出典: 大阪市を流れる、淀川の支流・大川。その川を南北に渡る、少し珍しい二階建ての橋。それが、<天満橋>です。この<天満橋>は、同じく大川を跨ぐ天神橋・難波橋と並んで『浪華三大橋(なにわさんだいきょう)』と呼ばれ、江戸時代から大阪の街で親しまれて続けているのです。
出典: 明治の終わり、天満橋の南東側に京阪電鉄・天満橋駅が開通したことで、橋の南詰め一帯が<天満橋>と呼ばれるようになりました。今は、駅直結のシティモールが、賑わう人と共に大川の流れを見つめます。
ちなみに、大阪には『天満』という駅もありますが、これは天満橋駅とは全く別の場所、別の沿線ですのでご注意!
「ややこしいけど、間違えんよぉにね」
出典: 一方、シティモールと並び、橋を挟んだ西側には、こちらも天満橋のシンボル的存在の複合ビル『OMMビル』が、ドーンと姿を現します。「なんで、OMMがシンボルなん?」というお話は、また……後ほど。
出典: 普段は、オフィス街である天満橋を悠然と流れる大川は、夏には日本三大祭り『天神祭り』船渡御の舞台にもなります。そんな天満橋の、オフィスビルの合間に見つけた味わい深いカフェたち。「今日は一人のんびり、ランチでもしよかなぁ♪」
「初めてやのに、なんか落ち着く」そんなお店に出会えたら、人生ちょっと得した気分♪
出典: たまたま道を歩いていて、偶然こんなお店を見つけたら、それだけで幸せな気分になりそうな、そんな外装のお店<カルヴァドス>。『隠れ家』という名前もピッタリです。
出典: 『Calvados(カルヴァドス)』は、リンゴが原料のフランス産のお酒の名前。だからでしょうか?可愛いのに落ち着いた雰囲気の店内には、リンゴの装飾が見られます。リンゴのような赤色をしたタイル貼りのテーブルがとてもお洒落です。
出典: ランチメニューは、パスタとパンとサラダがセットになった『季節のパスタ』のみですが、大川の季節ごとの風景を楽しみながら旬をいただくのがいいですね♪
出典: こちらが、セットのパンとサラダ。これ、なかなかのボリュームです!
「他のメニューも食べたいねんけど?」と思ったら、次はぜひ、夜にお店を訪れてみてください。イタリアン、スパニッシュ、フレンチの多彩なメニューと、お酒の種類もとっても豊富に揃っていますよ。
天満橋 / イタリアン
- 住所
- 大阪市北区天神橋1-1-1 中塚ビル 1F
- 営業時間
- [月]
定休日
[火]
12:00 - 14:00
18:00 - 23:00
[水]
12:00 - 14:00
18:00 - 23:00
[木]
12:00 - 14:00
18:00 - 23:00
[金]
12:00 - 14:00
18:00 - 23:00
[土]
12:00 - 14:00
18:00 - 23:00
[日]
12:00 - 14:00
18:00 - 23:00
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 天満橋駅を降り、大川に掛かる橋を北側に渡ってすぐ。このノスタルジックな雰囲気が溢れる緑のドア<カフェトキオナ>が迎えてくれます。
出典: 『Tokiona(トキオナ)』とは、スペインとフランスのバスク地方でのみ使われている言語、『バスク語』で『気持ちの良い場所』という意味。ドアの向こうには、オーナーこだわりの寛ぎの空間がありました。
出典: スタッフイチオシのランチメニュー、自家製生姜シロップを使った『アップルジンジャーポーク』。こちらはそのポークと有頭エビフライ、ハンバーグなどの贅沢大人様プレートです♪
出典: 『Tokiona』にはもう一つ、『甘いもの好きが集まる場所』という意味もあるのだとか。人気No.1はキャラメリゼしたナッツが美味しい濃厚チーズケーキです♪
出典: そしてもう一つ、トキオナの超人気メニューはこの『もちふわ厚切りバタートースト』。系列店でもあり、同じ天満橋にある人気のパン屋さん<コバトパン工房>の厚切りトーストを使ったモーニングメニューです。早起きをした日は、ぜひコチラも!
「アッ!と言う間に売り切れるから、早よ来てね」
Boulangerie gout (ブランジェリー・グー)
出典: ジュエリーブランドの路面店を思わせるような、シックでお洒落な佇まいを見せるのは、カフェ併設のパン屋さん<Boulangerie gout(ブランジェリー・グー)>。『Boulangerie』はフランス語で『パン屋』。<パン屋グー>というと、なんだか可愛くなってしまいますね。
出典: 自家製カレーパンやピロシキ、お野菜タップリのお惣菜パン、そして、フルーツタップリのケーキのようなデニッシュまで、あれもこれも……
出典: 出典: 決められない時は、併設のカフェでゆったりいただくランチと、残りはおやつにテイクアウト。毎日通っても通い足りないブーランジェリーです。
谷町四丁目 / パン
- 住所
- 大阪市中央区内本町1-1-10 リンサンビル 1F
- 営業時間
- [月]
07:30 - 20:00
[火]
07:30 - 20:00
[水]
07:30 - 20:00
[木]
定休日
[金]
07:30 - 20:00
[土]
07:30 - 20:00
[日]
07:30 - 20:00
■ 営業時間
イートインは19:00まで
■ 定休日
第1•第3水曜
- 定休日
- 木曜日
- 平均予算
- ~¥999 /¥1,000~¥1,999
データ提供: 「この辺、メッチャ、カレー屋さん多いのん知ってた?」
実は天満橋周辺は、知る人ぞ知るカレー店の激戦区!とっても個性豊かな、ココでしか食べることの出来ないカレーに出会えますよ。
出典: カレー専門店<ハッピースプーン>の目印は、この愛らしいロゴマーク。お店はビルの2階にあるので、階段下に居るこの子を見つけてね。
出典: 階段を上がると目に飛び込んでくるのが、真っ赤なドアと大きなボタンみたいなドアノブ。
「なんか、ドア見ただけでもワクワクせぇへん?」
出典: ドアを開ければ、赤と白で統一されたポップな店内がお出迎え。一気に、気分はアメリカン!?「でもココ、インド料理店やでー」
出典: ハッピースプーンの代表メニューは、『ほんのり白いスパイスカレー』。見た目は優しくても、口の中ではスパイスがしっかりピリッと主張します。
出典: そしてもう一つ。白いカレーも食べたいけど、日替わりカレーも食べたい!「メッチャ悩む……」という時には、ハーフ&ハーフでどっちも食べることが出来る『あいがけカレー』がお勧め。「得した気分やな♪」
※こちらのお店は2016年3月に閉店しました。
出典: 軒先から優しい雰囲気を醸し出している<キッチンはるにれ>は、全国でも珍しいスープカレーの専門店です。ランチタイムのみの営業時間は、いつも近くで働くOLさんたちで大賑わい。
出典: 素揚げされ、旨味を増した大きな緑黄野菜がゴロッゴロ!色の鮮やかさも倍増です。もちろん、お肉もゴロン♪こちらは豚の角煮ですよ。
出典: ご飯にレモンが添えられているのに気づきましたか?これは、半部程度食べた後にご飯にかけると、お口直しになるんだとか。「さっぱりして、ええ感じ♪」
出典: 古いヨーロッパ映画のワンシーンのように現れたその場所は、間違いなくカフェ<星霜珈琲店>。自分を主張する大きな看板もなく、ともすれば見落としてしまいそうなほど、静かに佇みます。「シャッターが下りてへんかったら、営業してるよ!」
出典: 店内もやはり、モノトーンで纏められたシックな装い。柔らかな間接照明の光が、木の暖かみを存分に伝えています。
出典: 淹れたてのコーヒーの香りが満ちる中、時間の流れを忘れをしまいそうになります。
出典: そして、ここでもカレーがいただけます。
こちらはひよこ豆と生姜のカレー。
出典: カレーの後には甘いスイーツを一緒に♪
現実の慌ただしさから離れて、ほんの一時のまろやかな時間を過ごしたくなったら、訪れてみてください。
「美味しいランチで満足したし、ほな、帰ろか?」
なんて、そんなもったいない!せっかくだから、夕方から夜にかけての<天満橋>の絶景を見逃さないでください。
出典: 天満橋から西側を見ると、大川の流れの向こうには中之島のビルやライトアップされた天神橋が見渡せます。近づく夕闇とのグラデーションが、そのシルエットを際立たせます。
出典: そして、これがシンボルたる所以。ガラス発祥の地ともいわれる天満橋らしく、総ガラス張りで建てられた『OMMビル』に、夕景の空が見事に映り込みます。"マジックアワー"の言葉通り、異世界に吸い込まれてしまいそうです。
出典: とっぷりと日が暮れたら、最後は<天満橋>を眺めてください。『天が満つる光の架け橋』をコンセプトにした美しいバイオレットのライトアップ。
「今度は、大切な人と一緒に来たいなぁ♪」
大阪市を流れる、淀川の支流・大川。その川を南北に渡る、少し珍しい二階建ての橋。それが、<天満橋>です。この<天満橋>は、同じく大川を跨ぐ天神橋・難波橋と並んで『浪華三大橋(なにわさんだいきょう)』と呼ばれ、江戸時代から大阪の街で親しまれて続けているのです。