お正月にみんなで囲む「おせち料理」
- 寝るとき何着てる?心地よい睡眠へと誘うパジャマの話キナリノ編集部
「おせち料理」のはじまりは?
出典:www.flickr.com(@Hajime NAKANO)
「おせち料理」という呼び方が一般的になったのは第二次世界大戦以降なのだとか。おせち料理が文化として庶民に広まってきたのは江戸時代の終わりごろからと言われていますが、その頃はおせち料理ではなく「食積(くいつみ)」とか「蓬莱(ほうらい)」と呼ばれていたそうです。
「おせち料理」に込められた意味とは?
黄金の財産をあらわす「栗きんとん」
学問成就の願いも込めた「伊達巻」
まめに暮らせますようにとコトコト煮込む「黒豆」
【関西風黒豆】
【関東風黒豆】
子孫繁栄の縁起物「数の子」
腰が曲がるまで長生きをと願う「海老」
豊作をもたらす滋養豊富な片口いわし「田作り」
一家の幸せと不老長寿を願う「昆布巻き」
鯛の焼き物
土地に根を張り安泰に…「叩きごぼう」
それぞれの具に意味がある「お煮しめ」
縁起のいい水引の色で平安を祈る「紅白なます」
おせちの華となる縁起物「菊花かぶ」
初日の出を思わせる「紅白かまぼこ」
より大きな未来へ!出世を願う「ぶり」
おせち料理の盛り付けのコツ
いかがでしたか?
出典:www.flickr.com(@Shinya Suzuki)
日本の大切な伝統、おせち料理。本来の意味を知ると、ますます大切に長く受け継いでいかなければ、と思いますね。今度のお正月は、ちょっとおせち作りに頑張ってみませんか?
日本の伝統的な食文化、おせち料理。新年の食卓を美しく彩ります。手間のかかったおせちのひとつひとつには、様々な意味が…。その意味を知って一口ごとに噛みしめながら、年初のお食事をありがたく頂きましょう。