雑多な印象になりやすいものは壁の隙間や扉の裏など、見えないところに収納すると整います。

100均などで手軽に購入できるミニサイズの強力マグネットは、何かと使えて便利。爪切りの裏に付ければ、冷蔵庫にピタッと貼り付けられるので迷子になるのを防げます。同じ方法で印鑑に接着し、玄関のドアにスタンバイさせておけば荷物の受け取りも楽チンです。

テレビの裏側もアイデア次第で収納スペースとして活用できます。こちらはセリアのマグネットケースに、DVDのリモコンやケーブルなどをまとめています。外側から見えないので見た目がすっきりするだけでなく、ホコリの防止にも。掃除のときはケースの上から、はたきやモップで取り除くだけでOKなのが嬉しいですね。

キッチンの壁面がマグネットになっているなら、くっつくタイプのタオルホルダーを取り入れてみては？キュッと押し込むだけなので、フックにタグを引っ掛けるより簡単です。一日に何度もおこなう動作は、ほんの少しの手間をなくすことでグッと楽になりますよ。

くっつけて浮かせる収納はマグネットだけではありません。マジックテープも何かと使える優れもの。設置場所やリモコンと同じ色を選ぶと目立たず、すっきり仕上がります。

エアコンのリモコンにもマジックテープが活躍します。給湯器やモニターフォンと一緒に壁に設置して、整った印象に。きちんと定位置があれば「リモコンどこだっけ？」と探す時間がなくなります。簡単に剥がせるので賃貸の人にも、ぴったり。

無印良品の「タグツール・テーブルフック」を使った浮かせる収納。開いてテーブルに取り付けるだけで、バッグの定位置が完成。「帰宅後つい床やソファに鞄を置いてしまう」という人にぴったりです。これなら掃除機やモップ掛けもスムーズにおこなえますね。折り畳めばコンパクトになるので自宅だけでなく、外出先でも活躍します。

カレンダーはバインダー、メモ帳はクリップに挟んでフックで壁に掛ければ空間を有効に使えます。机やシェルフの上に置いたままだと場所を取る、プリントや書類にもおすすめの方法です。

意外と収納場所に悩む洗濯ネット。フックに引っ掛けて吊しておけば、自然乾燥できて衛生的。脱いだものをまとめたら洗濯機に、そのままポイッと放り込めるのが嬉しいですね。

浮かせる収納は、水気が溜まりやすい石鹸にも最適です。セリアの泡立てネットはフック部分が一体化しているため、自身でS字フックを用意しなくてもOK。購入したらすぐに引っ掛けられます。サイドから石鹸を出し入れできるので、吊りさげた状態で動作が完結するのも嬉しいポイントです。

シンプルなフックにお家の形の小物を両面テープで張り付ければ、世界に一つだけのキーフックが完成。モダンやナチュラル、北欧風などインテリアのテイストに合わせて、モチーフを変えて楽しみましょう。

こちらは塗るだけでアイアン風に仕上がるペンキを使ったアイデア。定番の白いマグネットフックも雰囲気たっぷりの仕上がりに。色と質感が変わるだけで高級感がアップします。