大好きなキンモクセイ(金木犀)の香りを、いつでも纏いたい*
キンモクセイ小さいオレンジ色の花は、ちょっとオリエンタルな甘い香りが漂ってきて・・・。キンモクセイの甘い香りって、不思議と心惹かれますよね。
可憐な印象ですが、風が吹けばあっという間に花が散ってしまう儚さも、持ち合わせています。
本記事では「キンモクセイの香り」の香水、自家製芳香剤の作り方を紹介
「香水」、「ルームフレグランス」、「スキンケアクリーム」、さらには「金木犀のシロップ」、“お茶”でいただく「桂花茶」など・・おすすめをセレクトしました。
*画像/金木犀のシロップ
【始めの豆知識】甘く優しい、キンモクセイ。香りの効果は?
しかし昨今では、「癒し効果」という別の側面が期待されています。ここでは、そんな「効果」についておさらいしてみましょう。
たとえば、香水といえばフローラル、シトラス系がよく慣れ親しまれていますが、そのなかで“金木犀の匂い”が仄かに漂うだけで・・・人は「あれ?この香りは・・」と気付きやすいものです。自分らしさを表現したい場面で、さりげなく活躍してくれる香りなんですね。
~キンモクセイの香りを、市販の《似てる香りの商品》で楽しむ~
キンモクセイの香りを、市販の《似てる香りの商品》で楽しむ方法を、
①「香水・コロン」
②「スキンケアクリーム」
③「ルームフレグランス (芳香剤) 」
④「モイストポプリ」
の順で、ご紹介します。
① キンモクセイの「香水・コロン」を、身に纏う。-おすすめ8選-
AUX PARADIS|オードパルファム #07 Osmanthus[オスマンサス]
日本発祥のボディケアケアブランド「AUX PARADIS(オゥパラディ)」。
なかでも香水「オードパルファム」が、主張しすぎず日本人に合う香りとして、ナチュラル嗜好の方に人気を博しています。天然香料にこだわっており、ローズ、シトロン、フルールなどのラインナップがありますよ。
もちろん注目したいのは、キンモクセイ(別名 オスマンサス)の香りの商品「#07 Osmanthus〔オスマンサス〕」。
こちらは秋の時期~12月にかけて限定商品で、仄かに甘くふわりと・・秋の到来を感じさせてくれます。
他の植物と比べてキンモクセイの香りは抽出が難しいので、大切にちょこちょこっと使いたいですね。
SHIRO(シロ)|キンモクセイ オードパルファン
※発売日:2021年10月7日
プレゼントの品としても人気が高いブランド「SHIRO(シロ)」のフレグランスをピックアップ。毎年秋頃になると、数量限定の季節商品として「キンモクセイ オードパルファン」が登場します。
キンモクセイのフローラルで甘い香り。軽くスプレーすると、5~6時間、香りが継続しますよ。品よく纏わせてみてはいかがでしょう。
SAKURA&NATURAL|キンモクセイ 練り香水 40g
しっとりとしたテクスチャーを楽しめる、キンモクセイの練り香水をご紹介。SAKURA&NATURALの練り香水は、楽天でも高評価ですよ*ワセリン・シアバター・グリセリンの3種保湿オイル配合。乾燥対策にもなり、ハンドクリームのような感覚で、日常使いに◎。ほんのりと甘く、自然に漂う香り。ウォータープルーフなのも嬉しいポイントです。
Heavenly Aroom|金木犀 香水 ロールオンタイプ7ml
お出かけ中でも、手首や首筋にちょこんとつけやすい♪ 金木犀の香りを纏うアイテムとして、ロールオンタイプの香水もおすすめです。
こちらは"自宅で楽しむシンプル&スタイリッシュなフレグランス"をコンセプトに掲げる京都のフレグランスブランド「Heavenly Aroom(ヘブンリーアルーム)」のもの。
成分は金木犀がベースとなっており、フルーティーなトップ、ややフローラルなミドル、ムスクがほんのり香るラスト…。繊細な香りの変化を楽しめます。
生活の木|キンモクセイ ソリッドパフューム(練り香水)6g
アロマオイルやディフューザーなど、アロマグッズなども人気の「生活の木」。「キンモクセイの香り」シリーズも定番人気商品。
こちらの商品をはじめ、ロールオンフレグランス、ボディー&ヘアミストなどのがラインナップしています。
「キンモクセイ ソリッドパフューム」に手のひらにおさまるコンパクトタイプで、お出かけ時の携帯にもぴったり。キンモクセイエッセンシャルオイル(天然芳香成分)や、シアバターなどの保湿成分が配合されています。
手首や首回りに馴染ませて使うことはもちろん、ちょっとカサカサが気になるところに馴染ませても◎爪まわりに塗ってもいいですね。
コトラボ|ソリッドパフューム 練り香水 秋:金木犀 8g
京都の化粧品メーカー・コトラボの練り香水も人気です。
このシリーズでは、金木犀のほか、桜、蓮、水仙の香りもラインナップ。日本を代表する花を身近に感じながら、暮らしを楽しむのも素敵*
潤い効果のある、ミネラルオイル、ミツロウ、香料、シア脂を配合しています。敏感肌の方でも使いやすい成分です。
気になる金木犀の香りは…上品なフローラル調。塗り込む量で香りの強さは調整できるので、自分にとって心地よいさじ加減で、香りを楽しめます。
舞妓夢コロン|金木犀(きんもくせい)の香り
身に纏うだけでなく、すこしハンカチに軽くつけたり・・・。そのように日常的に使うからこそ、ちょっと安いアイテムが欲しいという方には、こちら。京都の舞妓さんをテーマにしたコスメシリーズ「舞妓夢コロン」がおすすめ。
香りは3種あり、その中の一つが「金木犀の香り」。
本物に香りに似ているのですが、愛用者のなかには、お母さん世代の化粧品の香り・・という使用感を持たれた方も*
昔の記憶に触れるような、ノスタルジックな気持ちも楽しめそうです。
舞妓さんの練り香水|「うさぎ饅頭」 金木犀の香り
香水って、油断すると結構付けすぎちゃうものですよね。
付けすぎることなく、どこに行っても金木犀の香りをそっと身に纏いたい・・・という方は、ミニサイズの「練り香水」はいかがでしょう。
こちらは兎の可愛いケースに入った、 金木犀の香りの練り香水。上で述べた、舞妓夢コロンと同じ製造元のものなので、二つ揃えてもいいかもしれませんね。
② キンモクセイの「クリーム」で、癒しのスキンケア
コトノカ|ハンドクリーム 金木犀の香り
キンモクセイ香りのハンドクリームがあれば大好きな香りで保湿もできて、とっても実用的。プレゼントにしてもいいですよね。
こちらは、京都で作られたハンドクリーム。古くから愛されるキンモクセイのクリームでスキンケアすれば、京美人に近づけるはず。
③ 「ルームフレグランス (芳香剤) 」で、お部屋を癒し空間に
Botanicfolk(ボタニークフォーク)|金木犀 ディフューザー 200ml 日本製
※発売日:2021年10月9日
朝起きて1日の始まりを迎えるとき、そして、おやすみ前の1日の終わりも・・・大好きなキンモクセイの香りと一緒に過ごせたらいいですよね。そんな方におすすめしたいのが、ディフューザータイプのルームフレグランス。
こちらは、植物由来のコスメを扱う、ボタニカルライフスタイルブランド「Botanicfolk(ボタニークフォーク)」のディフューザー。調香師が丸1年かけて、本物に近い、キンモクセイの香りに仕上げたそう。作り手の丁寧な仕事を感じられる品です。
かんざしのような、金木犀モチーフのスティックがかわいいですね。インテリアの素敵なアクセントにもなってくれますよ。
④ キンモクセイの芳香剤!手作りの「モイストポプリ」
モイストポプリの作り方
はじめの準備
作り方
⑤ ルームスプレーや香水になる「キンモクセイチンキ」を手作り
キンモクセイチンキの作り方
~キンモクセイの香りを、《食べて》楽しむ~
⑥ キンモクセイの香りを楽しめるお茶「桂花茶(けいかちゃ)」
⑦ お茶以外も。金木犀を「ジャム、ゼリー、お酒」で味わおう
キンモクセイジャムの作り方
キンモクセイゼリーの作り方
キンモクセイのお酒・桂花陳酒(けいかちんしゅ)の作り方
「桂花陳酒」はキンモクセイの花を白ワインに漬け込み、熟成することによってできあがります。本格的に作ろうとすると熟成させるまでに3年ほどかかるそうです。それまで待てない!という方におすすめのレシピを紹介します。
*画像/L'OCCITANE(ロクシタン)「オスマンサス ポータブルデュオ」