「桃の節句」の由来と歴史
元は厄払いのための行事だった3月の節句
雛人形は厄払いのため?
桃の花のない「桃の節句」になってしまった理由
アウトドア→インドア行事になったひな祭り
歴史によって変わった内裏雛の飾り方
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
ひな祭りの食べ物のあれこれ
出典:kinarino.jp
ひな祭りの食べ物には、古くから伝わる伝統的な物や、季節を意識した旬の食材などが使われています。それぞれの由来や意味を知って、より美味しく楽しみましょう。
「ひし餅」の由来は子孫繁栄や縁起担ぎ
最近では、お餅より簡単に食べられて自宅で作れるひし餅形の冷菓もよく食べられています。ミルクベースの優しい味です。
地域で違う「ひなあられ」の形と味
甘くて小さな“関東風”と食べごたえのある“関西風”
関東風の甘いひなあられは、こんな風に可愛くアレンジもできます。お持たせやひな祭りパーティーのお土産にもぴったりです。
関西では有名なあられメーカーですが、しょうゆや塩で味付けされた物がメインとなったひなあられが販売されています。
ひな祭りの飲み物「白酒」ってどんな物?
ひな祭りの歌に出てくる「白酒」は、アルコール発酵させた本物のお酒です。これはかつての上巳の節句の名残で、長寿の象徴の桃の花を浸した「桃花酒(とうかしゅ)」を飲んでいだ風習から生まれた、江戸時代のヒット商品。女性に飲みやすい白酒を桃の節句に飲んで厄払いしよう、という事で大人気だったそうです。
江戸時代から大人気だったひな祭りの「白酒」の本物はこちらです。アルコール度数は7%あるので子供は飲めません。
お酒が苦手な人や子供向けには、麹で作るノンアルコールの「甘酒」を
魔法瓶タイプのポットがあれば意外と簡単にできる甘酒。ぜひひな祭りをきっかけにトライしてみて下さい。
ほんのりアルコールを楽しめる酒粕仕立ての甘酒
好みの濃さと甘さにできるのが手作りの魅力。基本の分量を覚えて、そこからアレンジすれば失敗しません。
ひな祭りに欠かせない「はまぐりのお吸い物」
ひな祭りらしくかわいらしい鞠麸をあしらったはまぐりのお吸い物。昆布だしで丁寧にお出汁を取ってみて下さい。
お寿司がひな祭りで好まれる理由は?
定番はちらし寿司ですが、取り分けが大変という場合は、こんな風にいなり寿司をアレンジしても。手軽にできるのに見た目が華やかなので旬の素材をあしらってみて下さい。
3月3日は「桃の節句」と呼ばれ、雛人形を飾って女の子の健やかな成長を願う行事ですが、実は、この節句が行われ始めた頃は、節句とされる日は3月3日ばかりではなく、別の名前で呼ばれていました。