マスクの裏に、メイクが付くのが気になる!
とりわけ、『マスクにファンデーションやリップが付いてしまう』ことでお悩みの方が多いそうです。化粧崩れ・マスク汚れの要因にもなるので、ちょっと対策を考えたいところですよね。
そこで今回は、『マスクに付きづらいメイク』のコツをご紹介。
マスクで顔の下半分が隠れるからといって、上半分だけメイクするのはおかしなもの。頬や口周りにもファンデーションは塗りますし、飲み物を飲んだりするときにちらりと見える唇も、リップを塗らず、素のままではバランスが悪くなってしまいます。
そのようなことも、ちょっとの工夫で対策ができますよ。
【はじめに】マスクをしていると化粧崩れしやすいのはなぜ?
❁「ファンデーション」が、マスクに付かないようにする方法
①崩れにくい下地やファンデーションを使う
「皮脂崩れ防止」を謳った下地を使って、皮脂や汗にきちんと対応できるようにしておくと、ファンデーションも崩れにくくなります。
また、マスクをしていると、オイリー肌の人はさらにお肌がオイリーになってしまうことが多いので、「皮脂吸着パウダー」が配合されたファンデーションを選ぶと余分な皮脂をしっかり吸収してくれます。
②ファンデーションを薄くつける
ファンデーションは厚く塗ると、ヨレたり崩れたりしやすくなります。違和感のない程度に、薄付きで仕上げるようにすると、マスクでこすれてファンデーションが落ちてしまうこともありません。
リキッドファンデならおでこや頬に置いて、スポンジで上から下に向かって伸ばしていきます。
パウダリーファンデの方が厚塗りになりやすいので、薄付きにすることをまずはイメージ。そして、おでこ、頬、鼻筋を中心に薄く伸ばします。
リキッドも、パウダリーもマスクをしている顔の下半分にはスポンジに残ったファンデーションを塗っていくイメージでメイクするとうまくいきます。
③基礎化粧を見直してみる
毎日、マスクをすることで、お肌のコンディションが以前とはすこし変わったように思う人もいるのではないでしょうか。マスクを外すと、蒸れがちだったお肌が湿気を蒸発させ、一気に乾燥に傾きます。
必要以上にお肌から水分が奪われないよう、基礎化粧では保湿を重視。水分と油分をきちんとお肌にのせていくように気をつけてみましょう。
④メイクキープスプレーを使う
メイクをキープしてくれるスプレーは、メイクをした後にスプレーするだけで皮脂や汗、マスクの擦れなどによるメイク崩れを防止してくれるという優れもの。最近のメイクキープスプレーは種類も多くなり、それぞれの製品によって強みも異なります。
汗や雨などに強いウォータープルーフタイプ、さらさらに仕上げてくれる皮脂吸着パウダー配合タイプ、お肌を乾燥から守る保湿成分配合タイプなど、お肌に求めるものによって選ぶようにするといいですね。
《併せてcheck》マスクに付きづらい「おすすめファンデ」3選
プリマヴィスタのリキッドファンデーションは独自のオイルブロック処方で、皮脂による化粧崩れを防いでくれます。驚くほど薄付きで、お肌の動きに柔軟に対応し、ヨレてしまうことがありません。
かなり瑞々しいテクスチャーなので、指ではなく、付属のスポンジで伸ばしていきましょう。
顔全体に伸ばしたら、スポンジのきれいな面を使って、お肌をポンポンと押さえるように密着させてあげると、余分なファンデを吸収してマスクに付きづらくなりますよ。
3種の美容成分を配合したカバー力のあるスティックファンデーションです。コンシーラーのように小回りが効いて、パウダーファンデのように軽やかなテイストの仕上がりになっています。
マットでありながら、滑らかでつるんとした素肌感を感じさせてくれる逸品。ぴったりとお肌に密着してくれるので、マスクにも移りづらく、きれいが長続きします。
9色のカラーバリエーションで似合う色、なりたい色が選べます。持ち運びに便利なところも高評価です。
2020年ベストコスメアワード美の殿堂賞を受賞したことでも有名なマキアージュのドラマティックパウダリー。ムースからパウダリーファンデーションをつくる製法をとっており、お肌に溶けるようにフィットしてくれます。
金平糖型のパウダーは光を乱反射させ、透明感とツヤ、ほのかな血色感を表せます。なんと、13時間もの長時間の化粧持ちのデータを取得。マスクにも付きづらいわけですよね。さらに、スポンジを水で濡らしてファンデを塗る「水あり」で使えば、密着感もアップ!自然なキメ細かい肌を演出できます。
❁「リップ」が、マスクにつかないようにする方法
① 口紅を「マット」タイプ、「ティント」タイプにする
画像/「ティント」タイプのイメージ
「マット」タイプは、唇に密着してさらりとしたテイストのものが多いので、色落ちしづらいことでも人気です。
「ティント」タイプは、発色の良いものが多く、飲食して多少色落ちしても目立ちにくいところも嬉しいですよね。
マット・ティントタイプの中から、カラーやテクスチャーで好みのものを選んでみるというのもおすすめです。
② リップブラシ(紅筆)を使って塗る
リップは直塗りするのではなく、リップブラシを使って丁寧に塗っていくと、密着度を高めることができるようになります。外側に輪郭を取ってから、内側を隈なく塗っていくのがおすすめ。
きれいに塗れたら、余計な油分をティッシュオフしてから、再度、全体を馴染ませます。これで口紅の持ちも良くなり、マスクにも付きづらくなりますよ。
③ パウダーで仕上げる
口紅を塗り終わったら、フェイスパウダーを軽くはたいておくと色持ちが良くなり、マスクにも付きづらくなります。フェイスパウダーをつけることで、マスクと口紅の摩擦が軽減されるためです。
ブラシでつけると、口紅の色がついてしまうことがあります。コットンを裂いて、ふわふわの面を使ってフェイスパウダーをはたけば、使い捨てることもでき、衛生的です。
④ リップコートを使う
リップコートは口紅のヨレやマスク汚れを防いでくれる優れもの。つけたてのカラーを長時間キープしてくれます。リップトップコートとよばれることもあります。
商品によって、ツヤ感のあるもの、マットテイストのものなど違いがあり、演出したいメイクによってチョイスを変えるのもおすすめ。チューブタイプ、スパチュラタイプ、スティックタイプなど形状もさまざま。保湿成分の入ったものなら、マスクのつけ外しによる乾燥も防げます。
画像/キングダム「リッププロテクトジェリー」
《併せてcheck》マスクに付きづらい「おすすめリップ」3選
なめらかに伸びるので唇にしなやかにフィットして、しっかり密着。高密着なポリマー「なめらかフィット成分」のおかげで、ティントではないのに、塗りたての発色の良さを長時間キープすることができます。
14色ものカラーバリエーションで、血色よく、明るい美しい唇を演出。お肌がくすみがちな大人の女性に似合うカラーにも人気があるんですよ。
こちらは人気の韓国コスメブランド「rom&nd(ロムアンド)」のティント。濃密で潤いのあるテクスチャーで、使いやすいですよ。
ぷるんとしたツヤ感もあり、落ちにくいロムアンドのティントなら、マスク生活でもリップをつけるのが楽しくなりそう。
水ベースでふわっと染まるティントタイプの口紅です。保湿美容成分配合で、カサつく唇もしっとりとやわらかく仕上げてくれます。色・ツヤの6時間持続データも取得済み。長時間、きれいをキープしてくれます。
華やかな発色のものが多いティントですが、こちらの口紅はとても自然な仕上がり。ナチュラルに唇を染めてくれます。
マスクをしていても、お気に入りのメイクで心を上向きに♪
お気に入りのメイクで、気持ちを上げて、元気いっぱいに過ごしていきたいものですね。
マスクをしていると、していない時と比べてお肌の周りは湿気が多くなり、蒸れやすくなります。また、マスクをつけ外しすると乾いた空気にさらされ、水分が蒸発しやすくなり、乾燥を招くこともあります。