木材の中心になる部分に鉛筆で印をつけます。木材を2枚重ねて、マスキングテープでずれないように固定したら、電動ドリルで中心に穴をあけます。

穴の中心にあわせて、裏側にムーブメントをあてます。その周囲に鉛筆で少し大きめの枠をとります。

マスキングテープをはずして、枠をつけた裏側の木材の印にそって糸のこぎりでくり抜きます。

ウエスに塗料を染み込ませて色を塗り、乾いたら2枚の板を接着剤でくっつけます。

このとき、クランプ（clamp）という材料を固定する工具があれば、それを使うとしっかりと固定できます。

2枚が接着し、よく乾いたら先ほどくり抜いた箇所にムーブメントをスパナを使用して取り付けます。

電池を入れて時刻を合わせます。シンプルだけど温もりのある素敵な時計の完成です。

１から時計を作るのは大変そうという方、100均の時計を可愛くリメイクしてみませんか？ベースが出来ているので、簡単にオリジナルの時計が作れますよ。

《用意するもの》
スマホ
100均などで売っている壁掛け時計
工具類

《作り方》
時計の背景に使いたい画像を撮影し、写真をプリントしたら時計の大きさに合わせて切り抜きます。

あとは100均ショップの時計を分解して文字盤を入れ替えるだけ。ペットの写真や旅先の風景、また季節に合わせて背景をかえれば、お部屋に簡単に季節感を演出できそう。

ターナーミルクペイントのヘンプベージュをスポンジに付け、優しくたたくようにしながら時計の文字盤に色を付けます。針や秒針に着かないようにマスキングテープなどを貼っておくと◎。枠は、ターナーのインクブラックとビンテージワイン、粘土絵具アンティークゴールドの３色を使用してアンティーク感を演出します。

最後に文字盤を書けば完成♪アンティーク感を出すだけで、とても100均とは思えない時計に重厚な趣が生まれます。

あれ？どこかで見たことがある！という方、実はこちらはフジテレビで毎週日曜に放送している『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』のセットにも使用されているハンドメイド時計なんです。

こちらを作られたクリエイターの TAOMEさんは、2015年11月よりハンドメイドのウォールクロックを販売されており、どの作品もあたたかみと遊び心のある素敵な時計ばかり。

シンプルな濃いめの壁に配置すると、スタイリッシュな雰囲気に。見た目のオシャレさだけでなく、よく海外旅行に行かれる方や、海外に家族が出張や赴任されているおうちにもピッタリですね。

見ているだけで癒されそうな、短冊状の薄い木の無垢板で作られた掛け時計。こちらを制作されたmorkさんは、お一人で活動されているのではなく、家具職人の方を中心に9人で活動しているクリエイター集団の方々だそう。

作品はどれも無垢の木にこだわり、天然塗料で仕上げているだけあり、こちらの掛け時計もチーク、ブナ、トチの無垢材を使用し、着色はせずに木の種類の違いで色味の違いを演出しています。

さらに制作工程で接着剤を使用していないので、軸を中心に様々な形に変えて使用できるそう。その日の気分やお部屋に合わせてオリジナルの形にするのも楽しそう♪

なんだか見ているだけで懐かしい気持ちになるこちらは、作品名からも分かるように、パネルに黒板を使用した掛け時計なんです。

見えない部分も手を抜かずしっかりと作られている掛け時計。こちらを制作されているクリエイターのSOETACRAFTさんは、システムエンジニアの仕事をされていたそう。しかし、夢だった木工の仕事をするために2000年に家業の木工所を継ぎ、以来、“見ているだけで心が和む、使っていると心が豊かになる”をコンセプトに木工製品を製作されています。

こちらの遊び心あふれる黒板掛け時計も、機能性、デザイン性だけでなくコンセプトのように見ているだけで心が和んできますね。