辛いとはいえ、性格を変えるのはなかなか難しいことですよね。ならば、ある程度考るとしても深く考え込みすぎない方法を知っているだけで、違うのではないでしょうか。
深く考え込みすぎないための処方箋
考え込んでしまう、といってもどんな状況であるのか、どんな内容かは人によって様々ですよね。今、考え込んでしまっている状況を打開するために、悩んでしまう前に、もっとも合うものを選んでみてください。
1 考えてもいい時間を決める
どんなに長く考えたとしても答えが出ないことは多いものです。長く考えれば考えるほど、負のループに入り込んでしまうことも多いでしょう。
深く考え込んでしまいそうになったら、考えてもいい時間を「5分」と決めてみましょう。その間だけは考えてもいいけれど、5分たったら必ず他のことに行動を移しましょう。
2 負のループを断ち切るイメージを持つ
あまりに考え込んでしまうとフツフツとしてくるものです。そんな状況では前向きな考えよりも負の考えの方が勝ってしまいます。負の考えは強引にでも断ち切りたいものです。
そのために、自分の中で負のループを断ち切るためのイメージを作りましょう。例えば、負のループを蓋つきのゴミ箱に押し込めてしまうところを想像するとか、大きなナイフで切ってしまうなど、それ以上続かないというイメージをしっかり持ちましょう。
負のループは自分を疲れさせるだけで悪循環です。よくない考えばかりに囚われてしまったら、断ち切るためのイメージをすぐに思い浮かべましょう。
3 考えすぎる前に行動する
まだ、やり始めてもいないことを頭だけで考えて悩んではいませんか?いざやってみると、自分が思っていた通りには進まないものです。直感で行動した方が上手くいくこともありますよね。
行動してみて何かにぶち当たったら悩んだり考える事にしましょう。考え込むのはそれからでも遅くはありません。まずは考えるよりも始めることを意識しましょう。
4 考えを書き出す
自分の中だけで考えていると妄想が膨らんでしまい、もともと何について考えていたのかわからなくなることはないでしょうか。混乱した頭を整理するためにも、何について考えていたのか、書き出してみましょう。
そうすると考えが整理され、頭がすっきりします。具体的な対策が取れるものと取れないものに分けることもできますね。対策の取れるものはとって、そうでないものは時間に任せるというのも1つの手です。
5 自分に合った気分転換をする
答えが出ない事について考え込むのは思いの外疲れてしまうものです。好きな作家の本を読むなど、考え事で埋まっている頭を全く違う内容と文章によって一新するのはおすすめです。
もちろん、体を動かす事によって呼吸を変え、新しい空気をたくさん取り込むのも良いでしょう。景色を見ながら体を動かすウォーキングやサイクリング、心を解きほぐす温泉なども良いですね。
6 自分の出した答えに自信を持つ
仮に人から意見を受けたとして、それについて深く考えたとしても、最終的には自分が納得できなければ仕方ありません。自分はどうしたいのか、どう思うのか、自分としての考えや意見をまずはしっかりと持つ癖をつけましょう。
さらに、人の意見と自分の考えを比較した上で、自分が納得するものを選び取ることができれば深く考え続けるループから抜け出すこともできますよね。そして、自分が選んだ考えに自信を持ちましょう。
7 ときには考えることを放棄する
自分1人で考えていることというのは、考えても考えても答えが見つからないものです。疲れを感じたら、「考えるのはやーめた」と投げてしまっても良いのです。そんな時は「やーめた」と、声に出すとすっきりと考えを切り離すことができます。
おわりに
どうしようもなく考え込んでしまう時、自分の状況に合わせて7つの方法の中から状況に合うものを選んで試してみてください。負のループは断ち切って、考えすぎによる悩みは手放しましょう。そして、軽やかに、自分に自信を持って毎日輝いていたいですね。
物事を深く考えすぎてしまう性格の人は、誰かが放った一言を気にしすぎたり1つのことが不安で心配しすぎてしまう傾向があります。深く考えるのはとても良いこと、でも、そのせいで悩んだり自分らしく生きられないのでは辛いですよね。