英語で伝えたい。感情や気持ちを伝えるさりげないフレーズ
英語は世界共通言語。英語が話せれば世界中の人とコミュニケーションが取れ、親しくなることができます。日常の何気ないシーンで使える、英語で気持ちや感情を伝えるちょっとしたひと言をご紹介します。
相手を「気遣う」ひとこと
Are you all right? (大丈夫?)
何かに困っていそうな人や、いつもと様子が違って見える友人などに「大丈夫?」と聞きたい時に使うフレーズです。「Are you all right?」と「Are you ok?」は同じ意味で使われ、直訳すると「あなた自身は大丈夫ですか?」という意味です。
I'm here for you. (力になるよ)
親身になって相手を励ましたい時に使うフレーズで、「私がついているよ、力になるよ、傍にいてあげる」という意味。直訳すると「僕は君のためにここにいる」ということで、相手に対する気遣いを感じさせる心温まるフレーズです。
Let's take (have) a break. (休憩しましょう)
仕事や勉強など何かの作業中にひと一休みすることを意味します。例えば、数時間ずっと仕事をしていて、同僚に「休憩しよう」と声をかける時は「Let's take (have) a break.」と言います。
Take care of yourself. (お大事にしてください)
病気で療養中や入院している友人や知人などに、いたわりの意をこめて、「お大事に」という意味で使えます。
また、別れ際に相手が帰る際に、事故にあうことなく帰宅してほしいというニュアンスを込めても使います。
「of yourself」を省略してただ「Take care.」と表現することもあります。
I’m sure everything is OK. (きっと大丈夫だよ)
「I’m sure」は日常会話でよく使われる日本語の「きっと」にいちばん近い表現です。「Sure」は「確か」という意味で、「きっと◯◯に違いない」を表します。「I’m sure everything is OK.」で、「きっと大丈夫だよ、すべてうまくいくよ」という意味になります。 カジュアルな会話からフォーマルな会話まで使える便利なフレーズです。
相手を「褒める」ひとこと
Good for you! (よかったですね!)
「Good for you!」は、人の成功を称賛するときに言うフレーズです。「おめでとう!」「すごいね!」「よかったね!」という意味になります。また、相手がこれからしようとすることを応援したり、賛同するときにも使います。和訳は「がんばってね」になります。
I like (love) your 〇〇. (その〇〇いいね)
直訳すると「あなたの〇〇が好きです」という意味ですが、日本語では違和感のある言い方なので「その〇〇いいね」と覚えましょう。「Like」の代わりに「Love」を使う場合は「本当にいい」と思った時に使います。「素敵ですね」というニュアンスを込めて使いましょう。
It looks good (great) on you. (それ似合っているよ)
相手の服装などを褒めた後にこのフレーズを加えましょう。上で紹介した「I like (love) your 〇〇.」に加えて「It looks good (great) on you.」と言うと完ぺきな褒め言葉です。「good」の代わりに「great」を使うと「とても似合っている」というニュアンスになります。
That sounds great! (すばらしいですね!)
誰かが言ったこと、提案したことに対して、「それいいね!」と言いたい場合には、「That sounds great!」という表現を使うことができます。 カジュアルに「Sounds great!」だけでもOKですし、丁寧に「That sounds like a great idea!」と言うこともできます。
「感謝」を使えるひとこと
Thank you for everything. (いろいろありがとう)
別れ際のあいさつとして使われる定番フレーズです。これまでの全てのことに感謝していると伝えることで、別れが惜しいという気持ちを表現できます。「いろいろありがとうございました。」「(今まで)いろいろお世話になりました。」という意味になります。
I appreciate your kindness. (あなたの親切に感謝します)
「appreciate」には「真価を認める、認識する」という意味があります。「thank you」よりもより丁寧な表現で、フォーマルなシーンで使われます。「thank」は人に感謝を表すのに対して、「appreciate」は事柄に感謝します。
You’ve been very helpful. (本当に助かりました)
「helpful」は「有用な」「助けになる」という意味。何かを手伝ってくれた相手に対して、「あなたのおかげでとても助かりました」という感謝の意味を込めて伝えるフレーズになります。
Thank you from the bottom of my heart.(心から感謝します)
「from the bottom of my heart」で「心の底から」「心を込めて」という意味です。心の底から感謝を伝えたいときに使います。ただ「Thank you」と言うより、気持ちが一層伝わりますね。
おわりに
英語は世界共通言語。英語が話せれば世界中の人とコミュニケーションが取れ、親しくなることができます。日常の何気ないシーンで英語で気持ちや感情を伝えて、コミュニケーションの輪を広げるのはいかがでしょうか?
来たる2020年、東京でオリンピックが開かれることもあり、世間では英語教育への関心が高まっていますね。また近年、街でも外国からの労働者や観光客を目にする機会が増えてきました。外国から来た人たちと接する機会が増えているので、さりげないひと言を英語で言えたらいいなと思いませんか?