ヘアケアを見直して美髪を手に入れよう!
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
まずは「髪」を知ることから始めましょう
キューティクルが外的刺激や紫外線から髪を守り、その内側のコルテックスに髪の栄養成分や潤いを保持しています。そして髪の中心にメデュラがあります。
LESSON1:シャンプーの基本をおさらい
乾いた状態でブラッシングする
シャンプーをする前の乾いた状態でブラッシングをします。これによって髪の絡まりを解き、ホコリや汚れを浮き上がらせてくれます。さらにシャンプーの泡立ちも良くなるので、全体をしっかりと洗うことができます。
しっかり「予洗い」をする
シャンプーは泡立ててから
シャンプーは手のひらで一度しっかり泡立ててから頭皮につけていきます。髪を洗うのではなく、頭皮をもみほぐすように洗うのがコツです。
髪が濡れた状態で髪同士が擦れると、キューティクルが剥がれてしまう原因に。たくさんの泡を使って摩擦を減らして頭皮を洗っていきましょう。洗い終わったら十分にすすぐことも忘れずに!
ドライヤーで乾かす
濡れたままの髪は、表面のキューティクルが柔らかくなっていて摩擦などに弱い状態になっています。そのまま自然乾燥をしてしまうと髪同士が擦れあってキューティクルが剥がれ、そこからダメージが進行したり枝毛になったりする可能性大!必ずドライヤーで乾かす習慣をつけましょう。
ドライヤーをあてる前に、しっかりタオルで水分を取っておくこともポイントです。このときも擦らず、髪を包み込むように優しく水分を取ってくださいね。
LESSON2:頭皮のケア方法
頭皮は美髪を作る上で大事な土台になるところ。きちんと頭皮からお手入れすることで、健康的な美髪に近づけます。ここからは、頭皮ケアのポイントをご紹介します。
ブラッシングを習慣にする
頭皮のセルフマッサージをしよう
頭皮が硬いと血管が圧迫されて栄養が運ばれにくくなってしまいます。頭皮が硬かったりコリが気になる人は、頭皮マッサージをして血行を促進しましょう。
マッサージのやり方は、4本の指の第一関節、指の腹を使って頭皮を引き上げるように揉んでいきます。指は頭皮に密着させて地肌を引き上げるように動かすのがポイントです。
生え際から頭頂部に向けて、上へ上へと引き上げることでリフトアップ効果も期待できます。
シャンプーやコンディショナーを見直そう
頭皮にかゆみはありませんか?もしかゆみがある場合は、今使っているシャンプーが合っていない可能性も。美髪には、自分にあったシャンプー・コンディショナーを使うことも重要なポイント。
カラーやパーマなどのダメージが気になる人には、地肌や髪に優しいアミノ酸系のシャンプーやコンディショナーががおすすめですよ。
清潔な頭皮をキープしよう
頭皮環境を整えるのには清潔を保つことも大切です。汚れたまま放置しておくと、脂や汚れが毛穴につまり頭皮トラブルの原因に繋がってしまうので、日々のメンテナンスは必須です。きれいな頭皮をキープして健康的な髪にしましょう。
LESSON3:毛髪のケア方法
土台のお手入れができたら、髪自体のケアもしていきましょう。ここからは毛髪ケアをご紹介します。
アウトバストリートメントで熱ダメージの保護を
アウトバストリートメントとは、その名の通りお風呂の外で使うトリートメントのこと。ドライヤーの熱や外的刺激から髪を守ってくれる外せないアイテムです。最近はオイル系の他にも、クリームやミルクタイプなど様々あるので、自分のなりたい質感に合わせて選べます。
UVケアをしっかりと
髪に紫外線があたると毛髪内部で活性酸素が発生し、パサつきの原因になってしまいます。実は髪に降り注ぐ紫外線量はお肌の2〜5倍ほどと言われていて、お肌異常にきちんとケアをしなければならない部分。日差しの強い日は、帽子を被ったりUVケアのできるトリートメントで髪を保護しましょう。
伸ばしかけでも定期的にサロンへ
一度ダメージを負った部分は残念ながら元に戻すことはできません。伸ばしたいからと言って枝毛をそのままにしていませんか?髪の毛を整えながら伸ばすことが美髪への近道になります。髪を伸ばしかけの人も定期的にサロンでお手入れをすることをおすすめします。
LESSON4:メンタルケア『生活習慣を見直そう』
美髪にするためには、心のケアも重要です。心も身体もリフレッシュして内面から美しくなりましょう。
良質な睡眠を取る
良質な睡眠を十分に取ることで成長ホルモンの分泌が増え、髪だけでなくお肌の修復にも繋がります。寝ている間に栄養や美容成分を吸収してくれるので、表面だけでなく髪の内側からキレイになれそうです。睡眠時間を確保することはもちろん、睡眠の質が上がるようにリラックスできる香りを楽しみながら眠りについたり、心地良い音楽を聞いたり、寝る前に軽いストレッチをしたりなど睡眠環境を整えると良いでしょう。
ストレスを溜め込まない
ストレスが溜まると頭皮が硬くなって血行が悪くなってしまったり、自律神経に乱れが生じやすくなってしまったり…。自律神経が乱れると、内臓の働きが低下し抜け毛に繋がるとも言われています。ストレスをなくすことはなかなか難しいことですが、お風呂でのリラックスタイムを作ったり、お休みはプチ旅行に行ってみたりと、なるべくストレスを溜め込まないようにしましょう。
バランスの取れた食事を摂る
美髪だけでなく健康的な体作りにもバランスのとれた食事は必要です。特に美髪を育てるのにおすすめな栄養素は、タンパク質(肉・魚)、亜鉛(牡蠣・ほうれん草)、ビタミンC(柑橘類・苺)、ビオチン(豆類・きのこ)。肉・野菜をしっかりとれるバランスの良い食事を心がけることが、美髪作りに繋がります。
毎日のシャンプーも間違った方法で行っているとダメージの原因になってしまうことも。まずは基本的なシャンプーのやり方をマスターして、ぐんと美髪に近づきましょう。