植物の力がぎゅっとつまったアロマ。その魅力は一言では語れません。身体や心に働きかける力を、きっと実感していただけるでしょう。

今回は、使用方法からおすすめの香りまでアロマの魅力をお伝えします。

アロマとは植物から抽出した芳香物質であり、フレグランスは合成的に作られた香料です。
植物から抽出された芳香物質はその香りはもちろん、効果効能がそれぞれのアロマにはあり、メソポタミア時代から薬や治療、香油としても使われていました。

近年、日本でもアロマが生活に取り入れられてきました。アロマは植物から抽出した芳香物質なので、その効果効能や使用法をしっかり理解することが大切です。

使い方や楽しみ方を知って、あなたの生活にもアロマをとりいれてみませんか。

アロマは植物の芳香成分で、圧搾法や蒸留などにより特殊な方法で抽出しています。

アロマを選ぶ時に注意したいこと
・100%天然アロマを選びましょう。(アロマの中には格安で、薄めてあるものも売っているので表示は見逃さずに)
・空気や光、熱によって劣化するので、遮光瓶に入っているものを選びましょう。
・抽出量が少ないものは値段がかなり高価になります。

アロマ使用する際の注意点

アロマは植物の効果効能が凝縮されているものですので、使用の際は注意して使いましょう。
・原液を直接肌につけたり、飲用しないように注意しましょう。
・赤ちゃんには使用せず、子供や高齢者に使用する場合には大人よりも少量使用に控えましょう。
・体質や体調によっても刺激を感じたり、かゆみが出たりする場合もあります。
・禁忌アロマもあるので、病気や妊娠中のアロマの使用は特に注意が必要です。

基本的なルールを守ってアロマを楽しく生活に取り入れましょう。

アロマの香りは蒸留法や圧搾法によって抽出しています。植物の花や葉、根、果皮、種子、木部、樹脂から抽出するのです。
抽出する植物によって香りの深みや香りのグループも様々で、効能や効果もそれぞれ異なります。

また、植物の採れる時期によっても香りに変化があるので、自然界ならではの楽しさがあります。

初心者の方にも取り入れやすいアロマを楽しむ方法をご紹介しましょう。心地よい香りにつつまれながら、リラックス効果やそのほかの効能を実感してみましょう。

アロマを一番簡単に楽しむ方法は“芳香浴”です。
アロマデュフューザーや空気清浄機にアロマを数的垂らして、香りを拡散させる方法です。お部屋の殺菌や浄化、リラクゼーション高価が期待できます。

洗面器やコップにお湯（70~80度）を張り、そこにアロマを1~4滴たらします。湯気と一緒に精油の香りを吸い込むことで鼻から香りが吸入され、リラックス効果や肌荒れにも効果的です。
吸入する際は目の粘膜を刺激することもあるので、必ず目をつぶります。

いつもの入浴にアロマを入れるだけのアロマバス。筋肉の弛緩、コリのほぐれたリラクセーションに効果的です。
バスタブに1~5滴ほどのアロマを垂らします。皮膚刺激が出る精油もあるのでまずは1~2滴から始めてみると良いでしょう。
鼻からの吸引と同時に、皮膚からの経皮吸収もされるので、よりアロマの効果を実感できます。

足浴や手浴などの部分浴にも効果的です。

初心者でも簡単に作れるアロマクラフトもあるのでご紹介します。
香りを持ち運びたいときにおすすめな“アロマスプレー”は簡単に作れて便利なアロマクラフトです。

用意するもの
・お好みのアロマ
・無水エタノール（薬局で購入できます）
・精製水
・スプレー容器

作り方
1,スプレー容器に無水エタノール10ml,アロマ12滴を加えて混ぜる（アロマはアルコールによく溶けます。しっかりまぜておきましょう）
2,精製水を20ml加えさらによく混ぜる。
3,ラベルにレシピ、作製日を記入して容器にはる（2ヶ月ほどで使い切るようにしましょう）

アロマには殺菌、抗菌、消臭、浄化作用のあるものもあり、お掃除にも活用してみてください。
拭き掃除にアロマ2~3滴垂らした水をつかうだけでほのかな香りで気分よく掃除ができます。
ティートゥリーやオレンジのアロマがおすすめです。

アロマの種類はかなり多く、初心者の方には香り選びに迷ってしまうでしょう。そこで、初心者での使いやすく、人気の香りをご紹介しましょう。

フローラル系
・ローズ
・ローズウッド

ハーバル系
・ラベンダー
・ユーカリ

シトラス系
・オレンジ
・グレープフルーツ

比較的安全にしようできるアロマです。
少し慣れてきたら、ブレンドしてみるのもおすすめですよ。

いかがでしたか？アロマ初心者のあなたにもアロマの知識がすこし理解できましたか？アロマを使用するときは基礎知識がないと、危険な場合もあります。基礎的な知識を知ることで、アロマをより効果的に生活に取り入れることができますよ。生活をより豊かにするアロマを取り入れてみてくださいね。

もっと詳しく知りたいという方は、資格取得講座で学んでみるのもいいかも。アロマの世界の知識をぐっと深めることができますよ。