましょう。

「駅(バス停)はどこですか? ~  Where is the station(bus stop)? I want to go to the 〇〇.」
★〇〇には目的地の地名や観光スポットの名称を入れましょう。

地図を手にしながら、位置を確認しながら聞きましょう。そこで、特に注意をして聞き取りたいのが、数字と方向です。何番目の角をどちらの方向にすすめばよいのか、復唱するなどしてしっかりと確認することが大切です。
より具体的に聞きたい場合は、以下の表現も使えます。

「駅へはどのように行けば良いですか? ~ How do I get to the station?」
「一番近い駅はへどのように行きますか? ~ How do I get to the nearest/closest station?」

また、電車とバスとどちらが行きやすいのかなどを迷ったときの質問表現はこちらです。
「〇〇までの行き方を教えていただけますでしょうか? ~ Could you tell me how to get to 〇〇 from here?」

イギリスをはじめとした欧州の一部では、より丁寧な表現を好むことも。特に目上の人に話しかける時は冒頭に「Excuse me.」をつけたり、末尾に「,please」を付けると好印象です。

確認しておきたい英語フレーズ2:切符を購入する

近年は、電車の切符をスマートホンのアプリで購入できる国もありますが、窓口で購入する際には英語でのコミュニケーションが必要となります。
まずは購入できる場所を聞く表現から確認をしましょう。

「切符売り場はどこにありますか? ~ Where is the ticket window?」
「○○までの切符はどこで買えますか? 〜 Where can I get the tickets to ○○?」

切符売り場は、「ticket office」、「booking office」と言い換えることもできます。空港などでのカウンター式の場合はticket counterが一般的です。
また券売機は、ticket machineと表現しましょう。
また、有人の窓口で購入する時は多くの情報を得るよいチャンスです。切符に記載されない乗り換えの有無なども合わせて確認をしておきましょう。

「乗り換えは必要ですか? ~ Do I need to change a train?」
「切符は何日間有効ですか? ~ How long will this ticket remain valid?」
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目的地までの切符を購入する表現も覚えておきたいですね。
複数名の切符を購入する場合は、「Two adults.」「Two kids.」など、「枚数+大人or子ども」と伝えます。
その他…

「〇〇まで/〇〇行きの切符をください。〜 Ticket to/for 〇〇,please.」
「〇〇まで/〇〇行きの片道切符をください。 ~ One way ticket to/for 〇〇,please.」
「〇〇まで/〇〇行きの切符を2枚いただけますか? 〜 May I have two tickets to/for 〇〇?」

ここでおや?と思うのが、to/forの使い分けではないでしょうか?
「○○まで/○○行き」という同じような意味ではありますが、「到達する」という意味まで含むのが「to」。一方「for」は「方向」なので、「到達する」という意味は含みません。微妙なニュアンスですが、覚えておくと腑に落ちやすくなりますよ!

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券売機の仕様は各国さまざま。使い慣れない機械に戸惑うこともあるかと思います。
また日本と異なり、鉄道会社ごとに券売機が異なる国も。まずは、券売機の言語を英語にしてみて、それでも使い方が分からない時は駅員さんや周囲の人に手伝ってもらいましょう。

「○○までの切符の買い方を教えていただけますか? 〜 Could you help me to buy tickets to ○○?」

券売機での購入を現地の一般の方にサポートしてもらう時は、クレジットカードの暗証番号のスキミングなどには十分ご注意くださいね。
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市街を観光する日は、一日券などのお得なチケットをできるだけ活用したいですね。
周遊券などは観光案内所で販売していることもあり、地図や観光スポットの資料をもらうついでに購入するのもおすすめです。

「一日券をください。 ~ I'd like a one-day pass,please.」
「○○までの周遊券をください。 ~ I'd like an excursion ticket to ○○,please.」
「○○までの往復券をください。 ~ Round-trip (return-)ticket to ○○,please.」
「回数券はありますか? ~ Is there a ticket for multiple rides?」

確認しておきたい英語フレーズ3:乗り場を確認する

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案外、迷ってしまうのが乗り場。目的地は分かっていても、どの列車にのればよいのか、何番線から発車するのかなどが分からなくて電光掲示板の前で困ってしまうこともありがちです。

「〇〇駅に行くためには何線に乗ればよいかご存知ですか? ~ Do you know which line should I take to go to 〇〇 station?」

「どれが〇〇方面のバスかご存知ですか? ~ Do you know which bus is going toward 〇〇?」
「〇〇行きは何番線ですか?~ Which line goes to 〇〇?」
「1番線のホームはどちらですか? ~ Where is train line number one?」
「この列車はどこ行きでしょうか? ~ Where does this train go?」

ホームは、「platform(人の乗降場所)」や、「track(電車の走る線路)」などを使う場合もあります。
どうしても回答が聞き取れないときは、複数の人に聞いてみることも大事。一般の方に聞く場合は必ずしも正解とは限りません。「I don't know the details, but ~.」などで始まった回答の時は、念のためもう一人くらいに聞いておくなど自分なりのルールを作っておくと安心です。

確認しておきたい英語フレーズ4:時間を確認する

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乗り物での移動は、時間に関する情報を把握しておくことも大切です。

「何時に発車しますか? ~ What time does the bus leave?」
「次の発車は何時ですか? ~ When is the next departure?」
「○○駅には何時に着きますか? ~ What time will we arrive at ○○station?」 
「時刻表はありますか? ~ Do you have a timetable?」
「始発の時間は何時ですか? ~ What time is the first train?」

上記の表現に「Could you tell me〜?」と冒頭に付けて丁寧な表現にしたり、駅員さん以外の方に声をかける場合は「Do you know〜?」を冒頭に付けるなど、その場の状況に合った表現にアレンジすると心地よいコミュニケーションが期待できます。

確認しておきたい英語フレーズ5:座席を確認する

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座席番号の表示位置も国や列車によってさまざま。座席番号が見つからずに焦ってしまうような場面もあるかもしれませんね。
座席に関わる表現、以下をチェックしておくと便利です。

「私の席はどこでしょうか? ~ Could you tell me where my seat is?」
「この番号の席はどちらでしょうか? ~ Could you tell me where ○○(座席番号)is?」

自分の座席番号のはずが、他の方が座っていると急に不安になることも。海外では、空いていれば指定席でも自由に座る方もいらっしゃいます。まずは確認の表現を使って意思を伝えてみましょう。

「ここは私の席だと思うのですが。 ~ I think this is my seat.」
「ここに座ってもよろしいですか? ~ May I sit here?」

確認しておきたい英語フレーズ6:トラブルが発生した時に使える表現

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万が一、想定外の事象が発生した時には落ち着いて対応したいもの。
まずは英語で事象を説明するフレーズを確認しておくと安心です。

「乗り遅れてしまいました。 ~ I missed a train.」
「乗り越してしまいました。 ~ I have passed the destination.」
「切符をなくしてしまいました。 ~ I have lost my ticket.」
「バスの中に忘れ物をしました。 ~ I left something on the bus.」

そして指示を仰いただり、意思表示をするフレーズを付け加えましょう。

「どうしたら良いでしょうか? ~ What should I do?」
「切符を払い戻しすることはできますか? ~ Can I refund this ticket?」

旅のアクシデントは、後々には良い思い出になるはず。起きている状況を正確に伝えることと、よりよい対処法を教えてもらえるよう意識することで、大概のことはきっと乗り越えられますよ。

確認しておきたい英語フレーズ7:プラスαの便利なフレーズ

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質問の表現は少しアプローチの角度を変えるだけで、欲しい情報がスムーズに得られることもあります。
こんな表現も活用したいですね。

「バスの路線図をください。 ~ I want to see a bus map.」
「ここから何駅で(○○)に行けますか? ~ How many stops is ○○ from here?」
「この路線図で言うと、今どこにいますか? ~ Where are we on this route map?
「この電車に乗るには特別な切符が必要ですか? ~ Does the train l need special tickets?」

また、バスの旅では混雑で降車ボタンを押せないこともありますので、「I’m getting off. (降ります)」などの表現も覚えておくと便利ですよ。

中学英語を組み合わせて、旅での乗り物移動を楽しみましょう!

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いかがでしたか?
簡単な単語を組み合わせるだけでさまざまな質問や意思表示ができるものですね。
慣れない土地での移動は緊張を伴うかもしれません。でも、迷うことや分からないことこそ係員さんや現地の方に聞いて、積極的にコミュニケーションをとることで、現地で暮らしているような旅が叶い、きっと忘れられない素敵な思い出になることでしょう。
なにより安全で安心な海外旅行となるよう、気になる表現だけでもメモをして出かけてみませんか?
Have a nice trip!

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