動線の見直しで、家事はもっと楽になる
お洗濯編
お洗濯動線は基本の4ステップで考えよう
① 洗う
洗濯する時、家族の汚れ物はどんな基準で分けているでしょうか。色や素材別?それとも持ち主別?その仕分けの手間を減らすには、お風呂に入るタイミングで家族にも協力してもらい、複数のカゴを使って使用済みタオルや脱いだ服を先に分別してしまうという方法もあります。これなら次の日の朝、すぐに洗濯に取りかかれますよね。
② 干す
洗濯物を干す作業は、広げてシワを伸ばして、ハンガーにかけたりピンチで留めたりと、なかなか手順が多いですよね。しかもここで手を抜くと、乾いた時にくしゃくしゃになって仕上がりもイマイチ。この「干す」という工程を綺麗に手早く済ませる方法にも、いくつかのアイデアがあります。
③ 取り込む
④ たたむ・しまう
キッチン編
よく使う道具は『使いたい場所』に配置する
『取り出しやすさ』=『使いやすさ』
『出しっ放し収納』を上手に使おう
お掃除を面倒に感じないための工夫
子供たちのお片付け編
子どもたちにはできるだけ自分で身支度できるようになってほしいし、使ったおもちゃはきちんと片付けてほしい。でも、あまり口うるさくは言いたくないですよね。ポイントは、子ども目線で収納を考えること。収納箱は重過ぎないか、しまう場所の高さは身長に合っているか、仕分けのルールがわかりにくくないか。それらに気を配りながらお片付けスペースを整えていくと、子どもにとっても大人にとってもらくちんで気持ちのいいお部屋のスタイルが、自然に出来上がっていくはずです。
収納の工夫で朝の支度をスムーズに
お片付けのコツは「しまう場所を迷わないこと」
また、お片付けスペースがいっぱいになって子どもたちの手に負えなくなってきたら、使用頻度の低い物から大人の手で奥の収納へ退避させていくのも良いと思います。子どもたちなりに自分の所有物とその住所を把握できるよう、最初は様子を見守りながら、少しずつ自主性に任せてみてはいかがでしょうか。
日々の家しごとをこなすために、同じ場所を何度も往復することはよくあります。でも「この収納は本当にここでいいのかな?」「この作業はこっちで一度に済ませることができるのでは?」と気付いて修正してみると、意外なほど家事が捗って嬉しくなることも。そんなスムーズな家事動線を手に入れるためには、どんな工夫をしていけばいいのでしょう?