狭いお部屋が抱える湿気問題を解決しよう
特に一人暮らしのコンパクトなお部屋は、空気の通り道を確保しづらく、全体が何となく湿っているよう…。そんな環境をちょっと見直して、湿気対策を今からはじめてみませんか?今回は、大事な服や靴などを湿気から守る方法や、詰め込みがちなクローゼットやベッド下の収納部分の今すぐできる湿気対策を4つご紹介します。気づいた時からはじめて、快適なお部屋づくりをはじめましょう。
①小さな玄関で湿気からお気に入りの靴を守る方法
雨の日だって素敵な靴で出かけたい。でもお気に入りの靴だから、湿気やカビから守りたい!足元のオシャレも大切にしたい女の子の望み、どちらも叶えたいですよね。
お出かけから帰ったらしっかり除湿しましょう
もっと手軽に、新聞紙を丸めて靴の中に入れるという方法もあります。新聞紙が湿気を吸い取ってくれると同時に、黒インクの原材料であるカーボン(炭)が脱臭効果を発揮します。新聞紙をこまめに取り替えれば早く乾きます。ただ靴があまりに濡れていると、黒いインクが靴に色移りすることがあるので、新聞紙を布などで包んで。そうすれば玄関に置いても景観を損ねません。
乾いた靴をしまう時は靴箱の湿気対策を忘れずに!
革や布、素材にかかわらず、脱いたらすぐ湿気を取るのが、臭いも抑えて玄関もジメジメさせないための秘訣です。
②狭いクローゼットで湿気から大切な衣類を守る方法
クローゼットの中は空気が流れる空間を作ろう
まず湿気対策の第一は、詰め込みすぎず、空気が流れる空間を確保すること。上下と、洋服と洋服の間に少し隙間を作りましょう。
それでも扉を閉めたままだと湿気がこもるので、雨続きで気になる時は少し扉を開けておいたり、また週に一度くらい、扇風機で風を送ったりして、空気を入れ替えるといいですよ。
すぐに洗濯しない服は一旦休ませて
雨の日のお出かけで着た洋服。クリーニングに出すワンピースや羽織もの、もう一度着るものなど、洗濯するまでに少し時間を置くものもあります。そういった洋服はすぐにクローゼットへしまわないで、ハンガーにかけて一晩くらい湿気を乾かしてからしまいましょう。このようにお部屋の中に、しまう前の洋服をちょっとかけておける場所を作っておくのがオススメです。
③お部屋の隅に配置したベッドを湿気から守る方法
ベッド周りも、湿気には注意したいところ。毎日使うものだけど、布団は毎日は洗えないし、布団を干すのもマンションだと簡単ではないことも多いのでは。でもちょっとしたケアで、湿気を防いで気持ち良く寝られるベッドにしましょう。
目覚め時は一旦湿気をベッドから逃がしましょう!
毎日起きた時、すぐに綺麗にベッドメイク…。良いことのようだけど、ちょっと待って!寝ている間の寝汗と体温で、布団の内側は温かく湿った状態。カビだけでなく、ダニなどの温床にもなってしまいます。起きたら布団をめくり上げたそのままの状態で、一旦湿気をベッドから逃がしましょう。
マットや収納スペースの対策も忘れずに行いましょう
でも一人暮らしのワンルームなどでは、大きなベッドは部屋の隅の壁につけて置くことが多く、ベッド下も貴重な収納スペース。引き出しが付いていたり、下に収納ボックスを入れていたりもします。そんな時は、マットレスの上に除湿シートを敷いて対策を。さらにマットレスの下にも、新聞紙を敷いておくと良いですよ。
④カビが発生しやすいバスルームのお手入れ方法
入浴後のひと工夫が大事
入浴後は最後に冷水シャワーをバスルームの床や壁にさっとかけて、室内の温度を下げましょう。そしてできれば、室内の水気をさっと拭きとっておくと、もっと効果的です。
湯気を逃がそうとバスルームの扉を開けておきたくなるかもしれませんが、それはNG!扉は閉めて、換気扇を回しましょう。湯気は上に向かいますので、もしもバスルームの扉下に通気口があれば、そこだけ開けておくと、空気がスムーズに換気扇に向かって流れます。
梅雨に入ると、気になるのはお部屋の「湿気」。外に干せない洗濯物、水周りのカビなど、様々な問題に頭を抱えることも。これではお天気同様、気持ちも晴れません。