日本のお正月には「おせち料理」。食材に込められた意味、知ってる?

日本のお正月には「おせち料理」。食材に込められた意味、知ってる?

みんなで囲むお正月のご馳走「おせち料理」。実はひとつひとつのお料理に、お願い事や深い意味が込められていることをご存知ですか?今回は、栗きんとん、伊達巻、黒豆、数の子、海老の煮物、なます、叩きごぼう、お煮しめなど代表的なおせち料理について、その意味を人気のレシピを交えてご紹介いたします。 2017年10月19日更新

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正月
おせち料理
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お正月にみんなで囲む「おせち料理」

日本の伝統的な食文化、おせち料理。新年の食卓を美しく彩ります。手間のかかったおせちのひとつひとつには、様々な意味が…。その意味を知って一口ごとに噛みしめながら、年初のお食事をありがたく頂きましょう。
出典:

日本の伝統的な食文化、おせち料理。新年の食卓を美しく彩ります。手間のかかったおせちのひとつひとつには、様々な意味が…。その意味を知って一口ごとに噛みしめながら、年初のお食事をありがたく頂きましょう。

「おせち料理」のはじまりは?

「おせち料理」は、旧暦の節句(節供)ごとに自然の恵みや収穫に感謝し神さまにお供えをして宴を開く、平安時代の宮中行事「お節供(おせちく)」という行事の中で作られていた料理が始まりとされています。節句は年五回あり、五節句と呼ばれていますが、現代で「おせち料理」を食べるのはお正月だけになりました。
出典:

「おせち料理」は、旧暦の節句(節供)ごとに自然の恵みや収穫に感謝し神さまにお供えをして宴を開く、平安時代の宮中行事「お節供(おせちく)」という行事の中で作られていた料理が始まりとされています。節句は年五回あり、五節句と呼ばれていますが、現代で「おせち料理」を食べるのはお正月だけになりました。

「おせち料理」という呼び方が一般的になったのは第二次世界大戦以降なのだとか。おせち料理が文化として庶民に広まってきたのは江戸時代の終わりごろからと言われていますが、その頃はおせち料理ではなく「食積(くいつみ)」とか「蓬莱(ほうらい)」と呼ばれていたそうです。
出典:www.flickr.com(@Hajime NAKANO)

「おせち料理」という呼び方が一般的になったのは第二次世界大戦以降なのだとか。おせち料理が文化として庶民に広まってきたのは江戸時代の終わりごろからと言われていますが、その頃はおせち料理ではなく「食積(くいつみ)」とか「蓬莱(ほうらい)」と呼ばれていたそうです。

「おせち料理」に込められた意味とは?

黄金の財産をあらわす「栗きんとん」

おせち料理には、それぞれに意味があります。「栗金団(くりきんとん)」は、クチナシで染めるその美しい色が黄金の財産をあらわし、富を得る縁起物としてお正月には欠かせない一品です。さつまいもをクチナシの実と茹でて丁寧に練り上げ、栗と合わせます。
出典:

おせち料理には、それぞれに意味があります。「栗金団(くりきんとん)」は、クチナシで染めるその美しい色が黄金の財産をあらわし、富を得る縁起物としてお正月には欠かせない一品です。さつまいもをクチナシの実と茹でて丁寧に練り上げ、栗と合わせます。

学問成就の願いも込めた「伊達巻」

“伊達”とは華やかさをあらわす言葉。鮮やかな色調で目を引く伊達巻は、おせちに欠かせない花形の存在です。また、鬼すだれで巻いた姿を文書などの巻物に見立て、学問や習い事が成就するように願いを込めた料理でもあります。はんぺんを使って、簡単に手作りすることができます。
出典:

“伊達”とは華やかさをあらわす言葉。鮮やかな色調で目を引く伊達巻は、おせちに欠かせない花形の存在です。また、鬼すだれで巻いた姿を文書などの巻物に見立て、学問や習い事が成就するように願いを込めた料理でもあります。はんぺんを使って、簡単に手作りすることができます。

まめに暮らせますようにとコトコト煮込む「黒豆」

【関西風黒豆】
黒には魔よけの力があるとされてきたことから、邪気を払い、まめ(勤勉)に働き、まめ(健やか)に暮らせるよう願いを込めた料理。関西風(上の写真)の黒豆は、丸くつやつやと煮ます。基本の煮方をマスターしましょう。
出典:

黒には魔よけの力があるとされてきたことから、邪気を払い、まめ(勤勉)に働き、まめ(健やか)に暮らせるよう願いを込めた料理。関西風(上の写真)の黒豆は、丸くつやつやと煮ます。基本の煮方をマスターしましょう。

【関東風黒豆】
一方、こちらは関東風の黒豆で、わざとシワができるように煮ます。これには「シワが寄るまで元気に働けるように」という願いも込められているそうです。
出典:

一方、こちらは関東風の黒豆で、わざとシワができるように煮ます。これには「シワが寄るまで元気に働けるように」という願いも込められているそうです。

子孫繁栄の縁起物「数の子」

ニシンの卵であるカズノコは、粒が多いことから子宝や子孫繁栄を願った縁起物として食されます。また、ニシンは「二親」とも書き、二親健在であることを願っています。
出典:

ニシンの卵であるカズノコは、粒が多いことから子宝や子孫繁栄を願った縁起物として食されます。また、ニシンは「二親」とも書き、二親健在であることを願っています。

腰が曲がるまで長生きをと願う「海老」

おせちの中でもひときわ鮮やかな色で最も目を引く海老は、茹でたり焼いたりすると背が丸くなることから、腰が曲がるまで長生きできますようにという長寿の願いが込められています。
出典:

おせちの中でもひときわ鮮やかな色で最も目を引く海老は、茹でたり焼いたりすると背が丸くなることから、腰が曲がるまで長生きできますようにという長寿の願いが込められています。

豊作をもたらす滋養豊富な片口いわし「田作り」

別名、「五万米(ごまめ)」。片口いわしを冬の風で乾燥させたものを使います。かつて高級肥料の片口いわしを使って米作りをした田んぼでは豊作となったことから「田作り」と呼ばれています。豊年豊作の願いを込めた栄養豊富なおせち料理。作り方は意外と簡単です。
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別名、「五万米(ごまめ)」。片口いわしを冬の風で乾燥させたものを使います。かつて高級肥料の片口いわしを使って米作りをした田んぼでは豊作となったことから「田作り」と呼ばれています。豊年豊作の願いを込めた栄養豊富なおせち料理。作り方は意外と簡単です。

一家の幸せと不老長寿を願う「昆布巻き」

「喜ぶ」という語呂合わせから、皆が健やかに顔を合わせられた悦びを共にし、一家の幸せを願う意味のあるお料理です。また、「養老昆布(よろこぶ)」とも書き、不老長寿の意味があります。鮭やニシンなどの魚を巻いたものから、昆布だけのシンプルなものまで、巻くものに特に決まりはないようです。
出典:

「喜ぶ」という語呂合わせから、皆が健やかに顔を合わせられた悦びを共にし、一家の幸せを願う意味のあるお料理です。また、「養老昆布(よろこぶ)」とも書き、不老長寿の意味があります。鮭やニシンなどの魚を巻いたものから、昆布だけのシンプルなものまで、巻くものに特に決まりはないようです。

鯛の焼き物

「めでたい」に通じる語呂合わせ。見た目にも豪華な尾頭付きの鯛は、お正月にふさわしいお料理の一つですね。普段の食卓には頻繁に上がらない料理だけに特別感が演出されます。また、大黒様が鯛を持っていることから七福神信仰とも結びついているといわれます。
出典:

「めでたい」に通じる語呂合わせ。見た目にも豪華な尾頭付きの鯛は、お正月にふさわしいお料理の一つですね。普段の食卓には頻繁に上がらない料理だけに特別感が演出されます。また、大黒様が鯛を持っていることから七福神信仰とも結びついているといわれます。

土地に根を張り安泰に…「叩きごぼう」

ごぼうは、土の中深くまで根を伸ばし、土地に根付く野菜であることから、一家がその土地にしっかりと根を張り、安泰に暮せるように無病息災を願って食べられるものです。また、叩いて開いた牛蒡は“開きごぼう”ともいわれ、運が開くという意味も持っているそうです。
出典:

ごぼうは、土の中深くまで根を伸ばし、土地に根付く野菜であることから、一家がその土地にしっかりと根を張り、安泰に暮せるように無病息災を願って食べられるものです。また、叩いて開いた牛蒡は“開きごぼう”ともいわれ、運が開くという意味も持っているそうです。

それぞれの具に意味がある「お煮しめ」

里芋(または八つ頭)は、子芋がたくさん付くことから、子宝、子孫繁栄という願いが込められています。また、れんこんはたくさんの穴が開いていることから、先が見える、見通しがよいことをあらわします。仏教では仏さまのいらっしゃる極楽の池に在る植物であることから、けがれのない食材として扱われているとか。
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里芋(または八つ頭)は、子芋がたくさん付くことから、子宝、子孫繁栄という願いが込められています。また、れんこんはたくさんの穴が開いていることから、先が見える、見通しがよいことをあらわします。仏教では仏さまのいらっしゃる極楽の池に在る植物であることから、けがれのない食材として扱われているとか。

縁起のいい水引の色で平安を祈る「紅白なます」

紅白の色は、水引の色をあらわしているといわれ、平安や平和を願う縁起物としておせち料理に加えます。なますには、香りのいい柚子を入れることも多いようですね。
出典:

紅白の色は、水引の色をあらわしているといわれ、平安や平和を願う縁起物としておせち料理に加えます。なますには、香りのいい柚子を入れることも多いようですね。

おせちの華となる縁起物「菊花かぶ」

旬のかぶをおめでたい菊の花を模して飾り切りした酢の物「菊花かぶ」は、長寿を願うおせち料理。また、かぶが武家社会では“あたま(かしら)”を意味することから縁起物とされます。
出典:

旬のかぶをおめでたい菊の花を模して飾り切りした酢の物「菊花かぶ」は、長寿を願うおせち料理。また、かぶが武家社会では“あたま(かしら)”を意味することから縁起物とされます。

初日の出を思わせる「紅白かまぼこ」

かまぼこの形が初日の出に似ていることから、おせち料理に入れるそうです。赤は魔除け、白は清浄をあらわすとか。紅白は縁起がいいという意味もあります。美しい飾り切りは、おせちをさらに華やかにしてくれます♪
出典:

かまぼこの形が初日の出に似ていることから、おせち料理に入れるそうです。赤は魔除け、白は清浄をあらわすとか。紅白は縁起がいいという意味もあります。美しい飾り切りは、おせちをさらに華やかにしてくれます♪

より大きな未来へ!出世を願う「ぶり」

成長するごとに名前が変わっていく出世魚、ぶり。家族の出世を願って、おせち料理に入れる具材として知られていますね。簡単に作れて、お重も豪華になりますのでおすすめです。
出典:

成長するごとに名前が変わっていく出世魚、ぶり。家族の出世を願って、おせち料理に入れる具材として知られていますね。簡単に作れて、お重も豪華になりますのでおすすめです。

おせち料理の盛り付けのコツ

おせち料理には、盛り付けにさまざまなコツがあります。全体を美しく見せる配色や、裏白などのあしらいなどについても知っておきたいですね。以下のリンク先のサイトに詳しく紹介されていますので、ぜひご参考に。
出典:

おせち料理には、盛り付けにさまざまなコツがあります。全体を美しく見せる配色や、裏白などのあしらいなどについても知っておきたいですね。以下のリンク先のサイトに詳しく紹介されていますので、ぜひご参考に。

いかがでしたか?

日本の大切な伝統、おせち料理。本来の意味を知ると、ますます大切に長く受け継いでいかなければ、と思いますね。今度のお正月は、ちょっとおせち作りに頑張ってみませんか?
出典:www.flickr.com(@Shinya Suzuki)

日本の大切な伝統、おせち料理。本来の意味を知ると、ますます大切に長く受け継いでいかなければ、と思いますね。今度のお正月は、ちょっとおせち作りに頑張ってみませんか?

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