理想と違う仕上がりに。パーマがかかりすぎてしまったら…
そこで今回は、失敗されにくいパーマのオーダー方法や、もしものときにセルフで出来る応急処置方法をご紹介します。
パーマで失敗してしまった!考えられる原因とは…?
カウンセリング不足による失敗
過去に縮毛矯正をかけていたり、直近でカラーをしていたりしたら美容師さんに伝えるましょう。状況や状態に合わせて最適な薬剤を選んでもらえます◎
髪のダメージによる失敗
パーマは髪のダメージを伴います。もともとダメージ毛の場合、さらにダメージが進行して毛先がパサパサになったり、広がりやすいパーマスタイルになってしまったりすることも。ダメージがある髪にパーマをかけてしまうと、理想のパーマがかかりにくいことが多いのです。
サロンによっては、トリートメント成分で補修しながら負担を最小限にするパーマなどがあったり、あまりにもダメージが進行している場合は、パーマ自体を美容師に止められることもあるので、事前にしっかり相談するのがベストです◎
かかりすぎたパーマの応急処置法~
ドライヤーでゆるいパーマに
一般的にパーマは、濡れているときにウェーブが出やすく乾くとゆるくなります。それを利用して、髪を乾かす際に少し引っ張りながら乾かすと、ゆるめのパーマを作ることできます。毛先は乾かしすぎるとパサパサになってしまうので、地肌からしっかりと乾かしていきましょう。
スタイリング剤でゆるやかに
乾かしてゆるくなったパーマに「ムース」は厳禁!水分量の多いムースでスタイリングしてしまうと、ウェーブが出やすくなってしまいます。髪をほどよく引っ張りながら、柔らかめのワックスを馴染ませましょう。
アレンジでカバーする
どうしてもイメージ通りのスタイリングが出来ない…そんなときは。かかりすぎたパーマを活かしてアレンジしちゃいましょう。ストレートよりもアレンジはしやすいので、結べる長さがあればやってみる価値ありですよ。
シンプルなローポニーが華やかに
シンプルなローポニーがパーマのカールによって華やかに変身します。かかりすぎなパーマでも一つに結ぶことで広がらず、カールも活かせるのでおすすめです。
落ち着いた一つ結びアレンジ
ロングなら毛先のアレンジも楽しめます。パーマがかかっているのでアレンジしやすく、ふわふわな質感でかわいさもアップ。後ろに一つに結んだら、ねじって結んでを繰り返します。パーマの広がりを抑えるだけでなく、見た目もおしゃれなヘアアレンジの完成です。
お団子でまとめる
顔周りの後れ毛を少し残したら、後ろの低めの位置で一つに結びます。毛先はくるっとお団子になるように留めてくださいね。パーマのふわふわな後れ毛が柔らかい雰囲気を作ります。お団子にすることで毛先のパサつきを隠すことができるのも魅力です。
伝わりやすいオーダー方法をご紹介*
前途の通り、美容師さんとの間でイメージにギャップがあると失敗につながる原因に。そうならないためにも、伝わりやすいオーダー方法をご紹介します。
髪質によってオーダー方法は変わってくるので、これから紹介する内容を参考にしつつ、なりたりヘアスタイルの写真を見せながらオーダーしてくださいね。
【ポイント1 】どれくらいの強さのカールが欲しいかを明確に伝える
毛先のみでやわらかい印象に
写真のショートヘアは毛先の外ハネとやわらかい質感が印象的ですよね。このスタイルの場合は「襟足は外ハネ、前髪やサイドは毛先を流すように毛先のみかけて欲しい」という言い方がベター。地毛が直毛であれば、トップにも少しニュアンスパーマが必要になってくるので、基本は写真を見せながら説明することをおすすめします。
エッジの効いたウェーブをかけたいとき
こちらはかなり強めのウェーブ。前髪も根元が立ち上がるようにパーマをかけているのが印象的です。オーダー方法は「前髪に立ち上がりをつけつつ、全体的にウェーブが欲しい」と写真を見せながら説明しましょう。
【ポイント2】どの高さからパーマが欲しいか明確に
毛先のみ
どの部分にパーマがかかっているかも重要になってきます。この写真では、毛先のみ動きが出るようにパーマがかけてあります。もっと上からかけてしまうとボリュームが出過ぎてしまい、全く違うスタイルになるので、かけ始めの高さも写真を見せながら説明しましょう。
王道の耳上でエレガントに
耳上あたりからかけると華やかな印象に変わります。毛先のみのパーマとは違って、エレガントな雰囲気に。耳上からかけると見た目のバランスがとりやすいので、ボブ~ロングの長さがある方に人気があります。
トップからかけてボリュームアップ
髪にボリュームが欲しい方や猫っ毛の方におすすめなのが、トップからパーマをかけるスタイルです。根元がペタンコにならないので、きれいなシルエットが作りやすくなります。
それでも失敗してしまったら…
仕上がりがイメージと違ったら、基本的にはその場で美容師さんに伝えてOKです!ただ直接言いにくい場合もありますよね。どこの美容室も、だいたい1週間以内なら無料でお直しをしていることが多いので、直接言いづらい場合は電話やメールなどで相談してみましょう。
一番の原因は、美容師さんとのイメージの認識の差にあるかもしれません。なりたいスタイルの写真を見せるとで的確にイメージが伝わるので、写真が用意できるなら持って行きましょう。スマホのイメージ画像でも大丈夫です。