これって正しいの?いまさら聞けないベースメイクの素朴な悩み
《スキンケア》編
【Q】朝の洗顔に石鹸は必要?
朝の洗顔の際、「洗顔石鹸を使って顔を洗う人」と「何も使わずお湯または水で洗う人」に分かれるかと思います。どちらの洗顔方法がベストなのでしょうか・・・?
【A】朝の洗顔は、寝ている間に分泌された汗や皮脂汚れを落とすためと言われています。ですが、皮脂の分泌量が少ない人は洗顔料を使って顔を洗うことで必要な油分まで洗い流してしまい、肌の乾燥を招いてしまう恐れがあるため洗顔料を使わないほうが良いとされています。
普段から汗や皮脂の分泌量が多く、朝起きた時、顔に油分が浮いていたり不快なベタつきを感じたりする人は、朝でも洗顔料を使って肌の汚れや皮脂を洗い流しましょう。
【Q】洗顔をするときは水?それともお湯?
洗顔をするときや顔をすすぐときの水温、肌にとってベストなのは水それともお湯?いったいどちらなのでしょうか。
【A】35度前後の「ぬるま湯」が良いとされています。
洗顔時の水温が低いと毛穴が閉じた状態のまま洗うことになるので、しっかりと汚れを洗い流すことが難しいことも。逆に水温が高すぎると、お肌の保湿成分や肌にとって必要な皮脂までもがお湯で流れやすくなってしまう可能性がでてきます。水温が低すぎず高すぎない「ぬるま湯」を使う洗顔が肌に良いとされています。
【Q】化粧水の適量と効果的なつけ方は?
【A】手のひら、またはコットンに500円玉ほどの量をとり、やさしくパッティングをしながら肌に化粧水を浸透させるように使うと良いでしょう。
それぞれに異なったメリットがあるので、どちらが自分のお肌に合うか試してみてくださいね。
1.手またはコットンに500円玉ほどの量の化粧水を出します。
2.範囲が広い頬や額を中心に顔全体に化粧水をなじませます。
3.顔全体に化粧水をなじませてからパッティングをします。
(パッティングといっても強くたたくのではなく、やさしく丁寧におさえるイメージです)
4.目元、小鼻、口周りの細かな部分も丁寧に馴染ませます。
5.最後に首筋にも上から下の順番でやさしく塗り込みます。
【Q】朝のスキンケア、乳液はなくても大丈夫?
【A】洗顔後の肌は、汚れと一緒に必要な油分も洗い流されてしまっている可能性大。化粧水でしっかり保湿した後に、乳液を使って肌に油分を与えてあげることが大切です。
乳液を使うとベースメイクがよれてしまいそう・・・という方もいるかもしれません。朝のスキンケアは少し時間に余裕を持ち、乳液が肌に馴染んでベタつきがなくなってからメイクをすると良いでしょう。
乳液でしっかりと肌に油分を与えることで、メイクが肌にしっかりと密着しメイク崩れ防止の効果も得られるとされていますよ♪
【Q】日焼け止めを塗るタイミングはいつ?
肌を紫外線から守るために、一年を通して日焼け止めを塗ると良いとされていますが、メイクをするときに日焼け止めはどのタイミングで塗るのが良いのでしょうか?
洗顔後、スキンケアの最後に仕上げとして日焼け止めを塗るのが◎。化粧下地はその名の通り、メイクの下地としてファンデーションを肌に密着させる役割があります。下地を塗ったあとに日焼け止めを塗ってしまうと、下地の効果が薄れてしまうので注意しましょう。
1.日焼け止めは500円玉ほどの量を目安にして塗ると良いでしょう。
2.手のひらに適量の日焼け止めを出し、「額・両頬・鼻・顎」に指でのせていきます。
3.この部位にのせた日焼け止めを指の腹を使って顔の内側から外へと向かって伸ばします。
4.目の周り、小鼻、口周りなどの細かな部分は指先を使って塗り忘れがないようにしましょう。
5.顔全体を馴染ませるようにまんべんなく塗ります。
《ベースメイク》編
【Q】コントロールカラーって何?塗るタイミングは?
・イエロー:肌全体の色むらを無くし、くすみを目立ちにくくカバーします。日本人の肌に一番馴染むカラーといわれています。
・ブルー :黄色っぽくくすんだ肌に透明感を与えます。
・ピンク :肌の色を健康的で生き生きとした血色の良い色味にしてくれます。
・グリーン:肌の赤みやニキビ跡のカバーに役立ちます。顔全体に塗るのではなく部分使いが◎
【Q】BBクリーム、CCクリームの違いは?
【A】BBクリームもCCクリームも、UVケア、化粧下地、ファンデーションといったベースメイク機能を備えたオールインワンベースメイクアイテムです。ささっと手軽にメイクを済ませたい人にもおすすめの、時短アイテムでもあります。
カバー力が高いBBクリーム
肌を自然に美しく見せるCCクリーム
CCクリームは、BBクリーム同様ベースメイクをひとつにまとめたオールインワン化粧品ですが、BBクリームよりも保湿効果があるものが多く、肌の色を自然に美しくみせてくれるコントロールカラーの役割も併せ持っています。
CCクリームは、美容液成分が含まれているなどスキンケアに重点をおいているため、BBクリームよりもナチュラルな仕上がりに。またテクスチャーもBBに比べると軽めになります。
意外と知らない《メイク道具お手入れ》編
スポンジやブラシなどの毎日使うメイク道具は思っている以上に汚れているもの。定期的にお手入れをすることで、化粧ノリや化粧の仕上がりもにも違いが出てきます。
お肌に直接触れるものだからこそ、清潔なメイク道具を使うことを心がけましょう!
【Q】化粧パフのお手入れ方法は?
お手入れが手軽な「シリコンパフ」もおすすめ
【Q】メイクブラシのお手入れ方法は?
メイクブラシにも、皮脂やメイク汚れが残りやすく残った汚れによってブラシ内に雑菌が繁殖してしまう恐れも。お肌に直接触れるものなのでスポンジ同様、常に清潔に保つ必要があります。
月に1回はメイクブラシの丸洗い
1.ぬるま湯200に対し、洗剤を1で薄めた洗剤を作ります。
2.洗剤液にブラシの毛の部分までを浸けて、軽く水の中で振るように洗います。
3.次に、毛先を軽くおさえるようにして洗ってから十分にすすぎます。
4.毛先を軽く手でしぼり、水気を切ります。
5.乾いたタオルで水分を取り、タオルの上に置いて風通しの良い日陰でしっかりと完全に乾かします。
今回はメイクの基本中の基本でもある「スキンンケア・ベースメイク」と「メイク道具のお手入れ方法」に関する素朴な疑問をピックアップし、お悩みを解決していきます!いまさら聞けない、ちょっとした疑問を一緒に解決していきましょう♪